タイポグラフィーも、素晴らしいと思う。
字は、それだけで美しいから。
しかし、よく見て。
自然の中に、あらゆる模様が隠れてる。
この模様が、いつも眼に飛び込んできて、美しいと思うのです。
今日も、曇り空で、ぜんぶ灰色のような景色だったのですが、ふと見上げたら、桜の木がすっごく美しいコントラストを見せてくれていました。
ありがとー。
社会も、世界も、人生も、ご奉公も、それが種の話なのか、育て方の話なのか、収穫の話なのかで、全く違う。
根っこの話なのか、幹や枝の話なのか、花々の話なのか、違うのよ。
とにかく、種の話と、根っこの話をしたいと思いますし、その大切さを感じたいし、伝えたい。
何事も、たねなの。
いい種を蒔けば、いい。
悪い種を蒔けば、よくない。
いい種まきをするしかない。
種まきだから、すぐに結果は出ない。
いい種まきができていたら、きっといい芽が出ます。
悪い種を蒔いていたら、ちょっとの間は大丈夫でも、きっと悪い芽が出てきます。
今日、少し昭和史について読んでいたのですが、次々に出てくる芽に対して、次々に対策を講じたという話ばかりで、その途中から見ても、何も見えてこないと思ったのでした。
いつも、そうなのだと思います。
そうならないように、こういう普遍的な法則を、自分のモノの見方や、ご奉公や、人生に当てはめてみたら、いいですね。
種と根っこ。
ここ、大事。
それにしても、美しい模様に囲まれて生きている僕たちは、幸せですな。
1 件のコメント:
ありがとうございます。
ことしの伊那谷は、日照不足でコメの作柄はよくありませんでした。
まだ葉が青いうちから刈り取らざるをえず、乾燥に時間がかかると農家は困っていました。籾米30キロ8千円。買い取り価格が数年前の3分の2に下がったのに、乾燥にかかる電気代燃料代は、2割以上も上がりました。米作農家から大きなため息がもれています。
しかし今、これからの長く寒い冬をひかえ、刈り取った稲株が乾いた田んぼで、土起こしが急ピッチで行われています。すでに来年のための土作りです。肥料をまいている農家もあります。先日の副住職の御法門にもございましたように、コメを作るにも野菜を作るにも、まずは土作りが肝要です。不作であろうと採算が合わなかろうと、それは農家にとって欠かせない作業なのです。
伊那谷の農家も、ごたぶんにもれず、高齢化が進んでいます。農地をまもること、それが国土防衛の基本であることを、実感せざるをえませんね。
合掌
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