「お茶の葉利用
日本のほとんどの家庭にある日本茶は飲むだけではありません。
昔から飲んだ後の茶ガラは掃き掃除に使われてきました。よく絞り水気をとって部屋にまいてほうきで掃くとホコリが立たず汚れが取れます。また掃除機の後から出る嫌な臭いにも同様の茶ガラを吸わすと嫌な臭いは消えます。
茶ガラをフライパンで焦げない程度に炒った後、小さな穴を開けたポリ袋などに入れて、冷蔵庫や食器棚の中に置いておくと脱臭剤としての効果があります。
魚を焼いた後に残る生臭いにおいは、まだ魚網が熱いうちに網の上にお茶の葉ひとつまみ落とすと、お茶の子香ばしい香りで臭いはなくなり、手に生臭さが残っている時はフライパンにひとつまみ入れて焦がし、その時に出る煙に手を当てると臭いは消えます。
しけて味も香りもなくなった緑茶は、フライパンに入れて弱火で軽く炒めると一風変わった「ほうじ茶」ができあがります。
古くなったお茶の葉を、ガーゼや細かい目の袋に入れてお風呂に入れれば、ビタミンにより肌が生き生きし、お茶の香りでリラックスできます。浴槽によって茶渋がつきますので、時々風呂用漂白剤で掃除してください。
ミルで、じゃこ、昆布など好みの食材にお茶の葉を少量入れ、さっと挽いてごはんのふりかけに。チャーハンや、ピラフにも利用してドライフードとして活用できます。
植木用に茶ガラを土に混ぜたりすると植木が元気になり緑色が映えてきます。
その他、スモーク料理に、お茶をいぶして部屋全体の臭い消しに、鉄ビン・鉄など茶ガラで拭くとさびにくくなり、お茶でうがいをすると殺菌作用が働きます。
お茶には、カテキン、カフェイン、テアニン、ビタミン類など、人間の健康によい影響を与える成分が多く含まれ、多様な効果・効能があります。」
ぜひ、試してみてください。
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