2024年5月24日金曜日

6年越しの夢
















この6年間、願い続けていた歴史的なお助行をすることが出来ました。


南米ブラジルと、北米のアメリカ。2020年、相互の交流を促すために、計画されていたロサンゼルスへのご講有巡教にブラジルから団参いただきたいとお願いしていました。


残念ながら査証の問題があったり、コロナ禍でご講有巡教そのものがキャンセルされたり、実現できませんでした。


しかし、今回はじめてサンフランシスコ在住のブラジル出身のご信者さまのお宅にお助行できることとなりました。コレイア清行師が連絡をしてくれて、ロサンゼルスの法要の前後でずっとWhatsAppでスケジュールを組んでいました。


淳子さんにもご同行いただき、お伺いすることが出来ました。ファビオさんはブラジル・サンパウロ日教寺に所属している立派なご信者さんで、昨年は日本にも旅行に行き、京都の本山にもお参りなさったそうです。


奥さまと子どもたち2人。みんなで私たちを待っていてくださいました。ご宝前も立派に荘厳されていて、何よりも異国の地で暮らす方々がそうであるように、ご信心を深く大切、暮らしの中心に置いておられる。


お天目、おしぼり、手作りのご供養、何もかもが立派なご信心の姿で、こちらの頭が下がりました。超一流の世界的企業にお勤めされていて、最近自分のビジネスを立ち上げられたとのこと。今こそ大切な時期で、お助行できたのは最高のタイミングでした。


本当に素晴らしいご家族で、心から感動しました。子どもたちもかわいくて、礼儀正しくて、一緒にお参りしてくれました。アメリカでの勉強も頑張っているそうですー。


アメリカにはブラジルからお仕事で在住している方々がたくさんおられます。南米ブラジルHBSの歴史は116年。そこには何世代にも積み上げられ、培われたご信心の歴史があります。アメリカのHBSメンバーとブラジルHBSのメンバーが交流すれば、きっと素敵な輪が広がります。


ビルさんやレナードさんが亡くなられて心寂しい中、立耕師や淳子さんとファビオさんがお互いに連絡先を交換してくださり、これからの未来が楽しみになりました。このアメリカの地でも、しっかりとご信心、お参詣、ご奉公していただきたいです。


次の機会には必ず素晴らしい体験談を聞かせてください、と語り合いました。本当に、歴史的な、ありがたいお助行となりました。ありがとうございます。


今日はこれからバーバラのお宅で御講を奉修させていただきます。淳子さんもバーバラも、先週の土曜日からサンフランシスコとロサンゼルスを車で往復したり、結局ずっとご奉公してくださっています。本当に、ありがたいです。


ありがとうございます。

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