2009年7月24日金曜日

ゲリラ豪雨

 先日、恐ろしい土石流がお年寄りの施設を直撃し、不幸にも多くの方々が命を落とされた。「ゲリラ豪雨」とは聞いていたが、本当にどこで起こるか分からない。映像で見る限り、非常に綺麗な施設と濁流のコントラストが何とも不自然で、言葉にならない恐怖を感じる。近代的な施設に押し寄せる自然の猛威とでも言うのだろうか。
 防府市に別院のある呉・妙泉寺の藤本御導師にお伺いしたところ、何とかご信者の方々は大丈夫であったとのこと。詳しい情報は追ってお聞きしなければならないと思うが、別院は被災地域からは離れているとのこと。後は引き続きご信者の皆さまの安全の確認をされるとのこと。ご信者さんに限らず、被災した地域では不安な夜を過ごされている方々がたくさんおらえると思う。本当に、お見舞い申し上げたい。
 そうしたニュースを聞いていると、新幹線が遅れているとのこと。青少年の一座が行われる九州北部を、なんと1時間に100ミリを越す豪雨が襲ったという。すでに、長崎市などで亡くなられた方が出ているようだし、大分でも小学生が増水した川で溺れてしまったというが、何とも恐ろしい。まさに、青少年の一座が開催される福岡市でも1時間に120ミリの雨というから、本当に心配だ。ライトをつけたまま水没したの写真も配信されていた。大丈夫か。
 今日、被災した防府市では「1時間に30ミリの雨が降る恐れがある」ということで避難勧告を出していた。21日の記録的な豪雨も1時間に70.5ミリとのことだから、九州北部は先日を上回るゲリラ豪雨に見舞われたことになる。
 立正安国論上奏750年の御正当。本当に、いろいろなことが起きる。十分に注意して過ごしていただきたい。防府市の被災した方の家に空き巣が入って、ノートパソコンなどが盗まれたという事件があったようだが、これを聞いて、憤るというか、本当に、世にも恐ろしい犯罪、そういう社会になっていると痛感した。

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