2009年7月26日日曜日

蝉の脱皮は、命の神秘

 昨日のバーは、この蝉の脱皮によって、さらに感動的なものになった。僕は、目の前でこんな神秘的な生命の営みを見たのははじめてと言っていいくらい。すごい、すごいなぁ、と、ただただ感動。
 清従師が、連続写真を撮ってくれていた。さっき、それを簡単にビデオにまとめてみた。You tubeにアップしてみた。写真にあわせて勝手に乗っけてしまったRed Hot Chili Peppersの「Otherside」という曲は著作権があるから聴けない。当たり前だ。申し訳ない。
でも、この生命のすごさを感じていただきたい。このタイミングで、こうしたことを、わざわざ目の前で見せてくださるのも、私にはサインだと感じる。教えてくださっているのだなぁ、と感じた。
 蝉の命は一週間といわれる。ところが、この誕生、この脱皮は、本当に、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと進んでいった。こんなに、生命はすごいんだ、生まれるって、すごいんだ、と思った。ありがたい。
 彼の誕生に出会えて良かった。本当に、永遠の時間の中で、奇跡の出会いなんだ。こんなに、貴重な、わずかな生命の時間が重なった。彼の、誕生の時に、立ち会えたこと、感謝、感謝。


2 件のコメント:

miichan さんのコメント...

ありがとうございます。

8月号の<ちいさなかがくのとも>は<とくべつなよる>という蝉が土からこの世にでてきて蝉になるまでのお話です。

先日、蝉の幼虫が土から出て歩いて木に向かっているところを発見しました。絵本で呼んでいたこともあり、息子はすぐに、蝉の幼虫とわかり、捕まえました。太めの葉っぱつきの木の枝を、大きなペットボトルの中にいれて羽化を待ちました。子供たちの起きている時間には羽化せず、翌朝は普通の蝉になっていました。それでも、子供たちは大喜びでしたが、羽化のあの、神秘的な瞬間をみせてあげたかった、みせてあげたい、、と願っていました。

そうしたら、ご住職ブログに蝉の羽化が!!!!親子で朝から何度も拝見しました。ありがとうございます。ありがとうございます。ご住職ぶろぐを、私のブログに紹介してもよいでしょうか? (朝、蝉を逃がしたら、元気に羽ばたいていきました)

Seijun Nagamatsu さんのコメント...

ありがとうございます!よかったぁ、子どもたちの勉強にもなったのなら。そうだ、僕も自分の子どもに見せなければ。見せていませんでした(笑)。
ありがとうございます。

遺嘱伝承の儀式

7月2日、京都本山宥清寺ご宝前において木村日覚上人が髙須日良上人より遺嘱を伝承され、佛立第27世ご講有にご晋位なされました。 昨日は宗門要路の方々ご参列のもと、厳かに「本門佛立宗第二十七世講有・本山宥清寺第六十八世住職遺嘱伝承の儀式」が奉修され、私たちは各部署に分かれてご奉公させ...