生まれてくる命。それを迎えるご両親。ご親族。御法さまに御礼を言上するとともに、これからの無事養育成長をご祈願させていただく。強く、明るく、正しく、と。御法さまのお見守りの下で、健康にすくすくと育っていただきたい。本当に、まずは健康に。そして、いい子に。
よく言われることだが、日本人にとっては、生まれた時は神社で初参り、結婚式は教会、お葬式だけお寺というのが多いケースらしい。これが一般的だというのだからスゴイ。最近は、一神教の信仰と比較してか、そういう風潮を「日本人はそういう曖昧さがいい。八百万の神を敬う」という人もいる、いや、一神教的な発想ではなくても、神社、教会、お寺と流れていくだけではダメだと思う。本当のお寺は、死んだ人のためだけにあるのではなく、生きている人が集い、生きている人のためにある。「ゆりかごから墓場まで」という言葉があるが、本当に、人生の最初から、最後まで、その先まで、共にあるのが本当のお寺。言葉が足りないかなぁ。真実の仏教とは、本当にありがたいのだ。
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