今日は日曜日。スリランカのセンターに於いて、それぞれ2席の御講を奉修。特に、午前中の御講ミーティングは400名を上回るお参詣者で、ガレージや中庭にもイスとスクリーンを用意してご奉公させていただいた。ここまで溢れかえったというのは初めてのようで、スリランカの北部のヌワラ・エリア、南部のゴール、マータラ、カタラガマなど、様々な地域から参集してくださった。
遠くからのお参詣というので驚いたのは、昨日の夕方に寄らせていただいて、一座の口唱会を行ったマドゥカンダ・ワラニアのダラダービハーラからも多くのHBSのメンバーがお参詣していた。聞いてみると、あの時間から電車に飛び乗ってコロンボを目指したのだという。この御講のために。私たちも車で帰ってきてベッドに入ったのが2時を過ぎていたのだが、それ以上に過酷な状況でお参詣してくださっていたとは(汗)。ありがたいなぁ(涙)。
コロンボのセンター、御講の朝となると、お助行に通った方々の顔が見れてうれしい。朝のご供養もサーダニーが作ってくれたのだという。彼女自身が申し出て、今日は大切な試験だというのに、「試験のため御講にお参詣できないのですが、せめてご供養をと思いまして」と言っておられた。本当に有難いなぁ。サーダニーのことはブログでも書いたことがあるが、ゴールの親会場の御戒壇を、お父さまのご回向のために建立御有志された女性である。ご主人はスキューバダイビングのインストラクターで、この前は紅海からメールをくれた。それぞれ、とても献身的なご信者さん。
9時半からの御講席。開始前に、センターの中の、ありとあらゆる場所に人が座っておられた。青年会のディリーパやカスン、デュランが用意してくれて、今日はマイクとスピーカー、薄型テレビ、ガレージや中庭にもイスが配置されていた。子どもたちは、外に座るように言われていたのかな?大勢の子どもたちが、いっぱいお参詣してくれていた。
今回、小野山師にスピーチをしていただきたいと思い、彼に準備をしてくれるように頼んでいた。是非、こうした機会に、この御講で、こうしたご信者さんを前にして、お話をしていただきたいと思っていた。前回、清顕にもさせたのだが、本当に有難いご奉公になる。だから、今回は是非とも小野山師にしていただきたいと思っていた。
素晴らしいスピーチだった。英語も、本当に上手で、ビックリした。やはり、人は、場所と機会によって成長してゆくのだ。慣れが一番怖い。「みんな自分を知っている人たち」という中では、成長することが極めて難しい。リスクはあるが、外に出てご奉公させていただく中で、いろいろなことを身につけ、改良し、成長していける。批判があるかもしれないが、出て行くしかない。今回、小野山師に来てもらって、本当によかったと思う。ちょっと無理矢理誘ったかな(汗)。
小野山師は、8年前の草創期に福岡御導師の随行でスリランカを度々訪れ、ご奉公されていた。彼を知っているメンバーも多い。津波支援の時にも、清康師や清顕(当時は隆二くん)と一緒に、スリランカご奉公の先輩として活動くださった。今回、5年ぶりのスリランカ。彼は、以前のスリランカを知っている一人として、感激を言葉にしてくれていた。当時は親会場もなかった。それが、今では、こんなに大勢のお参詣があり、素晴らしい親会場も建立できた。本当に素晴らしい、と。彼の言葉によって、ご弘通が本当に進展したことを実感した。それにしても、英語、うまかった(汗)。
その後、今回の御講ミーティングの御法門。シニア・メンバーからのリクエストもあり、今回は少し厳しい御法門となった。というのは、理論的な御法門でも、エモーショナルなものでもなく、信心をする者の気をつけねばならぬ点、戒め、などについて。難しいことだ。
スリランカの方々は、本当に速やかに現証の御利益を感得する。昨日のセッションでも、そうだったのだが、初老の女性が「御本尊を奉安していただいてから、もう家の中がベネフィットで溢れている」と語り、青年が「ご信心をして半年ですが、信じられないような御利益をいただいて驚いています」と語る。それぞれ立ち上がって発表してくれるほどだ。
それはそれで有難い。しかし、「その後」について説いて欲しいというのだ。御利益が早いが、その後しっかり続くように、どっちの方向に行ったら良いのか、しっかりと教えてください、というものだった。いろいろな角度からお話をさせていただいた。ここで、今は書けないけど。とにかく、本当に有難い御講席だった。
2席とも、無事に御講が終了し、センターに帰ってきました。クタクタです。ちょっと、ボロボロです。30分の夕方のお看経も終わりました。これから、夕食。ミランダさんやご奉公者全員で一緒に食べます。本当に、有難いことです。
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