2007年5月26日土曜日

ユキノシタ

 妙深寺の境内には小さな、さまざまな花が咲いている。

 この花の名前は「ユキノシタ」。私も黒崎さんに教えていただくまでは知らなかった。妙深寺の法城護持をしてくださる方々は、新設された施設部で10名以上が森や池、境内地の草木などを丁寧に剪定してくださっているのだが、中でも黒崎さんは細かく配慮をしてくださっていて、小さな小さな季節の花を、そっと育ててくださっている。

 黒崎(とし子)さんは、地域で子どもたちのために「食育教室」もされていて、共働きのご家庭で、一人でしかご飯を食べられない子どもたちを集め、お食事を作ったり、食べたり、食べながらマナーを教えたり、心と心のふれあいで丁寧に子どもと触れあっている。我が家の子どもも、昨日はとし子さんにお世話になって、ウォーター・ペインティングを勉強させてもらっていた。まさに、「情操教育」のなんたるかを教えていただいている。

 子どもたちと丁寧に触れあうように、草木と会話するかのように育てているとし子さん。境内地の小さな石の間を見てみると、「ユキノシタ」のように素晴らしい花を見つけることが出来るのも、とし子さんのお陰なのだ。

 昨日の雨から一転して快晴となった今日。今日は施設部の方々が全員出仕してくださり、境内地を丁寧に剪定してくださる予定だ。既に何人かの方々がお参詣されている。有難い。森に「妙深寺」の大きな看板も立ててくれるという。

 子どもたちもお参詣しているので、受付のロビーから子どもたちの遊んでいる声が聞こえている。

0 件のコメント:

桜、ありがとう🙏

御教歌 楽しみは さかぬ間にあり 桜花 さけばちるてふ をしさかなしさ 今年の桜も、ありがとうございます。日本列島を桜色に染めながらゆっくりと北上してくれる桜。感謝というか、手を合わせたくなります。 陸前高田の一本桜、小岩井農場の一本桜、弘前城の桜、いつか桜前線を追いかけたい。...