第二会場では、法要が始まる直前まで秋山ご住職が導師役を清潤にと再三言っておられましたが、秋山ご住職でなければ絶対に駄目だと言って固辞しました。ご奉公は断ってはいけないが、今回は特別です。
たくさんの残酷な別れを強いられた東日本大震災だったけれど、この一年を振り返れば同時に多くの出会いがあった、と秋山ご住職がお話していました。
秋山ご住職のご奉公によって結ばれた陸前高田でのご縁。この地に本門の御題目が刻まれた大塔婆が建立され、御題目の声が響き渡るようになったのも、そうしたご奉公の積み重ねによるものでした。
秋山ご住職が唱導し、回向供養の言上をされることが、東日本大震災で亡くなった方々に通じ、ここに参集した全ての人が納得し、これからのご弘通に繋がり、御法さまも速やかに納受くださると信じます。
ですから、今日はお勤めください、後ろでしっかり支えます、その他のサポートもしていくから、今日だけは頼みます、と申し上げた。
嗚咽の混じる真心のこもった言上に、また涙が溢れました。これが本当です。これでよかった。素晴らしかった。
とにかく、無事に陸前高田での一周忌慰霊法要が終了しました。ありがとうございました。
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