2026年4月29日水曜日

立教開宗記念日の虹



朝7時から12時まで一万遍口唱会でした。本当に、ありがたいです。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経とお唱えするだけ。これだけ。でも、これが本当に、ありがたい。言葉に代え難いです。


宮沢賢治さんの、菊池信一氏宛ての手紙の中にある言葉。


「南無妙法蓮華経と唱へることはいかにも古くさく迷信らしく見えますがいくら考へても調べてもさうではありません。 

どうにも行き道がなくなったら一心に念じ或はお唱ひなさい。こっちは私の肥料設計よりは何億倍たしかです。 」


御教歌

「しるや人 しらぬやあはれ妙法に もたれ唱ふる心やすさを」


一万遍口唱会の後、そのまま13時から大切なご面会、14時半に出発して15時にお助行、お寺に戻って準備をして、二人の息子と人生でこんなことがあるのかという、今生人界のありがたい会合に向かいました。お招きいただき、本当にありがたかったです。


普段ほとんど忙しくて話をしていないので、第三者の前では思いがけない心の内を聞けたりして驚きます。素敵な大人になってくれてうれしいです。


今日もとにかく過密で大切な一日、これ以上ないほど大切な立教開宗記念日に、得難いご奉公の一日でした。


先日、ESPN時代に大変親しくさせていただいていたDANさんが博くんのお墓参りに来てくれました。懐かしい話に花が咲きました。


DANさんを見送った直後、妙深寺の空にこれ以上ないほど大きな虹が出ました。虹が出たのはあれから2度目。そう、博くんの葬儀以来でした。


あのな、そんな演出いらんねん。つい頭に来ながらも、妙不可思議な生命と自然の力について感動しました。


ありがとうございます。

2026年4月28日火曜日

立教開宗記念日

 




4月28日、今日は立教開宗記念日でした。


建長5年(1253)、日蓮聖人は清澄山の頂から初めて「南無妙法蓮華経」と御題目をお唱えになられました。満773年、第774回の立教開宗記念日です。


その特別な日の朝、妙深寺に、佛立青年教務会の御講師方6名が激励のお助行にお越しくださいました。


会長の遣田信清御講師をはじめ、青年教務の皆さまが、心を込めて御題目をお唱えくださり、妙深寺の教講一同に大きな力を注いでくださいました。


遣田会長の御法門、ありがたかったです。昨日はお母さま、真里奥さまのご命日で言上させていただいたばかりでしたので、とてもありがたく胸がいっぱいになりました。


初心に立ち返り、心あらたにご奉公させていただきます。


明日は朝7時から立教開宗記念の一万遍口唱会です。一人でも多くの方々にお参詣いただき、お祖師さまの立教開宗の御意を感得させていただきましょう。


御教歌

「思へ人 祖師御出世のなかりせば 御題目は誰が手よりきく」


ありがとうございます。

2026年4月27日月曜日

100万人のクラシックライブについて

 






あらためて「100万人のクラシックライブ」についてお伝えしたいです。


土曜日、久しぶりに最初から最後まで、妙深寺で開催された100万人のクラシックライブに最前列で参加させていただきました。実はここ数ヶ月、着席してゆっくり聴けなかった。まして最前列は数年ぶりでした。


あまりに感動して、やっぱり涙が出ました。しかも何度も。


どうにも言葉に出来ません。近隣の方、ラジオのリスナーの方々、お寺のご信者さん、何度も感極まってくださって、演奏者との質疑応答の時にも泣いておられたくらいだから。


「これは何なのだろう」

「なぜこんなに胸がいっぱいになるんだろう」


素晴らしい演奏でした。それも間違いないです。選曲も「春」や「花」をテーマに構成くださっていて、同時にトークもクラシックの深さや広がり、その曲の背景を教えてくださり、素晴らしかったのです。


でも、きっともっと根本的なところにこの活動の素晴らしさがあります。それが、蓑田代表が名付けられた「ライブ」という言葉だと思いました。


ご存知のとおり、この活動の名前は「100万人のクラシックコンサート」ではなく「ライブ」です。


「コンサート」は比較的フォーマルで演奏を鑑賞する響きが強くなります。「ライブ」は「ライブ・パフォーマンス」が語源で、「生」の、その場で行われる生きた音楽に触れる時間ということになります。


「コンサート」が音楽を「聴かせる場」だとしたら、「ライブ」は音楽を「体験する場」。そう、みんなで体験してる、音楽の素晴らしさ、クラシック音楽の凄さを。もちろん、コンサートでも涙する人はいると思うけれど、ライブでは圧倒的にその頻度や確率が高い。「クラシックライブ」だからこそ、その感動が、もっと身近に、もっと直接に、人の心へ届いているように感じます。


少なくとも、土曜日は僕自身が久しぶりに震えるほど感動し、涙しました。


「100万人のクラシックライブ」は、あえてクラシック音楽の敷居を低くして、至近距離で演奏者と聴衆が一体になることを目指して、ここまで大きく活動が広がってきました。何よりも大切なのは、ここで生まれる一体感、心が共鳴したり、共振したりすることなんです。


やはり、これは単なる演奏会ではありません。生きた音楽に出会う時間です。人と人が、音楽を通して、同じ感動を分かち合う時間なのです。


演奏終了後、ボーズバーに場所を移して、演奏者と参加者に交流いただきました。皆さんが演奏者に直接感動を伝えているのが嬉しいし、最後は拍手喝采でお見送りするのもありがたいです。


どれだけAIが世界を変えても、生きている人間がそこにいる。生きている人間と人間が時間を共有し、感動を分け合う。AIがステキな演奏を流してくれても、それはライブじゃない。人間と人間に命の共鳴、心の共振こそライブなんだ!これだけはどれだけ時代が変わっても変わらない。


妙深寺では「株式会社M&Aベストパードナーズ」様のお力添えをいただいて毎月開催させていただくようになり、本当に定着することが出来ました。お寺で感動を共有できる。これほど尊く、ありがたいパッケージはありません。何としても続けてゆきます。


楠先生が「妙深寺の第二本堂は100万人のクラシックライブの会場の中でも最高の反響、素晴らしいホールだと思います。」と言ってくださいました。第二本堂を設計した先住のご満悦な表情が浮かびます。お寺がこうなる、お寺でこれをする、ということを先住は夢見ていました。


妙深寺では会社を経営されている方、近隣のお蕎麦屋さんなどにも声をかけ、毎月スポンサーをしていただいて、開催するようにしました。僕たちの力だけでは無理かもしれないけれど、みんなで力を合わせれば感動の場を作ることができるんです。


どうか、皆さんもこの活動の素晴らしさに気づいてもらいたい。世間は冷めたり、萎えたり、ブレたりしても、僕たちは燃えるような情熱でエントロピー増大の法則に逆らって、こころ一つになる機会を作ってゆこう!


今こそ、100万人のクラシックライブだ!と思った土曜日でした。あらためて文字にしてみました。


みなさん!「一度行ったからいいや」ではありません。毎月来てもらいたい。毎月通ってもらいたい。そうしないと分からないと思います。気持ちのいい涙を流してほしいです。


よろしくお願いいたします。来月もみなさまのご来場を心からお待ちしております。

さらに、是非「私のお寺でも開催したい!」という方がおられましたら、お問い合わせください。一つのお寺で出来なくても、近隣のお寺と力を合わせるとか、会社やお店を経営している方に力を貸していただくとか、地元の商店会の方々と協力して開催するのもいいと思います。


お寺が地域で必要とされるためにも、こうした機会を積極的に活用していただきたいです。100万人のクラシックライブは最高のクオリティが保証された素晴らしいパッケージです。


ここ一番、苦しみ、悩んだ時には、本堂でお参りするしかない。でも、その手前で、しっかりと心の中にあってほしい。暮らしの中にあるお寺。お寺と共にある暮らし。地域の中の心と心の寄港地、大切なステーションになれたらと思います。


本当に、土曜日は感動の100万人のクラシックライブでした。来場者の方々はきっと全員同じ気持ちだと思います。


ありがとうございました。

ありがとうございます。

2026年4月24日金曜日

ご講尊・髙須日良上人のご遷化にあたり

 


























4月16日、佛立第二十六世ご講有、本山宥清寺第六十七世住職、大僧正 髙須日良上人が、法寿86歳をもってご遷化あそばされました。


宗門の総導師として長らく私ども末輩へご教導をいただき、特にご在任中に本山へ修行に上がっていた者たち、コレイア清行、有馬清朋、カドゥカ清地、ハシャーン清嵐と、それぞれに親しくご慈教を賜りました。


スリランカからディリーパ良潤、ネパールからカドゥカ清地が、ご講尊の御霊前に弔辞をお供えさせていただきました。ここに記録として掲載いたします。

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弔 辞

佛立第二十六世講有高須日良上人の御還化の報に接し、我々スリランカ教区教講一同、謹んでお悔やみを申し上げます。

スリランカ教区開教二十周年記念法要の折には、歴史上初めて御講有巡教を頂戴し、御講尊上人に遥々スリランカまでお出ましいただいた御徳はスリランカ教区の信心増進と御弘通発展の原動力となっております。


殊にはスリランカ南部ゴール親会場の開園式の折、地元の小乗仏教団体による抗議活動の怨嫉が起こった際には、御講尊上人の毅然としたご教導により、無事奉修をさせていただくことができた事は、現地信徒一同の励ましとなり、御講尊上人のご尽力で今日まで御弘通御奉公に気張らせていただいております。


私自身は佛立教育専門学校の学生として長薫寺さまでの他寺院実習において、御講尊上人のご指導とお慈悲を頂きながらご奉公させていただいた経験は私の生涯の宝物でございます。


また、スリランカ人教務のハシャーン清嵐師は佛立教育専門学校の学生として御講尊上人の元で修行をさせていただく機会に恵まれ、手厚いご指導をいただいた事はスリランカ教区にとって大変なご助力となっております。


スリランカ教区に対し、御講尊上人のご教導とお力をいただきました事を重ねて御礼を申し上げます。今後とも本門佛立宗スリランカ教区は頂戴した御恩に報いるべく、努力、精進をしてご奉公させていただきます。ありがとうございます。


本門佛立宗スリランカ教区・教講一同代表して

大白蓮寺 ディリーパ良潤 合掌

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弔 辞

佛立第二十六世講有高須日良上人の御還化の報に接し、私共ネパール教講一同、謹んでお悔やみを申し上げます。


妙深寺ネパール別院が親会場より昇格させていただいた際には御講尊上人の御高配を頂戴いたし、今に至るまでネパール信徒一同の信心増進と御弘通発展の原動力となっております。

 

ネパールで御奉公に当たるコレイア清行師と私カドゥカ清地は修学生時代に御講尊上人の元で修行をさせていただき、それぞれの御奉公の大きな糧となっております。

 

ことに私自身は佛立教育専門学校の学生として同級生の有馬清朋師と共に御講尊上人より長薫寺さまへお招きいただき、翌年にも他寺院実習として長薫寺さまにおいて御講尊上人のご指導とお慈悲をいただきながらご奉公させていただくという、得難い経験をさせていただきました。

 

他寺院実習の帰路、最寄りの駅より長薫寺さまの方を振り返りましたときに目にしました、御講尊上人がバルコニーにお立ちになり、お手を振ってお見送りをくださる光景は生涯忘れ得ぬ宝物でございます。

 

ネパールに対し、御講尊上人のご教導とお力をいただきました事を重ねて心より御礼を申し上げます。

 

今後ともネパール本門佛立宗は頂戴した御恩に報いるべく、努力、精進をしてご奉公させていただきます。

ありがとうございます。

 

本門佛立宗ネパール一同を代表して

妙深寺ネパール別院 カドゥカ 清地 合掌

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私清潤にとりましても、ご講有として初めてスリランカにお出ましいただいたこと、イタリアご巡教の際、初めてサンマリノまでお出ましいただいたこと、台湾ご巡教の際、初めて烏山頭ダムを訪れ八田與一氏・外与樹ご夫妻のご回向を賜りましたことなど、初めて、初めて、ばかりをしてくださり、今生人界、どうあっても忘れ得ぬ思い出でございます。


イタリアのテレビ局のインタビューにお応えくださったり、サンマリノの国会議事堂でもお言葉を頂戴いたしました。本当に有難く存じております。


イタリアの田園の中のサービスエリアでご休憩をとっていただいたご夫妻の光景が忘れられません。今から約7年前、2019年5月のことです。振り返ればあっという間です。


台湾の烏山頭ダムでは外与樹夫人が身を投げた放水口、殉工碑でもご回向を賜りました。歴史的なことと確信しております。


髙須ご講尊は台湾の高雄生まれの「湾生」で、幼少期の大変なご苦労と思い出を台湾協会の会報誌にご寄稿いただきました。京都佛立ミュージアムの「台湾と日本展〜台湾に遺るリップンチェンシン〜」展でも締めくくりのパネルは世界平和を希求する髙須ご講尊のお言葉でした。


妙深寺の顕彰碑のご開眼は髙須ご講尊にしていただきました。何もかも、ありがたく思います。


仙台のご巡教でご一緒した際、夕食で妙深寺の先住、父との思い出をお話くださいました。ご講尊と父との思い出話は息子として恥ずかしくなるくらい破天荒な父の言動ばかりで、聞くたびにいつも赤面でした。楽しい時間を過ごさせていただきました。


ネパールから帰国直後で参列は叶いませんでしたが、お通夜、本葬儀にオンラインでお参詣させていただきました。ラストサムライのような威厳、師孝、お給仕第一を貫かれた御姿に、ただただ伏して報恩謝徳の想いを強くいたします。妙深寺門末教講一同でご弘通ご奉公に励み、総導師より頂戴した御恩の一分にお報いさせていただきたいと思います。


南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

立教開宗記念日の虹

朝7時から12時まで一万遍口唱会でした。本当に、ありがたいです。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経とお唱えするだけ。これだけ。でも、これが本当に、ありがたい。言葉に代え難いです。 宮沢賢治さんの、菊池信一氏宛ての手紙の中にある言葉。 「南無妙法蓮華経と唱へることはいか...