2026年10月30日金曜日

なくすまい、やめるまい

 





昨日、無事に栁澤かつ子さんの告別式を勤めさせていただきました。飯田から約4時間、横浜まで戻って参りました。


歎徳を言上させていただきながら、これまでのご奉公を思い出し涙が溢れて言上に詰まりました。94才のおばあちゃんの葬儀で、遠いお寺から来た住職が泣く。家族、親族、お友だちではなく、住職も泣く。


あまりないことだと思いますが、きっとこれが栁澤かつ子さんのご生涯なのです。艱難辛苦、苦労がありながらも、ずっと本物の佛立信心、菩薩行を積み重ねてこられた。利害損得が逆。苦しみを楽しみとし、苦労を承知で功徳を積まれた。


「悪世の中の比丘は、邪智にして心諂曲(てんごく)に、未(いま)だ得ざるをこれ得たりと謂(おも)い、我慢(がまん)の心充満せん」法華経 / 勧持品


気分がいいから行くとか、環境や施設が整っているからやるとか、まったくその真逆です。無くなっても、失っても、これだけは失うまい、功徳の道は外れまいと、やめるまい、と大切に生きてくださった。


人間にとって、これほど尊い生き方、人生はないです。佛立仏教徒の生き方でした。


死なない人はいません。自分にも必ずその時が来る。正解だと思い込んで誤解や不正解なら人生はどれだけ虚しいか。苦労や辛抱を重ねても、ご宝前がお褒めくださる生き方が大切。


飯田でのご奉公の思い出が蘇ります。師匠に続き、かつ子さんをお見送りさせていただきました。かけがえないです。

ありがとうございます。

2026年10月29日木曜日

成仏@横浜ラグーン

 

10月28日、FMヨコハマ「横浜ラグーン」を放送させていただくことが出来ました。本当にありがとうございます。


今週は「成仏」をテーマにお話させていただきました。とても大切な言葉、すべての仏教徒が大切にすべき目標なのに、本当の意味が忘れられています。


心が削られる、やられそうな時代だからこそ、「こころ仏る」こと、「成仏」という言葉や心境、状況を、身近に感じていただきたいと思いました。


大変な毎日ですが、だからこそ、心の晴れ晴れしさ、清々しさ、明るさ、強さ、気持ちよさを、手に入れたいものです。


私たちは、みんながそんな「心」になれるように、それを目標にご奉公していると言っても過言ではありません。


今週は、ザ・クロマニヨンズの「エイトビート」とTHE BLUE HEARTSの「1000のバイオリン」を選曲いたしました。ボーズワードは「ご馳走」でした。


もうすぐ11月。今年も残すところ2ヶ月となります。

ご健康とご多幸を心から祈念しております。

ありがとうございます。


ONAIR DATE 2026/10/28 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20261028053000


『こころ仏(ほどけ)る 空飛ぶお坊さんの仏教の言葉47』 

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引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。素朴な疑問、質問、何でも結構です。


番組メールアドレス

lagoon@fmyokohama.jp


下記のサイトから直接FMヨコハマに送ることも出来ます。

是非、お便りください。お待ちしております。

https://www.fmyokohama.co.jp/form/message?p=6504


番組提供

株式会社ティー・エフ・ピー

https://www.tfp.vc


〈 協力 〉

100万人のクラシックライブ

https://1m-cl.com


妙深寺

https://myoshinji.jp/


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2026年10月28日水曜日

難民キャンプと柳澤かつ子さん

 
















長野県飯田市へ向かっています。


17年前、2009年9月、スリランカの内戦が終わり、家を失ったタミルの方々7万世帯が暮らす北部の難民キャンプを訪れ、支援物資をお届けしました。


戦争で身体も心も傷ついた人びと、男性も、女性も、特に子どもたち、あの時お会いした方々は今どうしているだろう。幸せでいてほしいです。


10月1日の明け方に帰国し、そのまま10時から妙深寺の月始総講を奉修させていただきました。当時からずっとスケジュールが狂ってますね。


その日の午後、二人の女性に初めてお会いしました。長野県飯田市から面会に来られた柳澤さんと纐纈さんでした。ご相談いただいた内容に言葉を失いました。お懺悔させていただきました。


あれから長い年月が流れました。


先週10月23日、柳澤かつ子様、94才で帰寂されました。去年の10月7日にお会いしたのが今生お目にかかった最後となりました。15年前はYouTubeがなかったから、妙深寺の御法門をテープに録ってお助行に廻ってくださっていました。本物中の本物です。


10月12日、長野本晨寺の堤ご住職が妙深寺までお越しくださり、11月1日の高祖会についてご挨拶いただきました。帰り際、堤ご住職から「柳澤さんにもしもの時はよろしくお願いします」と言われました。まだ先のことと思っていましたが、さすが堤ご住職でした。


いま、向かっています。17年間の思い出がたくさんあります。何よりも飯田のお二人にお会いした最初の日、あの日のことが忘れられません。末の世のご信心、ご奉公を、ご一緒させていただき、心からありがたく思います。もう少しで参ります。


願わくは生々世々、行菩薩道の誓願に任せて、師壇世世生を共に相まみえ、浄佛国土の大願成就、共に再び菩薩行に精進せんことを請い願うのみ。


難民キャンプを訪ねた当時のスリランカの写真を掘り返し、記憶が蘇りました。


南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

2026年10月27日火曜日

横浜ラグーン、ありがとうございます。

 

10月21日(火)、無事にFMヨコハマ「横浜ラグーン」を放送させていただくことが出来ました。重ねて心より御礼申し上げます。ありがとうございます。


リスナーの方々からのお便りが多く、本当にありがたいです。今ごろ9月のお手紙を読んでいるようでは申し訳ないのですが、どうかお許しください。


一つ一つのお便りがとても大切な内容です。原稿を読み上げるのは私らしくないので、日頃の修行の成果を出すつもりで事前にお便りを読まないことにしています。その日、その場所で、その時に、お伝えしたい言葉、想いを、お話させていただしています。


選んだは大好きな曲、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」、RCサクセションの「スローバラード(Live Ver)」、ボーズワードは「懸念」でした。


どうか、これからもよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます。


ONAIR DATE 2026/10/21 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20261021053000


『こころ仏(ほどけ)る 空飛ぶお坊さんの仏教の言葉47』 

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引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。素朴な疑問、質問、何でも結構です。


番組メールアドレス

lagoon@fmyokohama.jp


下記のサイトから直接FMヨコハマに送ることも出来ます。

是非、お便りください。お待ちしております。

https://www.fmyokohama.co.jp/form/message?p=6504


番組提供

株式会社ティー・エフ・ピー

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〈 協力 〉

100万人のクラシックライブ

https://1m-cl.com


妙深寺

https://myoshinji.jp/


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2026年10月26日月曜日

偉大なる長松家の長女・薫さまのご年回にあたり

 



















特別な一年は伏見妙福寺で締めくくり。なんとかご奉公させていただくことが出来ました。


今年は信くんの得度式からはじまり、長松日峰上人の御37回忌、日爽上人の御27回忌、小千代祖母、松本御導師、長谷川御導師、そして、最後に薫おばさまの37回忌と、私たち家族、親族にとって、これほど以上ないほど特別な一年でした。


そのフィナーレを、長松家の長女・薫おばさまが嫁いだ伏見妙福寺で迎えました。その深い意味と想いを、最近つくづく感じます。だから、どうにも言葉に詰まってしまって、涙が溢れた法要となりました。胸がいっぱいでした。


薫おばちゃまの37回忌。つくづく、長松家の長女としての薫さま、その強烈な想い、執念にも似た「力」を感じています。


気がつくと、こんな僕のご奉公を、いつも松本現薫師や、伏見のみんなが支えてくださっています。この長松寺を、近いとか、仲がいいとか、そんなレベルを超えて、絶大に、いつも伏見の松本家がお守りしようとしてくださっています。


これは全て「薫おばちゃんなんだ」と思うのです。黎明期、これからどうなるか分からない中、品尾おばあちゃんの想像を絶する信念のもと、長松家の長男・日峰上人と小千代祖母の間に、長女として生まれてきた薫さま。たくさんの兄弟姉妹の中で、懸命に責任をまっとうされた、ご奉公なさった、薫おばちゃま。命を削ってご奉公くださいました。


そのとてつもない薫おばちゃまの信念によって、生かされていることを感じます。感謝してもしきれません。


一番上の姉である薫おばちゃんと父は、ビックリするほど仲良しでした。日峰上人をお見送りし、その三ヶ月後に母を見送った父を、薫おばちゃんは周囲をはばかることなく愛情たっぷりに支えようとしておられた。平成2年のことです。宗門の混乱の前のこと、先住のお怪我の前のこと。前でよかったです。先住のお怪我の時、薫おばちゃんがいたらどうなってたか。想像したくもありません。よかった。


亡くなられる直前、大学生の僕に優しく接してくださいました。


そう、あの当時、僕など海のものとも、山のものとも分からない、超不良の、海にばかり行っていて、頭の中まで潮焼けしているような、クレイジーな大学生でした。くるっちょる。くるっちょった。平成2年の3月、ジェットスキーのプロになりました。まさに学生としての絶頂期に、日峰上人、小千代祖母、薫おばさまが旅立たれた。


あれから36年が経ちました。世の中の問題は大きくなっているのに、残されているのは小粒な僕たち。せめて力を合わせて、しっかりとご奉公しようと誓い合っています。


薫おばちゃんからして、僕が奉修しているなんて、驚いたはると思いますー。かんにんしてください。必死にご奉公させていただきました。


36年後の今、松本ファミリーは子どもたちが大勢いて、未来への希望に満ちています。本当に、楽しくて、うれしいです。


現薫ご住職、みかちゃん、ゆかちゃんの子どもたちはもちろんですが、長松寺まで迎えにきてくれたななちゃんファミリーの子どもたち、こはるちゃんもそうですし、僕の二人の息子たちとも、みんな、もはや従兄弟なのか、はとこなのか、何が何だか分からないのですが、とってもとっても仲良しで、心からうれしいです。


それは、きっと薫奥さまが最もお喜びになることで、絶対に現喬師が大好きなことで、みんなを見守ってくれていると思うのです。これこそが未来への希望です。


ただ、厳しい時代に生きることになります。戦争の時代。乱世。ここから、本当に何があってもおかしくない。天災、人災が、相次ぐ世の中です。来週はじまってもおかしくない。明日あってもおかしくない。ヤバい時代です。


だからこそ、あらゆる意味で本質的な生き方が求められるし、あらゆる意味で本当の人間関係、ファミリー、絆が求められます。イミテーションやデコレーションは全く意味をなさない。本物しか残らない。本当に、恐ろしい時代です。よろしくお願いします。


妙福寺をお守りくださっている教講みなさまのご奉公に感激し、また遠方から団参くださった方々に大感謝して、怒涛の一週間が終わりました。


完全にアゴが上がっていますが、かけがえのない家族、親族、そして大切な方々、大好きなみんなとの、今生人界の素晴らしい一日、ご奉公でした。


歴史を大切に振り返り、僕たちも誰かの思い出や歴史になっていく。中途半端なことはできません。

ありがとうございます。

なくすまい、やめるまい

  昨日、無事に栁澤かつ子さんの告別式を勤めさせていただきました。飯田から約4時間、横浜まで戻って参りました。 歎徳を言上させていただきながら、これまでのご奉公を思い出し涙が溢れて言上に詰まりました。94才のおばあちゃんの葬儀で、遠いお寺から来た住職が泣く。家族、親族、お友だちで...