2026年6月8日月曜日

「アンネの日記」と罪なき子どもたち

 

私たちの世代は『アンネの日記』を読み、ナチスによるユダヤ人迫害の歴史に心を痛めた。隠れ家の中で、恐怖に耐えながら、それでも人間であろうとした少女の声に触れ、理不尽な暴力に抗わなければならないと感じた。


しかし、あれから半世紀近くが過ぎたいま、ガザで起きている現実を前に、深い矛盾と痛みを覚えずにはいられない。かつて迫害された民の記憶を背負う国家が、圧倒的に弱い立場にあるパレスチナの人々を狭い地域に閉じ込め、テロリスト掃討の名のもとに、女性や子どもを含む無数の人々を傷つけている。


もちろん、これを「ユダヤ人全体」の問題として語ってはならない。ユダヤ人の中にも、イスラエル政府の政策に反対し、ガザの惨状に声を上げている人々はいる。問われるべきは、イスラエル国家の軍事政策であり、それを支える政治的・宗教的ナショナリズムであり、そして暴力を正義の名で覆い隠す人間の心である。


「息のあるものを一人も生かしておいてはならない」という申命記の言葉(「息のあるものを決して生かしておいてはならない。ヘト人、アモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人は、あなたの神、主が命じられたように、必ず滅ぼし尽くさなければならない」「申命記」第二〇章一六・一七節)は、古代の聖典の中に刻まれた恐るべき暴力の記憶である。問題は、そのような言葉が、現代の国家権力や軍事力と結びついた時、人間の良心を麻痺させることである。神の名、正義の名、安全保障の名、民族の存続の名が掲げられる時、人は自分の残酷さを残酷さとして感じなくなる。


人間をここまで残酷にするものは、単なる憎悪だけではない。自分たちは正しい、自分たちは選ばれている、自分たちは被害者であり続けている、だから相手に何をしても許される、という心の構造である。宗教がその心に絶対性を与える時、信仰は慈悲ではなく、殺戮の免罪符になってしまう。


『アンネの日記』が今なお大切なのは、ユダヤ人の苦しみだけを記憶するためではない。あらゆる時代、あらゆる場所で、国家や民族や宗教の名によって踏みにじられる一人ひとりの命を見失わないためである。ガザにもまた、名前を持ち、夢を持ち、恐怖の中で生きている無数のアンネがいる。その声を聞けなくなった時、私たちはすでに、かつて批判した暴力の側に立っているのではないか。


https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4fb989ecd74abcd488cf288b0f8c9ffac5dfccb0

2026年6月7日日曜日

歓喜踊躍の開導会、先住御27回忌

 










感無量、今生人界の大切な節目、開導会・先住松風院日爽上人 御二十七回忌法要の第二座を、福岡日雙上人にご唱導いただき、奉修させていただくことが出来ました。


いつもながら、お参詣、ご奉公いただいた皆さま、ありがとうございました。境内を走り回ってご供養場などに伺いましたが、細かくお一人お一人にご挨拶できなかったと思います。土曜日、日曜日、本堂でお顔を拝見してご挨拶したいと思っていた方にもお会いできなかったりしました。お参詣、ありがとうございます。


先住、お喜びいただいていると思います。亡くなられて26年が経つのに、これほどまでにみんなが愛情をいっぱい、先住のことを思ってくれています。先住を知らない人がこれだけ多くなっているのに、なお先住を想ってくださる方々がこれほど多いのは、誇りです。それだけで、ひしひしとありがたいです。


福岡日雙上人の御法門、歓喜踊躍のご信心の大切さ、現証の御利益をいただき続ける人の心のあり方、姿、所作を、教えていただきました。何があっても、私たちは「ありがとうございます」で貫かなければならない。「ありがとうございます」が佛立信心。本当にその通りです。「ありがとうございます」がなくなったら佛立じゃない。


本当にありがたかったです。今回ばかりは特別中の特別でした。終わってほっとしています。力が抜けてます。とにかくありがとうございました。


なんと寺院参詣誓願1000名も軽々と成就くださいました。他寺院、団参、寺内、スカウト、当然ながら、土日の重複を除き、教区の参詣合計のみで1000名の成就。また、開導会までの教化誓願30戸も成就。すごいことです。本当に、ありがとうございます。


今こそ仏教、佛立。さらに強く、明るく、正しく、楽しく、佛立仏教、佛立魂を実践してゆきたいと思います。教化、法灯相続。これからが本番です。引き続きよろしくお願いいたします。


ありがとうございます。

福岡日雙上人による一座

 




本日11時、現代国際仏教の先駆者、実践者、第一人者、福岡日雙上人にお出ましいただき、妙深寺の開導会、併せて先住松風院日爽上人御27回忌法要を奉修させていただきます。


福岡御導師は1970年代後半からハワイ、1980年代には米国でご奉公され、1990年代末にはスリランカ、イタリアで現証による国際弘通を展開、本化仏教をそれぞれの国に定着させました。


佛立教育専門学校の教壇に立つこと半世紀、佛立教学に精通し、その翻訳作業を継続、のみならずご弘通の実践者、草の根からのご弘通ご奉公を展開してきた本物中の本物、本化の佛立教務のエッセンスを体現する御導師です。


ぜひご家族やお知り合いとご一緒に、実証実践、現証体験の仏教を目の当たりにしていただきたいです。

ありがとうございます。


<第一座>

6/6(土)13時より

奉修御導師:当山御住職

<第二座>

6/7(日)11時より

奉修御導師:神戸香風寺 福岡日雙上人

<会場>

#妙深寺 本堂


【先住松風院日爽上人 御二十七回忌法要】

今年の開導会では、先住日爽上人の御二十七回忌法要を奉修いたします。

現在の妙深寺が「生きたお寺」として存在しているのは、先住日爽上人の長年のご奉公があってこそです。

ぜひお参詣いたしましょう。


【先住日爽上人 御二十七回忌特別展】

開導会当日から20日(土)まで、「変わらないもの、変わりゆくもの」をテーマに、先住の生前のお写真やお言葉などを展示した特別展を開催します。

お参詣の際にぜひお立ち寄りください。


<会期>

6月6日(土)〜6月20日(土)

<場所>

妙深寺第二本堂1F テラカフェ


【てらこや広場・ツリーハウス】

開導会では、お参詣に来られたお子さんが楽しく遊べる室内遊び場「てらこや広場」を開設いたします。

ご奉公者のお子さんや、お参詣に来られたお子さんが楽しく遊べる場所です。

楽しい遊びやゲームがありますので、お子さま連れでお参詣の際はこちらもご活用ください。

またツリーハウスもオープンいたします。

こちらでも楽しいイベントを企画しているので、ぜひお立ち寄りください。


<てらこや広場>

妙深寺第二本堂1F 青年会室

<ツリーハウス>

妙深寺境内地 ふれあいの森

<オープン時間(共通)>

6日: 12:30〜14:30

7日: 10:30〜12:30


【アクセス】

神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢上町 22-1

・横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢上町駅」より徒歩10分

・「横浜駅」より横浜市営バス 35系統または50系統「中丸」または「神大寺入口」下車 徒歩5分

・当日は三ツ沢上町駅から当山までシャトルワゴンを運行いたします。ぜひご利用ください

2026年6月6日土曜日

報恩の一座、報恩の得度式

 













本日、無事に開導会併せて先住松風院日爽上人御27回忌法要の第一座を奉修させていただきました。師匠のご年回を勤めるので、長松家の墨染のお衣を着け、謹んで勤めさせていただきました。


お参詣、ご奉公いただいた皆さま、ありがとうございました。 


今回の御27回忌に合わせて、妙深寺創立80周年の記念誌や映像、展示のために、先住が遺された写真をずっと見返して臨んだ第一座。住職となってから、一番じっくり先住のことを思い返す時間となりました。


また第一座に於いて、学徒としてご奉公していたビカス・タパ、見習いとしてご奉公を重ねてきたウッタン・タマンの得度式を執り行いました。


ビカス改めタパ清護、ウッタン改めタマン清伴。2人のネパール人教務が誕生いたしました。 末永くよろしくお願い申し上げます。


万が一僕がいなくなっても、日本からの支援が途絶えても、ネパールの法灯が受け継がれるように。コレイア清行師、カドゥカ清地師のもと、異体同心でご弘通ご奉公に励んでもらいたい。


明日は午前11時より、第二座を、現代国際弘通の第一人者、心技体、行学二道の両道を極めた本物中の本物の御導師、福岡日雙上人にお勤めいただきます。


予定を繰り合わせてお参りし、直接福岡御導師の謦咳を聴聞していただきたい。国内外のご弘通を牽引してこられた福岡御導師の御法門は人びとを歓喜踊躍させ、速やかに現証の御利益が顕れます。


ぜひ明日第二座でお会いいたしましょう。ありがとうございます。

いよいよ本日





いよいよ本日は開導会、先住松風院日爽上人御27回忌法要です。


第一座は本日13時から、第二座は明日午前11時からの奉修となります。妙深寺に縁のある方々は万難を排して是非ご家族みんなでお参詣ください。


<第一座>

6/6(土)13時より

奉修御導師:当山御住職

<第二座>

6/7(日)11時より

奉修御導師:神戸香風寺 福岡日雙上人

<会場>

#妙深寺 本堂


2026年6月4日木曜日

大切な写真

 









いよいよ今週末は妙深寺の開導会、先住松風院日爽上人御27回忌法要です。


今日は妙深寺でご回向の一座を勤め、午後に京都まで帰り長松寺の夜のお総講を勤めさせていただきました。明日は横浜で午前9時半から準備ご奉公。


先住のお写真を拝見しながら、今生人界かけがえのない方々への感謝を深めていました。AIが生成する画像ではなく、本物の時間を切り取った本物の写真。ありがたいです。


明日には新しい出版物、180ページの『妙深寺80年記念誌』が到着します。


どうか無事にご奉公させていただけますように。よろしくお願いいたします。


ありがとうございます。

台風の過ぎた後

 





台風の影響か頭が痛い。喉に違和感、要注意。風邪を引くわけにはいかない。


収録のためランドマークタワースタジオへ。すでに台風は通り過ぎて青空。雲が早い。


スタジオから妙深寺に戻ると本堂では得度式の御法門の練習。第二本堂では先住の展示をしてくださっていました。これはすごい。プロの展示。横浜佛立ミュージアムです。


台風一過だから、妙深寺から見た空が美しい。雲の模様、空の地図。


台風の影響はどんな風に出るか分からないのでまだまだお気をつけいただきたいです。


頭、痛い。

南無妙法蓮華経

「アンネの日記」と罪なき子どもたち

  私たちの世代は『アンネの日記』を読み、ナチスによるユダヤ人迫害の歴史に心を痛めた。隠れ家の中で、恐怖に耐えながら、それでも人間であろうとした少女の声に触れ、理不尽な暴力に抗わなければならないと感じた。 しかし、あれから半世紀近くが過ぎたいま、ガザで起きている現実を前に、深い矛...