おもひ出は みのりの為に身を尽し 心をつくし仕へはてなむ
本日、本門佛立宗 由緒寺院 長松寺において、開導会併せて先住松風院日爽上人御27回忌法要を奉修させていただきます。南無妙法蓮華経。
人間一人の一生など、本当に限られたものです。先代から受け継がせていただいたご奉公を、自分があと何年、何十年続けられるのか誰にも分かりません。
しかし、分からないからこそ、今日一日を大切にしなければならない。与えられた役割を粗末にせず、託された願いを忘れず、次の世代へ渡すべきバトンを落とさないように、懸命に生きなければならないと思います。
先代が祈り、耐え、励み、築いてくださったもの。その背中を見て、生き様に学んで、時に叱られ、時に支えられながら、今の自分があります。
自分一人の力でここまで来たのではありません。私は一つのピースに過ぎず、数え切れない方々の献身と信心の中のご奉公でした。すべては誰かが命を削って守り、伝えてくださったものです。
伝統芸能ではありませんが、技と心、型と魂を守り抜き、自分の代で終わらせず、次の世代に託してゆくこと。
今日という日は、過去からの御恩の上にあります。そして、今日の私たちの姿が、未来への種まきになります。
先代から受け継いだものを、少しでも清らかに、少しでも力強く、次へ手渡してゆきたいものです。
今この一日、この一座、このご奉公を大切にさせていただきます。
南無妙法蓮華経
ありがとうございます。



