2023年10月5日木曜日

ホームレス住職






ブラジルとのウェブ会議、海外部会から、京都への往復を断念してやっと期限を過ぎた原稿を書き終えました。


23年間、毎月2回以上、京都と横浜を往復してきましたが、コロナ禍で淳慧師へ代行をお願いする回数も増えました。


「長松家を相続する男子で本宗の教師であるもの」が住職として長松寺を守る。古い寺院規則に定められたとおり、何とかご奉公して参りました。永遠に生きる者はいませんから、しっかりと受け継いでもらいたいです。


今日は横浜からオンラインで京都の会議に出席します。少しでも横浜にいたいです。5日から9日まで京都。13日から23日まで海外。


ホームレス住職(笑)。やはり家のベッドで眠ると充電できるようです。ありがたいです。


ありがとうございます。

2023年10月4日水曜日

韓国、ネパール、ブラジル、スリランカ、日本






今月は13日から韓国、16日からネパールへのご奉公が予定されています。


13日からは韓国教区のご講有巡教のご奉公、10月15日はソウルの鶴松寺・新清寺合同で御会式が奉修されます。


翌16日、山内弘通局長と私はソウルからカトマンズへ移動。同時に、日本、ブラジル、スリランカのメンバーが集結し、その日の夜にはカトマンズで合流することとなっています。数日遅れて韓国から姜教区長とデヒョン君も合流くださることになっています。


昨日の明け方、黒崎とし子さんがネパール別院に到着。ハシャーン清嵐師と同じく1ヶ月ほど滞在してご奉公いただきます。石津諒太郎くんも同行してくれているようです。


御法さまのお見守り、お導きにより、ご奉公が前へ前へと進んでゆきますように。


南無妙法蓮華経ー。

ありがとうございます。

2023年10月3日火曜日

国境なき佛立教務道




















横浜の朝、おはようございます。


昨夜、ハシャーン清嵐師がネパールに到着しました。フライトがキャンセルとなりヒヤヒヤしましたが、よかったです。これから1ヶ月、ネパールでご奉公してもらいます。


本化仏教の仏弟子、兄弟弟子の再会。佛立教務道を追求する弘通の同志、それぞれの覚悟を確認し合い、高め合ってほしい。


10月はネパールを中心に大移動が始まっています。


私も北海道から無事に戻り、昨日は夕方に教務会、夜は局長室会議でした。世界中、日本中、止まることなく動き続けています。ありがたいことです。


ありがとうございます。

2023年10月2日月曜日

母と一緒の旭川










母と共に、旭川で2日目の朝を迎えました。ずっと二人きりの時間などほとんどなくて、ありがたいです。少しでも母に孝行が出来たなら。


それもこれも真里奥さまの存在があればこそ。旭川寺さまの御会式のご奉公だけでしたら、母は来れなかったと思います。真里奥さまの一周忌法要があったからこそ、心を決めて旭川まで来させていただきました。ありがたいです。


昨日は快晴からスコールがあったりゴロゴロと雷が鳴ったりまたキラキラと晴れてきたり、スリランカのようなお天気でした。それもこれも、天と地がくっついて、繋がっているように感じて、ありがたかったです。スペクタクルでした。


懸命に、ご宝前に向かい、御会式の一座、真里奥さまの一周忌法要を勤めさせていただきました。私のような者が奉修するのは畏れ多いことですが、とにかくご下命に従って全身全霊でご奉公させていただきました。


私は、グルグルと飛び回っているだけのご奉公ですが、ずっと以前から、遣田御導師と真里奥さまが遠くから応援してくださっているのを感じて、それを励みにしてきたのです。


少しでも御恩をお返しすることが出来たなら、ありがたいです。でも、御恩を返すどころか、母と二人、貴重な時間を与えていただき、また泊まらせていただいているお部屋ももったいないほど大きく立派で恐縮至極です。


サンフランシスコでは野宿、車の中で寝て、公園で着替えるというジプシーのようなお坊さんなのに、こんな綺麗なホテルに泊まらせていただき、とにかく申し訳ないです。


以前、寒参詣の御法門でも拝見させていただいた御妙判。


お祖師さまは夫に先立たれた上野さまに次のようなお手紙をお送りになりました。


「生生世世の間ちぎり(契)し夫は大海のいさご(沙)のかずよりもをゝくこそをはしまし候けん。今度のちぎりこそまことのちぎりのをとこ(夫)よ。そのゆへはをとこのすゝめ(勧)によりて、法華経の行者とならせ給へば佛とをがませ(拝)給べし。」上野殿後家尼御前御返事・縮一〇四九


「あなたは夫に先立たれて哀しみに打ち震えているかもしれません。しかし、私たちが生まれ変わり死に変わり、生々世々を流転する中で結ばれた相手、契りを交わした夫は、海の砂の数よりも多くいたはずなのです。

しかし、この度の契りこそ、真実の契りの夫でした。なぜならば、ご主人の勧めによってあなたは真実の御法と出会い、法華経の行者となれられたのですから、仏と同じようにお敬いすべきです。」


御教歌『いきかわり死にかはりつゝ法華経に 仕へん人を菩薩とぞいふ』


いま目の前にあることだけではなくて、本当に大切なことを見つけて、取り組む。無常の人生の中の、一番大切な命の使い方です。


悲しい別れも来ます。老いも、病気も、臨終も、やってきます。しかし、その時も、胸を張って「ありがたかった」「あなたに会えてよかった」「あなたと一緒にご奉公できてよかった」「また来世で」「またお会いしましょう」と言えるご信心をさせていただきたいものです。それこそが目標。きっと宿題の答えです。


昨夜は遣田御導師や御導師のお兄さま、ご親族の皆さまとお食事をさせていただいて、ゆっくりとお話をお聞きすることが出来ました。勉強になりました。


今日、お昼過ぎのフライトで旭川から横浜へ戻ります。

よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

2023年10月1日日曜日

旭川の朝


北海道、旭川の朝。


お天気となり、とても有難いです。雨マーク、傘マークがたくさん付いていました。本当に、感謝いたします。


京都、青森、横浜、旭川と飛んで参りましたが、無事に朝を迎えられて、ホッとしております。


今日は11時から旭川寺の御会式、真里奥さまの一周忌のご回向も勤めさせていただきます。3時から起きて御法門の手直しをしておりました。


長い命と短い命、生々世々の菩薩行について拝見できればと思っております。


ありがとうございます。

2023年9月29日金曜日

微塵も想像していなかった目出度いこと


思い返せば8年前、僕は哀しみと痛恨の想いを抱えて青松寺のご宝前にお参詣させていただきました。


あの日、青松寺の壁には旭くんの思い出の写真が貼られていました。忘れることは出来ません。


8年の時が過ぎ、同じ青松寺のご宝前で、何よりも目出度く現慈師と芳ちゃんの結納式をさせていただくとは、微塵にも想像していませんでした。


濱田現慈師、どこに出しても恥ずかしくない本物の佛立教務です。彼が小原旭くんの義理の弟になります。


お着替えの部屋は旭くんのご霊前。今日も小原ご住職手作りのご供養がお供えしてありました。8年間、毎日欠かさず父が供えてきた食事。見るだけで涙が溢れます。


あの日の悲しさ、申し訳なさ、すべてを思い返しながら、両家の皆さまと感動を共にすることが出来ました。幾久しく、お二人はもちろん、御両家、両寺院が発展してゆかれますように。


ここに、目出度くご結納がととのわれましたことをご報告いたします。来年3月、相模原妙現寺のご宝前で執り行われるご結婚式を心から楽しみにしております。


これから羽田に向かいます。明日は朝8時から妙深寺の月始総講を奉修させていただきます(フライトが遅れてる涙)。


ありがとうございます。

佳き日となりました。ありがとうございます。







































快晴の青森、佳き日となりました。


妙深寺のオンライン参詣、今朝はネパールからコレイア清行師の御法門でした。すべて繋がっていますね。


スリランカの大白蓮寺では9月のポヤデー、満月の日にあわせて24時間の口唱会が行われています。夜を徹し、さらに朝から晩までの口唱会です。


交代で信徒席の導師役を代わる、みんなの写真を見ているだけで、本物の佛立信心がスリランカに根付いていることを感じて、ありがたくなります。南無妙法蓮華経。ありがとうございます。


NHK連続テレビ小説『らんまん』は今日が最終回でした。最終回が観れるなんて、ありがたい。素晴らしい物語、素晴らしい演技でした。


人間は複雑で大変ですが、だからこそ愛しいものです。互いを信じることができたら、一番の幸せですね。


そろそろ出発です。終わらないデスクワーク、肩が凝りました。


いってまいります。

ホームレス住職

ブラジルとのウェブ会議、海外部会から、京都への往復を断念してやっと期限を過ぎた原稿を書き終えました。 23年間、毎月2回以上、京都と横浜を往復してきましたが、コロナ禍で淳慧師へ代行をお願いする回数も増えました。 「長松家を相続する男子で本宗の教師であるもの」が住職として長松寺を守...