2026年5月6日水曜日

ウッタン君のお父さんのご祈願をお願いします🙏

 













ラム・ラル・タマン。腎不全。ご祈願をお願いできればと思います。


ちょうど1ヶ月後の6月6日(土)、妙深寺では開導会の第一座に併せてネパール人2名の得度式を執行します。ネパールのご弘通を死守するために2名の浄念を認め、決断しました。


8月、コレイア清行師、ウィニーさん、玄義くんは、ブラジルへ帰国します。ネパール弘通の功績は赫赫たるものですが、ネパールで外国人が生活し、ご奉公することは並大抵の困難ではありませんでした。ご宝前からの様々なサインをいただき、今こそと判断しました。


今後、ネパール人の佛立教務・カドゥカ清地師が責任者となり、ネパール人によるネパール人のためのネパール弘通に挑戦します。ただ、カドゥカ清地師はまだ結婚しておらず、これからはイバラの道です。清地師にとって昨年末の事故は痛く苦しかったと思いますが、御法さまが与えた大改良の機会、彼の人生を定めるご宝前の年末試験のような出来事でした。


とにかく、新しい弘通体制を整えなければなりません。これが出来なければこれまでの苦労が消えてしまう可能性もあります。これまでもずっとそうでしたが。


6月6日(土)、ビカス・タパとウッタン・タマンの得度式。日本語は未熟ですが長らく見習いの修行を続け、ネパール国内のご弘通に身命を捧げる覚悟を抱いています。


学徒のビカスは独り家族から離れて単身で題目塔に暮らしていました。今回、奥さんも了解し、子どもたちも転校して、家族みんなで題目塔のある妙深寺ネパール別院で暮らし、ご奉公してもらうことにしました。


このような大切なご奉公を学徒のまま続けるのではなく、教務となるべきではないかと考えました。その覚悟を本人に確認したところ、「私にとってこの生き方以外ない。最後の息を吐くまでご弘通に命を捧げる」と宣言したので、得度させる決断をしました。


同時に、1年以上カトマンズ親会場で見習いをしていたウッタン・タマン君24才も、当初はこれ以上ご弘通の成果もなく、財政面でも厳しいネパールに教務はいらないと考えていましたが、コレイア清行師がブラジルに帰国する中で、カドゥカ清地師を支える柱になり得ると考えました。本人に確認したところ大粒の汗を流しながら決意を表明しましたので、得度させる決断をしました。


それぞれギリギリの判断です。これまでもたくさんの現証の御利益で、ダメだと思ったところで皆さまに助けていただきました。今回も、そのような現証の御利益がいただけるように、御法さまにお縋りするほかないと思っています。


昨日は一日中ネパールとやり取りしていました。ウッタンのお父さんが腎不全の状態となり、緊急連絡がありました。得度を決意した直後にこのような事態です。清行、清地、それぞれに厳しくお折伏し、ウッタンにも指導を重ねました。本人にとって得度前の大変な試練です。


ラム・ラル・タマンさんと言います。10人家族です。まだまだご信心は分かっていませんが、これを通じて全員で御本尊に向かい、ご祈願するように伝えました。日本からご祈願いただければありがたいです。厳しい容態です。現証の御利益を顕していただきたいです。


清行師にもネパールを旅立つ最後の最後までしっかりとご奉公するように伝えています。清地師にも異体同心でとにかくご奉公するように、今日はバララムの結婚式で4時間かけて妻となるアイシャの実家までご奉公に向かっているはずです。名前をつけた「ラナ」の両親です。結婚式はまだだったのでした。


先日のご奉公の様子が届きました。題目行列。ブラジルから駆けつけてくださったウィニーさんのご両親やお兄さんご夫妻も加わって、ありがたいです。玄義くんもスクスクと育ってくれています。何よりもありがたいです。


来月にはスリランカから良潤師とアベイさん、ネパールからも清地師をはじめ、ビカスやウッタン、蓮くんがお参りする予定です。しっかりとご奉公させますので、あたたかくお迎えいただきたいです。


よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

佛立青年の由緒寺院巡り






5月4日、朝は妙深寺のご宝前で初代日博上人の第60回忌のご回向をさせていただき、新幹線に飛び乗り京都に帰りました。


13時半、本山奉仕に加行されている全国の青年の方々が長松寺にお参りくださり、長松寺の由緒についてお話をさせていただきました。


若き佛立青年からの質問がしっかりしていて感動しました。開導聖人がご購入された麩屋町の御館が旅籠だったこと、長松寺の御本尊、ご尊像の由来、日蓮聖人の一遍首題とご消息、開導聖人自らデザインされたお戒壇や仏丸をはじめとする様々な意匠、図案などについてお話すると、大変興味深く聞いてくださっていました。


15時半に本山へ伺いました。ご講有にお時間をいただき、来月ご親修を賜る長松寺の開導会、併せて先住松風院日爽上人御27回忌、さらに長松小千代祖母、長松院法勲清峰日護大姉の御37回忌法要について、あらためて拝眉の上でお願い申し上げ、差定や言上文にご指導いただきました。


18時からは長松寺の夜の法要、役一のお総講を奉修させていただきました。ハシャーン清嵐師の教化子、ベンジャミン君がドイツのご両親を連れてお参りくださっていました。ありがたいです。凝縮された濃密な一日でした。


ゴールデンウィークの京都は観光の方々で賑わっていました。閑散としていた古いお店が行列店になっていたり、出来たばかりの近所のお店が大行列店になったりしています。


不思議な時代ですが、社会がどれだけ変わっても長松寺だけは変わらない。そこに普遍の価値があるはずです。


京都が積み上げてきた千年の歴史や文化、横浜が持つ開拓精神や異文化を飲み込む柔軟さ。静寂のなかに美を見出す京都と、潮風とともに変化を楽しむ横浜。先住以来、対照的な2つの都市でご奉公できることは大変ありがたかったです。京都生まれ、横浜育ち。


いよいよ1ヶ月後は妙深寺の開導会、併せて先住松風院日爽上人御27回忌法要です。よろしくお願いいたします。

2026年5月5日火曜日

日博上人の第60回忌にあたり

 













人としてこの世に生まれ、人間にしか出来ない、最も甲斐のある生き方が、仏の道と教えていただきます。


人は必ず死ぬ。その限られた時間の中で、「これだけは本当に尊かった」「これこそが生きた証」と言えるご奉公を「今生人界の思い出」と言います。


それは今世の成功や地位や名誉、毀誉褒貶とは隔絶し、自己愛の思い込みでも、仲間内のお世辞でもなく、御法の定規に照らした賞罰、時空を超えた信心の世界にある「思い出」です。


日蓮聖人は『持妙法華問答抄』の結びに、


「願くば、現世安穏、後生善処の妙法を持つのみこそ、今生の名聞、後世の弄引なるべけれ。すべからく心を一にして南無妙法蓮華経と、我も唱へ、他をも勧めんのみこそ、今生人界の思出なるべけれ。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。」


とお諭しになられています。


弘通低迷時代、「今生人界の思い出」を持つ人は少ないはずです。「これが今生人界の思い出だ」と思っても、お祖師さまや門祖聖人や開導聖人、先師上人方から眉をひそめられ、笑われ、退けられるのではないでしょうか。自戒を込めてそう思います。


昨日は妙深寺初代清水日博上人の第60回忌の祥月ご命日でした。


日博上人はご弘通に生命を捧げ、命にカンナをかけながら、ご奉公くださいました。短いご生涯の中で、乗泉寺、妙深寺、法正寺、サイパン、ブラジル、福祉活動、出版活動など、大変な足跡と功績を残されました。


第二次世界大戦の最中、日博上人がサイパンをはじめとする南洋諸島に出張された資料『南洋紀抄』が残されています。まだ現地の方々は衣服をつけず暮らしておられる中のこと。見送りの写真、現地の写真、日博上人の詠んだ和歌、日謙上人やお母さまの和歌もあります。


妙深寺は、日博上人がその礎を築かれ、先住松風院日爽上人が見事に発展くださった果報をいただいています。先住のご遷化から26年、果報を使わせていただき、すり減らしてきたばかりではないかと思います。


命は短いです。時間には限りがあります。楽しんで、喜んでいても、思い上がりや、思い込みであれば、夢や幻と大差なく、人間に生まれてきた甲斐もなく、現世安穏、後生善処どころか、御法さまと歴史は冷徹に審断を下すはずです。


さらなる改良と精進を、日博上人、日爽上人の御霊前にお誓い申し上げます。妙深寺門末のみんなで引き続きご本意に叶うようご奉公させていただきましょう。


南無妙法蓮華経。

ありがとうございます。

2026年5月1日金曜日

菩薩の誓いの方々へメッセージ

 



2026年の5月となりました。早いですねー。びっくりします。


4月の最終日も、FM横浜のスタジオで収録でした。ギリギリまでカツカツです(涙)。とにかく、生きているうちは何かができる。


世のため、人のためと言いながら、結局利己実現という哀れな人が多い中で、せめて仏教徒は利他実現を体現したいものです。


妙深寺を支える皆さまに毎月メッセージを送っています。役中テキストに掲載する「班長さん、ありがとうございます。」というものです。


今日の月始総講の御法門に重なる内容ですが、厳しい時代の心の柱、みんなの眼、みんなを乗せられる船として、生きられたなら、ありがたいと思います。


よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。


『班長さん、ありがとうございます』


 ありがとうございます。

 開導会、先住松風院日爽上人御二十七回忌法要が迫って参りました。この大きなご奉公を勝縁(より良い人生へ向かう、力強く尊いご縁)にいたしましょう。


 数年前に「勝ち組」「負け組」という言葉が流行しましたが、今や社会全体で圧倒的な格差が開き、ほんの一握りの富裕層と若者を中心に生活の安定しない苦しい立場の方々に分かれてしまっているようです。日本だけではなく世界中がそうなっています。


 世界も日本も政治や経済、社会のリセットが行われている真っ最中で、今年から数年は大混乱、大波乱が続くと予想されています。


 断固として負けるわけにはいきませんし、むざむざ溺れるわけにはいきません。混沌とした悪世末法の中、人びとが、迷い、苦しみ、悩む時こそご信心です。そのために上行菩薩は御題目をお授けくださったのです。


 お祖師さま・日蓮聖人は『開目抄』に、

「我日本の柱とならむ。

 我日本の眼目とならむ。

 我日本の大船とならむ。」

と、ご自身の「三大誓願」をお記しです。


 混乱する世界の中で、誰もが心の柱を失い迷っている。誰もが何が正しくて何が間違っているか、正しい指標を見失って盲目になっている。誰もが時代の濁流に飲み込まれて、溺れそうになっている。現代では「日本」を「世界」と読み替えるべきでしょう。


 私は世界中の人びとの心の柱になろう。

 私は人びとの眼(まなこ)になろう。

 私は人びとを救う大きな船になろう。


 お祖師さまの大変なご覚悟、ご決心です。本化の菩薩として、何としても一切の衆生を救わなければならないという身命を賭した決意なのです。


 法華経の勧持品第十三、

「我、身命を愛せず、但だ無上道を惜しむ。」

というお経文のとおりです。立教開宗記念の一万遍口唱会で、お祖師さまの御意の一端を思い返しておりました。


御教歌

「思へ人 祖師御出世のなかりせば 御題目は誰が手よりきく」


 しかし、当然ながら、お祖師さまに比べて私たちはとても弱いです。お祖師さまほどのご覚悟も決心も持てず、私たち自身も心迷い、指標を見失い、溺れそうになっているかもしれません。


 だからこそ、この度の先住のご年回は大変重要な世界の曲がり角、大転換点に、ご信心やご奉公を見直す大チャンスをいただいたものと思うのです。油断していたら私たちも末法悪世の中で溺れてしまいます。


 御題目によってどれだけ心が救われるか、ご信心している者であれば、分かるはずです。


御教歌

「しるや人 しらぬやあはれ妙法に もたれ唱ふる心やすさを」


 御題目を唱えている人を見つける。御題目を唱えている人を、御法さまは見つけます。


御教歌

「一人来て 独(ひとり)帰らむ道なるを 妙法五字にともなはるとは」


 ご奉公の「不成就」とは「何もしないこと」。成就したと思ってもしていないことがあり、成就していないと思っても成就したと御法さまが褒めてくださることもあります。大切なことは真心を込めて積功累徳のご奉公に励むことしかありません。


 あと一ヶ月で開導会、先住松風院日爽上人御二十七回忌法要です。一人でも多くの方に声をかけ、ご信心の改良と増進ができるようお勧めいただきたいと思います。 

ウッタン君のお父さんのご祈願をお願いします🙏

  ラム・ラル・タマン。腎不全。ご祈願をお願いできればと思います。 ちょうど1ヶ月後の6月6日(土)、妙深寺では開導会の第一座に併せてネパール人2名の得度式を執行します。ネパールのご弘通を死守するために2名の浄念を認め、決断しました。 8月、コレイア清行師、ウィニーさん、玄義くん...