2020年7月31日金曜日

『東京、コロナ禍』








お会いしたのは2011年。もう10年が経とうとしています。


昨日は午後に浅葉克己先生のデザイン室へ伺いました。


1940318日生まれ、今年御歳80歳。昭和15年のお生まれで、私の父が昭和14107日生まれですから同学年に当られます。これだけでも感動してウルウルしています。


父のように年齢の離れた先生ですが、本当にいつもお元気で、いつまでも感性は瑞々しく、アンテナは誰よりも高く鋭く、学ばせていただくことばかりです。


先生は今回の世界的危機にも大変な想いを寄せておられ、昨日はナショナルジオグラフィックに載せられた一枚の写真を見せてくださいました。


ベッドに横たわる遺体がサランラップのようなものにグルグルと巻かれています。シーツの色が黄色だからなのか、まるでエジプトのミイラのようでした。最初はご遺体と分からなかったほど。


新型コロナウイルス、COVID-19に感染して亡くなられた方を、インドネシアではこのようにしてお見送りしているとのこと。ビニールで包まれた遺体。家族との最後の別れも出来ず、亡骸に取りすがることもできない。


浅葉先生から写真家・初沢亜利氏の新刊『東京、コロナ禍』を見せていただきました。新型ウイルスが襲い掛かった東京を、写真家にしか切り取れない瞬間が掲載されています。この装丁の写真を見るだけで、唸ってしまいました。すごい。


浅葉先生には昨日もたくさんお力添えをいただき、感謝しかないです。申し訳なく、ありがたいです。ありがとうございます。


とにかく、今回の事態は想像している以上に世界を変えてしまいます。これから多くの方々の生活の糧を奪い、不安定にすることは間違いないことです。


今は助け合うこと、支え合うことが大事なのに、世界の政治は真っ向真逆の方向に突き進んでいます。


人びとを国家や民族という枠組に閉じ込め、餓鬼界のように不安を欲とエゴで塗り潰し、修羅界のように攻撃することで自己の欺瞞や矛盾を覆い隠そうとしている。みんなで見破らなければなりません。巻き込まれてはいけない。


新型ウイルスに感染しない、感染させないこと。同時に、この旧型の心のウイルスにも感染しない、感染させないことが大切。


南無妙法蓮華経ー。


久遠より届けていただいた心のワクチンを接種しましょう。

2020年7月28日火曜日

ツタエル

































蝉の声の響く京都。


御池通を走ると両脇の街路樹からサラウンドで彼らの大合唱が聴こえます。


午前中のクマゼミの合唱はすごいです。午後は食事の時間なので鳴き声は少なくなります。夏の京都にいらしたら一度体験してみてください。


今朝は本山宥清寺のご宝前において御講有の再任式が奉修されました。講有位というものがどういうものか、あらためて思い知る一座です。随喜すると同時に、私は28年前に本山で修行していましたので、当時を振り返りながら深く考えていました。


本日の式典はYouTubeでライブ配信されました。昨日、現薫師や清康師、喜信師をはじめ、広報局の方々が遅くまで準備をしてくださっていました。


今回はビデオグラファー、映像ディレクターで、京都佛立ミュージアムの学芸員もしてくれていた亀村佳宏くんチームにも撮影・配信をお願いしていました。


スイッチャーでの生中継。もはや他の追随を許さないくらい、完璧な配信でした。


亀ちゃんのカメラワークは天才、完璧。カメラの上にスマホをセットして配信中の映像を確認し、スイッチングが外れたらアングルを変える。最新のテクノロジーと見事なチームワーク、トンチとパンチで、超高価な機材を使ってやるような撮影と中継を完成してしまっています。


現薫師のスイッチングの指示もパーフェクト。清康師のカメラワークもプロ級。喜信師も鉄壁のカメアシ。ケーブルワークをサポートしてこそ安定の中継が出来ます。


もう、一つの制作会社くらいの技術力、制作能力があります!しかも制作費は通常の10分の1くらいで。同じことをやろうと思ったらとても高価で出来ないはず。このチームの能力の高さにつくづく感動しました(涙)。ここまで来たかーとウルウルしました。


今日も、YouTubeのチャットには世界各国からの書き込みがありました。ありがたいです。


伝える、というエネルギー。伝えたい、伝えよう、という人生のコンセプト。本当にステキなクリーンエネルギーだと思います。


ありがたい時代です。リアルな伝え方はもちろん、やろうと思えばネットを通じてたくさんの方に伝えることも出来ます。


法華経には「伝える」というアクション、行動の功徳が説かれています。


末法に入ると、悪いことを語り伝える人が世界中に満ち満ちるというのです。悪いことの方がおもしろい。悪いことを伝えて楽しみたい。そんな時代になると。


だからこそ、ありがたいこと、楽しいこと、尊いことを、語り、伝えよう、ということが説かれています。


開導聖人の御教歌

「一人の 為にも法をとく人は 是が如来のつかひ也けり」


だから私たち佛立仏教徒は、尊い教えを、ありがたい話を、伝えよう、届けよう、と思って生きるように努めています。


自己満足かもしれませんが、この長い間、あらゆる機会を捉えてご奉公について発信してきたのは、法華経にお示しのお言葉があればこそです。


妙法蓮華経随喜功徳品第十八。


「阿逸多、汝且く是れを観ぜよ。一人を勧めて往いて法を聴かしむる功徳此の如し。何に況んや、一心に聴き説き読誦し、而も大衆に於て人の為に分別し、説の如く修行せんをや。」


「若し一人を勧めて 将引して法華を聴かしむる」


こんな時代だからこそ、愚痴や不平や不満ではなく、悪口なんかでもなく、もっともっと、楽しいこと、嬉しいこと、ありがたいことを、発信してゆきたいです。


「泣きながらでもいいことをせよ」


仏陀の肉声のような言葉です。ちょっと無理してでも、ステキなことを言い続けると幸せになります。


すごいチームになりました。本当に、素晴らしいです!もはや私の出番なし。今後も成長を続けてゆくと思います。


よろしくお願いいたします。


ありがとうございます。

2020年7月27日月曜日

「〜しながら」を止めましょう
















今朝の横浜ラグーン。いかがだったでしょうか?


田中律子さん、若々しくて、本当に前向きで、ステキな方ですよね。力強いエネルギーをいただきました。


私がとても心に落ちたお話は「〜しながら」という生き方を止めるということでした。


何かをしながら何かをする。何かをする時、あれも一緒にやろうとしちゃう。


一見、器用で便利な、時間短縮の生き方のように思えますが、違いますよね。


ご飯を食べながらテレビを観ると何を食べているのか分からなくなってしまったりします。街角でもスマホの小さな画面を観ながらモグモグしている人がたくさんいます。そうですね、もっと自分がしている一つ一つのことに意識を集中して、大切に過ごすべきだと思います。


仏道修行に通じる、生きている毎日の、時事刻々の物事から「フォーカスアウト」しないようにする。とても大切なことでした。


業を合わせる。一口に「業(カルマ)」と言っても、身体の業もあれば、口の業、意(心)の業があります。これを仏教では「三業」と言います。ほとんどの場合、この業はバラバラなんですよね。


「業(カルマ)」とは元来「動き」という意味で、その動きが因縁果報の要点。「口業正意」という極意は別として、この3つを如何に一つにするかが修行課題の一つなのです。


よし、ほんの小さなことから始めてみましょう。すぐに良い変化を感じ取れるはずです。


「〜しながら」やっていることを止めてみる。テレビを消したり、イヤホンを外したり。いま自分がやっていることにしっかりとフォーカスして生きるということですね。


とても参考になりました。


律子さん、本当にありがとうございました!


さて、来週のFMヨコハマ「横浜ラグーン」のゲストはさだまさしさんです。先日「今夜も生でさだまさし」を観させていただきましたが、会話がお上手すぎてつくづく本物の天才と感動しました。


是非お楽しみに!よろしくお願いいたします!


YOKOHAMA LAGOON(横浜ラグーン)心と体の免疫力アップ!

毎週月曜日午前5:30~6:00

FM YOKOHAMA

番組 MC : 長松清潤(住職)


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2020年7月26日日曜日

明日の朝は重ねて田中律子さんにご登場いただきます








明日の朝は月曜日、横浜ラグーン!


ゲストは田中律子さんです!先週の放送、律子さんの魅力がしっかり伝わったようで、お寺でお会いするおばあちゃんからも「ステキな方ねー、田中律子さんって!」というお話をいただきました。


ありがたいですー。


「80才で真っ赤なビキニを着る」と言っていた律子さん。なんてステキな目標でしょう。そんな風に年を重ねたいですね。


心も、体も、美しく、健康で。これが大事。


みなさん、ぜひお聴きくださいませー。


月曜日の朝はFMヨコハマ「横浜ラグーン」!


YOKOHAMA LAGOON(横浜ラグーン)心と体の免疫力アップ!

毎週月曜日午前5:30~6:00

FM YOKOHAMA

番組 MC : 長松清潤(住職)


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再開!100万人のクラシックライブ



























土曜日の午後、妙深寺の第二本堂で100万人のクラシックライブが開催されました。


ヴァイオリニストはマンハッタン音楽院、ニューヨーク大学大学院、マネス音楽院で研鑽されたプロフェッショナルディプロマ、堀脩史さん。


ピアニストはドイツのフランクフルト生まれで、パリのエコールノルマル音楽院で研鑽を積まれた橋本知佳さん。


これほど国際的でプロフェッショナルな方々が妙深寺に来てくださるとは、本当にありがたいです。


演奏に先立ち、堀脩史さんがご挨拶くださいました。


まず、この数ヶ月間、すべてのコンサートが中止となり、演奏の機会を失い大変な不安の中にあったこと、そして皆さんの前で演奏できる喜びを来場者へ向けてお話くださったのです。


マスク姿のお二人。そのお話を聞いていたら感動して目頭が熱くなりました。


どうなるか、私たちも全く分かりませんでした。しかし、再開できたのです。本当にありがたいです。


会場として万全の対策を施し、プロフェッショナルの演奏者の方々もマスクを外すことなく、当然ながら観客の皆さんも距離を保ち、マスクを着用。


素晴らしい演奏で、まずこのことに感動。今年はベートーベン生誕250周年ということで、ベートーベンについてお話いただきながら演奏いただきました。


ベートーベンに憧れたブラームスの曲も全く新しい角度から聴くことができました。本当に贅沢なことです。


何よりも「ライブ」ということのスゴさ、尊さ、有難さを痛感しました。身体を突き抜ける音楽、旋律。鳥肌が立ちます。


コロナで会えない、コロナで出来ない、行けないことが増えたからこそ、貴重な今を噛み締めることができます。


こういう時代が来ました。コロナの中で、出来ることを探してゆく、作り上げてゆく時代です。


京都佛立ミュージアムもこれ以上ないほどの抗菌、除菌、防疫対策を確立しましたので、今まで以上にイベントも100万人のクラシックライブも開催できるかもしれません。


マスクを付けたままの演奏で大変だと思いますが、奏でる音楽は変わらず、素晴らしく、最高です。是非、引き続きよろしくお願いいたします。


さらに昨日はプログレッシブのK社長が「蓑田さんから妙深寺で100万人のクラシックライブをやると聞きました。ぜひ来てくださったお客さまに配っていただきたい!」とお申し出くださり、枝豆をお渡しすることが出来ました。


門祖総講終了後、すぐに練馬へ向かいました。次男が一緒に行ってくれました。車の中の会話が嬉しい。渋滞も気にならないくらい。大量の枝豆を積んで戻ってきました。


来場くださったお客さまはもちろん、堀さんや橋本さんにもお渡しでき、本当に喜ばれました。「名前は出さないで、練馬のKさんでいいよ!」と言っておられましたが、本当にK社長に感謝です。ありがとうございます。


夜は18時から駒沢まで忌日のご回向へ伺いました。本当にありがたいです。


ありがとうございます。

2020年7月25日土曜日

国連事務総長 グテーレス氏が描く世界の未来

COVID-19、新型コロナウイルスが世界を変える直前、2020年1月。NHKが国連のアントニオ・グテーレス事務総長に行ったインタビュー。

 

人類は存亡の岐路に立っている。コロナ前のインタビューですが、全く色褪せません。五輪特需より、大きな警鐘が鳴らされた2020年のスタートでした。

 

創設の経緯やその限界をもって国連を批判することは簡単ですが、有益とは思えません。私は人類が多くの血を流してたどり着いた国際的な枠組みが国連であり、これを健全に機能させるべきだと考えています。

 

特に、グテーレス事務総長の発言には敬意を抱きます。何とか新しい価値観を生み出し、それを共有したいと思います。

 

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国連事務総長 グテーレス氏が描く世界の未来

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279531000.html

 

ことし2020年は、国際連合ができてから75年になります。そのトップ、グテーレス事務総長は、今の世界をどう見てどのような未来を描いているのでしょうか。ニューヨークの国連本部で話を聞きました。

 

 

“公平なグローバリズム”を

 

アントニオ・グテーレス氏は70歳。ポルトガルの首相や国連難民高等弁務官を経て、2017年1月、第9代の国連事務総長に就任しました。

2020年、5年の任期の3年がたち、国連はこれからの10年、何を目指すのでしょうか。

 

答えは「公平なグローバリズムの実現」でした。

 

グローバリズムは、金融や貿易の自由化によって市場や企業が国際化する動きを指します。それは国際協調を基軸にする国連の活動にとっても追い風のはずでした。

しかし、グテーレス氏はグローバリズムの恩恵が公平に分配されず、世界中で人々の不満や不安を高めていると指摘します。

 

グテーレス氏

「グローバル化やテクノロジーの進化は、とても大きな利益を生みだしたが、それはうまく分配されていない。多くの人が取り残されて、多くの社会で不満があふれ、多くの社会不安が見られる」

 

グテーレス氏は「多くの人が取り残されている」と言いました。

国連で今から5年前に採択された、2030年までに達成すべき長期開発目標=SDGsのスローガンは、「誰1人取り残さない」です。

 

グテーレス氏は、貧困や不平等をなくし、質のよい教育や医療をだれもが受けられるというSDGsを実現するために、これから10年、すべての国が本気で取り組むことが、公正なグローバリズムの実現、ひいては「誰1人取り残さない」ために不可欠だと考えているのです。

 

 

地球温暖化は現在の危機

 

大きなテーマから入りましたが、個別のイシューで、グテーレス氏がもっとも心配していたのが「クライメート・チェンジ=気候変動」です。

 

私はグテーレス氏の言動を事務総長就任以来、見続けていますが、おそらくもっとも多く語ってきたことばが「クライメート・チェンジ=気候変動」、そして「クライメート・アクション=気候変動対策」だと思います。

 

グテーレス氏は、気候変動について「人類の生存をかけた闘い」だと表現することがあります。

 

科学者による見解をもとに、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスを2030年までに、2010年の水準と比べて45%削減したうえで、2050年には実質ゼロにしないと、地球の温度上昇を1.5度以内に抑えられず、人類に破滅的な影響をもたらすと警告しています。

 

その分岐点が早ければ2030年、あと10年で訪れるというのです。

 

グテーレス氏

「これは今の危機であり、未来の問題ではない。私たちは勇気を出して、いま向き合う必要がある」

グテーレス氏は、こう述べて、各国のリーダーに決断を促しました。

そしてその具体策については「炭素に値段を付け、課税を、人から炭素に移せるようにする」と述べ、ことしから新たな火力発電所の建設を中止し、石炭や石油など化石燃料への補助金を中止することを挙げました。

 

もう何十回、何百回と繰り返しているからでしょうか、このくだりは自然と口をついてきたような歯切れのよさを感じました。

ただ言うはやすし、行うは難しで、一筋縄ではいかないと思います。

 

日本をはじめアジア諸国の多くは、エネルギーの多くを石炭に依存しています。アメリカのトランプ大統領は、いまや世界最大の産油国だと豪語し、石油、天然ガス産業の規制の緩和を進めています。

 

こうしたエネルギー政策の転換をめぐる攻防について、グテーレス氏は、再生可能エネルギーへの転換に向けた技術革新とビジネスの融合、それに、世界の金融業界や投資グループの化石燃料産業への投資抑制の動きはすでに大きなうねりだと話しています。

 

 

次世代の役割が不可欠

 

そしてもう1つ、期待を示したのが、次代をになう若者たちでした。

 

グテーレス氏

「気候変動の影響を見たり、人工知能や、台頭している新たな技術を見たりすれば、これらはすべて異なる方法で世界を形づくっている。若者たちは、そうした変革の影響を完全に受けながら生きることになる。だから技術革新、社会運動、啓発活動を通じて、私たち今の世代に圧力をかける役割を信じている。若い世代の役割は絶対に欠かせない」

 

その代表的な1人が、グレタ・トゥーンベリさんです。おととし8月「未来のための金曜日」という、政府に地球温暖化対策を求める座り込みを1人で始めました。

当時16歳の高校生。彼女が投稿したこの活動の写真は、インスタグラムという若者に人気のあるソーシャルメディアを通じてまたたくまに世界に拡散され、日本を含む世界100か国以上で若者が街頭に出てデモ活動を展開しました。

 

それだけではありません。

ここアメリカでは、高校での銃乱射事件を受けて高校生たちが立ち上がりました。政府に銃規制を求める運動を全米で展開し、一部の銃販売店で年齢を自主的に引き上げるうごきにつながりました。

 

香港では、民主化を求める若者たちの抗議運動から、地方選挙で民主派の歴史的な大勝を呼び込みました。

 

こうした社会を変えたいという若い世代の運動が、どこまで政治を動かすかは未知数ですが、ソーシャルメディア時代の情報拡散と動員力に、国連がかつてないほど期待しているのは間違いありません。

 

その証左に、国連は、創設75年を迎えた2020年、若者をはじめとする世界の人々から、グテーレス事務総長への意見や提言を直接問う1分間のアンケートを専用ウェブサイトに開設しました。

 

そこには、自国第1主義が広がり、国連が推進する国際協調主義を実践するのが難しくなる中で、グテーレス氏が、下からの声を借りて、国際政治に風穴を開けるてこにしたいという思惑が見て取れます。

 

それだけ国連を取り巻く環境は厳しいと言えます。

トランプ大統領のアメリカが国連から離れつつある一方、中国やロシアはその隙間を埋めるかのように、国連における存在感を徐々に増し、軍縮、紛争解決、人権擁護と多くの問題で意見の差異が広がっているからです。

 

 

世界は米中で分断のおそれ

 

冷戦終結から30年。いま世界の対立は、米ソから米中に移っています。

その様をグテーレス氏は去年9月の国連総会の演説で「グレート・フラクチュア=大分断」と表現しました。

 

世界第1と第2の経済大国の力相撲が、世界をかつての米ソ冷戦のような二大陣営に分裂させかねないという懸念を表明したものです。

それについて改めて聞きました。

 

グテーレス氏

「世界が2つの世界に分裂するリスクがある。それぞれに貿易のルールがあり、独自のインターネットがあり、人工知能戦略があるような世界だ。それは必然的に、戦略的、地政学的、軍事的な発展を遂げるだろう。わたしたちは、これを避けなければならない。すべての人が『これが平和と安全を保障する方法である』と受け入れる世界的なガバナンスの仕組みが必要だ」

 

グテーレス氏

「強大な国があるときほど知恵がいる。あなたが強大でも賢くもなければ、劇的な変化は起きないだろうが、強大であるならば、賢くなければならない。特に2つの大国には知恵が不可欠だ。誰も望まないような分断の源ではなく、結束した世界の柱でなければならない」

共通のルールのない競争がもたらす結末へのおそれ。

グテーレス氏が大きな懸念を抱きながら、いまもっともひんぱんに話す国連大使は、アメリカと中国です。

 

「次世代通信規格」「軍拡競争」「サイバー」「宇宙開発」「人権」と、両国の競争と対立の領域は広範に及びます。

過去、国際社会がインターナショナル・ノーム=国際規範を作るための話し合いをリードしてきた国連には、米中の対立を緩和するための、より一層の働きかけが求められそうです。

未来にどう向き合うか

私は最後に、次のような質問を投げかけました。

「国連の長期目標の期限である2030年以降に、あなたは、どんな世界を思い描いていますか?」

 

グテーレス氏はそれには直接答えず、未来を信じてみずから変革していくことを強調しました。

 

グテーレス氏

「国連創設75年を見たときに、100年について考えることが重要です。わたしたちは大きく変わらなければなりません。人々の願い、恐怖、不安に寄り添い、新たな技術が私たちの生き方やコミュニケーションの取り方に与える影響に合わせて、わたしたちは大きく変わる必要があることを理解しています。世界はとても急速に変化するでしょう。私たちはその変化に苦しむのではなく、変化を予測できるようにしたいと考えています」

2度の世界大戦の末に生まれた国連は、世界の平和と安全の維持という使命に取り組んできましたが、その一方で、アメリカとロシアをはじめ、大国のせめぎ合いの場にもなってきました。

 

国連は創設75年を機に、公正なグローバリズムと地球温暖化の歯止めに向けて、加盟国の協力をとりつけながら、未来への航路を大きく踏み出すことができるのでしょうか。

 

グテーレス事務総長に課せられたかじ取りが、ますます難しくなることは疑う余地がありません。

 

それでも、グテーレス氏は両手で拳を作り、「わたしはあきらめない」と私の目を見据えます。インタビューを通じて、世界の現実と未来に、楽観も悲観もしないグテーレス氏の胆力を感じ、未来への希望を見たような気がしました。

ステイ・ピース






この4連休が、およそ10日後の爆発的感染拡大とならないよう心から祈ります。


「いま我慢しておけば明るい未来が来る」と励まし合っていたのが数ヶ月前。最初に全国の学校閉鎖、そして「ステイ・ホーム!」でした。


今は全く違う道を歩いているようです。宇宙から来たXとの戦いはこういうものなのでしょうか。


とにかく、安心せず、過信せず、油断せず、過ごすしかありません。


コロナ禍の中、世界の分断が深まっています。世界中のリーダーが妄言と迷言を重ねていますが、地球市民は偏らず、扇動に乗らず、人間の可能性を追求してもらいたい。


生きとし生けるものが幸せでありますように。


人間が目指す生き方。人間だけが、鬼にもなれば、菩薩にも、仏にもなる。


どこを目指すか。


人間はこの世界に修行に来ています。


人生は、どこまで行けるか選手権。どこまで見えるか選手権。どこまで感じられるか選手権。どこまで出来るか選手権。


人間にしか出来ない生き方に挑戦しましょう。

2020年7月23日木曜日

ティラク・バハドゥール・タパ氏の帰寂





























ネパールのティラク・バハドゥール・タパ氏が亡くなられました。


彼はピカス君のお父さん。私たちがサムンドゥラデヴィの学校校舎を建設する最初の時から最大の支援者でした。


地元の名士であり、地主でもあり、親会場の建設には材木を御有志してくださったこともありました。


重い肺がんを患っておられましたが、いち早く御本尊をご奉安され、たくさんの現証の御利益をいただかれました。


題目塔が完成した時には、現地を代表してティラク・バハドゥール・タパ氏、そこにコレイア御導師と私と3人で、本化桜の植樹を行いました。


ご自宅には何度も泊まらせていただき、世界各国のメンバーがお世話になりました。


亡くなられてから、スリランカ、インド、日本、お世話になった世界中でご回向させていただきました。


日本の清康師やスリランカの良潤師から、葬儀のための要綱や言上文を送り、昨日15時から清天師がお見送りのご奉公をさせていただきました。


しっかりとご奉公してくれたと思います。妙深寺の本堂でも毎朝ご回向させていただきました。


ありし日のお父さんを思い出しています。最初に泊まった夜のこと、焚き火を囲みながら遅くまで話をしたこと、真夜中のネコちゃん事件、忘れられません。


お父さんの名は、私たちのご弘通の歴史に刻まれ、長く語り継いでゆきます。もっと早く会いたかった。しかし、こんなに遠く離れていた私たちでしたが、今生で会えてよかった。


今回は、まずはこれまで。お父さん、また来世でお会いしましょう。


ありがとうございます。


Gojyushoku,

Arigatou gozaimasu, 

Today afternoon at 3:00 PM I was able to conduct a funeral service of  Tilak Bahadur Thapa. Few family members and few HBS Nepal members from same village participated the session. May the soul of Tilak bahadur Thapa be free from all sufferings and may he get chance to practice fine Dharma in next life. We will keep chanting for the departure soul. Thank you so much for giving me this 

opportunity. 

Yorosiku onegaisimasu.

Namu Myo Ho Ren Ge Kyo 

Arigatou gozaimasu 

Dahal Seiten,

千本倖生さまの応援

今日は千本倖生さまがお越しくださいました。 お忙しい中、準備の時にもお立ち寄りくださり、汗だくの私たちを励ましてくださいました。 あの時はまだパネルも並べられていませんでした。 今日、ゆっくり、じっくり、拝見くださいました。本当に、本当に、ありがたいです。 いつも、私のような者を...