2019年3月31日日曜日

平成最後の開導まつり























平成最後の開導まつり。
明日、4月1日は202回目の開導聖人のお誕生日。
今日はそのご誕生を祝して「開導まつり・佛立ふれあい子ども大会」を開催いたしました。
もう、桜は満開を迎える直前、ベストなタイミングでの開催となりました。
妙深寺のふれあい森には子どもたちの笑い声があふれていましたー(ちょっと芽衣ちゃんの泣き声もアリ)‼️
最高です。妙深寺の教養会、すごいご奉公をしてくださいます(涙)。
唯一無二のツリーハウスはデッキが出来てから初めての開導まつり。みんな大満足でした。
ジップラインも、手作りブランコも、壮年会、スカウト、青年会、薫化会、婦人会、松風会が、工夫をこらし、総力をあげたプログラムも、子どもたちは大喜びでした。
本当に、ありがとうございます(涙)。
参加人数は、なんと子どもたちが91名‼️
大人が156名で、総合計247名だったそうです。またまた、ここのところずっと前年を上回る素晴らしいご奉公を重ねてくださっています。
開導聖人、きっとお喜びくださっています。
本当に、ありがとうございましたー‼️

2019年3月29日金曜日

ビデオメッセージ
























昨日は日本宗教連盟が主催する「SDGs」についての公開講義「社会と共に歩む宗教者であるために」に参加して参りました。


同時に昨年7月に米国で開催された「米国信教の自由に関する大臣会議出張報告」もお聞きしました。


会場は明照会館で、冒頭は戸松義晴氏よりこの出張報告があり、続いて外務省国際協力局地球規模課題総括課長である甲木浩太郎氏からの講義をお聴きいたしました。


それぞれ極めて重要な内容で、大きな刺激を受け、とても勉強になりました。


米国政府主導の会議では日本の代表団に発言の機会を与えなかったとのこと。最終日に届いたトランプ氏のメッセージは4大宗教の「仏教」が除かれ、代わりに「ユダヤ教」が入っていたとのこと。


たしかに、声明を見ると

We look forward to a day when people of all faiths, Christians and Muslims, and Jewish and Hindu,,,,,

となっています。「Buddhist」や「Buddhism」がありません。


アメリカ大使館をエルサレムとしたり、ゴラン高原の帰属を米国単独でイスラエルに認めたり、彼は彼の価値観によって世界を再編するつもりのようです。それが正しいとは全く思えません。


一方、挑戦的な目標を掲げたSDGs。「誰も取り残さない」という理想は、法制化しなかったため合意できたという側面を理解することができました。


だからこそ、やはり「SDGs」は国家が主導するというよりも、国家と個人の間にあるコミュニティ、団体、集団がイニシアチブを取るべき性質の社会運動、人類運動なのですね。


とにかく、とても勉強になりました。


そして、私は滅多に行かない増上寺の門前まで行ったこともあり、兼ねてから必ず立ち寄りたいと思っていた長岡謙吉のお墓に参りました。


坂本龍馬の盟友・長岡謙吉のお墓は増上寺の近く、安養院というお寺の中にあります。


『仏教徒 坂本龍馬』に書いたとおり、龍馬の死後は恵まれなかった不遇の長岡謙吉。


海援隊蔵版 『閑愁録』を著し、近代日本の宗教政策に一石を投じた偉大な功績がありながら、夫婦ともに若くして亡くなってしまいました。


不運。不遇。かわいそう。本当に。


やはり、お彼岸が過ぎても、誰もお墓詣りに来ていない。ここだけポツンと花もなく、誰かがお線香を上げた形跡もない。


近所でお花を買い、墓前にお供えし、一生懸命に御題目をお唱えさせていただきました。


とにかく、会議の直前に、こうしてお参りできてよかったです。数年来の想いが果たせました。


そして、今朝、アル・ゴア元アメリカ副大統領からビデオメッセージが届きました。


本当に、画期的なことで、ありがたいです。まだ、興奮しています。かねてからリクエストしていましたが、メッセージもストップになったり、いろいろなことがありました。


いつもながら孤軍奮闘で、政治力も資金力も全くない中のことですから、一縷の望みに期待しながら、まさか本当に撮影をし、送ってくださるとは思っていませんでした。


冒頭で「HBS Museum」と言ってくださり、涙が出そうになりました。本当は「京都市」や門川市長のお名前を呼んでいただきたいとお願いしていたのです。


今日も尊い1日でした。


明日は町内の夜桜、観桜会です。お天気が崩れるようで残念です。


明後日31日は妙深寺の開導まつり、佛立ふれあい子ども大会です。リニューアルされたツリーハウスで思いっきり遊べます。


安全に、ご奉公させていただきたいと思います。


ありがとうございます。


2019年3月25日月曜日

お手本














心は海の砂を掴んでいるようなものだ。いつの間にか無くなっている。


受けることは簡単で、持つことは難しい。


人の心はどんどん移ろってゆくものです。あまりに早いと自分が壊れてしまう。人間関係も。


持って生まれた命。ゆっくりと、3歩進んで2歩下がってもいいから、最終的は前に進んでいたいもの。


先日、篠さんのお宅で御講を奉修させていただきました。


94才になる行子さんですから、ご長男の行雄さんが中心となって教区の皆さんも御講の準備をしてくださったそうです。


ありがとうございます。


階段を上がると、素敵な写真が飾ってあります。


お父さんと、行子さんの結婚式の写真。行子さん、とても綺麗。


そして、団参だったのでしょうか、岩手県花巻市の温泉で撮られた最高に素敵な写真。亀久雄さん、カッコいいー。


毎年、春といえば、妙深寺の開導まつりで亀久雄さんが作ってくださった焼きそばを頂戴していました。本当に美味しかった。愛情とご信心たっぷりの焼きそばでした。


今、壮年会さんが亀久雄さんの意志を受け継ぎ、賑やかにご奉公くださっています。


本当に、お手本だなーと思いました。

2019年3月23日土曜日

イチロー選手









































地球が春分点を通過し、太陽は真東から昇って真西に沈み、月は太陽と地球の反対にあって輝き、桜は平成最後の花を咲かせ、野球界ではイチロー選手が引退。


一昨日はあり得ないようなことが重なって、奇跡に奇跡を重ねたような特別な一日でした。


妙深寺では春のお彼岸、春季総回向を奉修させていただきました。


次世代の方々が、たくさんお参詣、ご奉公くださり、嬉しいお彼岸の総回向でした。


完成したツリーハウスを中心に、森には子供たちの笑い声が響き渡っていました。


厨房の婦人会さんにも新しい方が次々と加わり、明るい笑い声の中で素晴らしいご供養を準備してくださっていました。


本当に、ありがたいです。


残念ながら、全体のお参りは少なく、妙深寺も大きな分水嶺を越えたと感じています。


31で住職になってから19年、時代の移り変わりを実感します。


50になったらブログやSNSを止めると宣言していたのですが、こちらはもう少し延長することにしました(涙)。


物好きでも趣味でもなく、自分なりに、この情報化社会の中で、仏教と佛立の再生や発展のために必要な、時間や存在を捧げたご奉公と思ってきました。


世の中はどんどんスレて、どんどん小粒に、小賢しくなり、便利と言って努力を忘れ、情報の中で大切な人やものを見失い、頭と心と体、時間と空間のバランスを取りにくくなっているようです。


自分という奇跡の乗り物に取り扱い説明書はなく、本屋さんにも売っていません、ネットでも見つからないはずです。


これを見つけようと苦労し、あてもなく漂流している人がたくさんいます。


迷いの種類やレベルが、変に余裕があって救い難い。末法とはこういうものだといいます。


仏教は人間という奇跡の乗り物の取り扱い説明書。ご信心をいだだけば、ほかに何も探す必要はありません。


毎日が奇跡の連続で、本当にありがたい。それがご信心の本質であり、実証。才能があるとか無いとか、恵まれているとか、恵まれていないとか、そういう分け隔てもなく、誰もが結果を得られる尊いご信心です。


ただ、このことを心に留め、実際にご信心をされる方は稀で、本当に難しいです。


今の世の中は選択肢がいっぱいあって、価値観もいっぱい。どんな反対意見でも簡単に読めるし、嫌でも目に飛び込んでくる。しかも、ファクト(真実)にフェイク(嘘)が入り混じり、簡単に「あっち」にも行けるし、自分だけで珍妙に納得できる。


凄い勢いで、変わってゆく世界、変わってゆく暮らし、心。


御簾の中に隠れることで凡人も貴人に見えるものですが、そのままでは通らない、ご弘通にならない時代です。


誰もが膨大な情報に接する時代。ローマ法王やダライ・ラマですらアカウントを持っています。


「開化第一」の佛立宗。本門佛立宗らしく生きるならば貴人になどならない方がいいし、なってはいけない。ご弘通のためには、発信してゆくしかないと。


35才になり、40を過ぎ、50才が節目だと思っていましたが、ご奉公の不成就で、いろいろと間に合いませんでした(涙)。


もう少しだけネット社会の片隅に存在します(涙)。


さて、奇跡の3月21日。


妙深寺の春季総回向、評議委員会会議を終えて、東京ドームに向かいました。


野球音痴のこんな私にチケットを3枚いただいていたのです。次男と、若手教務で一番野球ファンの清翔師と観戦させていただきました。


最初から、メジャーリーグ開幕戦に湧く会場に圧倒され、イチロー選手の存在感、その熱気に包まれて、感動していました。球場で野球を観るなんて、本当に無いこと。しかもメジャーリーグ。


しばらくして、携帯電話に、イチロー選手が引退の意向で、この試合の後で記者会見をするらしい、とメッセージが入りました。


ゾゾっと鳥肌が立ちました。目の前でプレーしているイチロー選手の試合が、ものすごく貴重な上にさらに貴重な最後の試合になる。そんな場にいさせていただけるなんて、考えてもいませんでした。


前人未到の偉大な記録と共に、僕たちにも決して忘れられない記憶をくださいました。イチロー選手にも、チケットをくださった方にも、本当に、もったいなく、ありがたく、ありがとうございます(涙)。


その帰り道で、満月の周りにある雲が、うっすらと虹色に輝く、「月暈(つきがさ・げつうん)」を見ました。


月にかかる彩雲です。


今年中に絶対に成し遂げたい自身のご奉公があり、取り組みを始めました。


わが家の家庭環境は複雑で、少し時間をいただきました。申し訳ないです。


とにかく、奇跡の毎日。生きとし生けるものが幸せでありますように。

2019年3月20日水曜日

満月と春分の日と、桜とお彼岸とボウズヨガ
















六本木に向かっています。


今夜19時からは六本木インシーさまでボウズヨガを開催させていただきます。


今年3月の満月は3月21日の午前10時で、春分の日と重なっています。


天地自然の営みからすれば、とても特別な日。


境内の桜もポツリポツリと咲き始めています。横浜の開花予想は3月21日。これも今年は重なっています。不思議ですー。


明日、10時からは妙深寺の春季総回向。


亡くなられた方を想い、その想いをその方に届けたいと思っておられるならば、お参詣なさってください。


受付にお塔婆を申し込める場所があります。総回向の間は僧侶が常駐して浄書させていただきます。


亡くなられた方のお名前、あるいは法号をお伝えいただき、お塔婆を建立して、ご回向をさせていただきましょう。


特別な日に、特別大切なことをする。それが出来る。


ありがたいことです。


足りないのは、お寺かもしれません。


お寺と共にある暮らし。


なにもいらないくらい、本当に、ナチュラルで、ありがたい暮らし方、ごく当たり前の過ごし方、人間らしい営み方があります。


太陽の動き、月の動き、季節の節目。


満月と春分の日、桜とお彼岸とボウズヨガ。


今夜も精一杯がんばります。

ハシャーン清嵐師が来日します!

妙深寺が誇る一騎当千の教務陣の中でも一番力持ちなハシャーン清嵐師が佛立教育専門学校に入学します。 ギリギリとなりましたが入国管理局から在留資格認定証明書が届き、明日スリランカでVISAの手続きをします。 良潤師に聞いたところ査証が下りるタイミングが読めないので、4月1日の来日にな...