
次の日は5月1日。例月のお寺の行事では、最も忙しいのが1日です。月始総講があり、協議会という役中(ご奉公くださる方々)の会議があり、教務会もあります。しかも、5月1日には最近購入を果たした隣接地の地鎮の法要があり、この日も目一杯に充実した日でした。次の日の2日には、これも新しい試みで、妙深寺の近くにある「エンクエントロ」というレストランで、「ともしび法話」という会が催されたのです。これは、それこそ本当の有志の方々、高島さんという素晴らしいパーソナリティーと感性を備えた方がリードして開催にこぎつけたサロンのような試み。普段は固くなり過ぎて、実は住職とは話が出来ていないということで、こうした場所で「ティーパーティー」のような形で、住職を囲んでみよう、と。小さくて、本当に落ち着くレストラン、「エンクエントロ」は「出逢い」という意味だそうで、実は横浜経力寺のご信者さんが経営されているお店。そして、その名前の通りに、当日はご信者さんだけではなく、芸術家から詩人、歌人など、多くの方々が参集されていたのでした。ここでは、妙深寺所属で、ローマ芸術家協会名誉会員の詩人、安彦志津枝姉の詩の朗読会も開催。本当に素敵な会でした。和やかに、暖かく、盛り上がりました。そして、京都のご奉公に上がり、長松寺で御講有猊下の随身をさせていただき、横浜に帰山してから連日教区御講、布教区総会、御総講、神奈川布教区住職会、等々、、、、と。あっという間の、2週間で、今日、今さっき、夕方になって、ようやく落ち着いてPCに向かい、「ブッディスト・トランス・アメリカ」のことを考えられるようになりました。ようやく写真も整理して、見直して。
上のこの写真はグランド・ゼロ。あの時のこと、ご回向のこと、私の気持ち、御題目口唱の御声。それらを思い起こしていました。次の写真は、ロレインモーテル前のストリートにそれとなく置かれたテーブルに、キング牧師の写真が飾られていたもの。非常に印象に残っている風景です。

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