2005年5月10日火曜日

あれから、2週間

帰国から、あっという間に時間が経ち、明日で2週間です。秋田にご奉公に行かせていただき、横浜妙深寺に帰山したのは30日の午後2時過ぎでした。そのまま夕方の4時から佛立開講150年奉賛記念大会の会議があり、布教区の管内寺院の有志者にご参集いただきました。この「グランデ・ファミリア」と名付けられた奉賛記念ご奉公は、今後の妙深寺、そして神奈川県下の寺院では最も重要なご奉公と位置づけており、30日の会議では奥山氏が事務局長に就任下さるなど、私にとっては非常に嬉しく、充実した会議となりました。時差ボケで頭がボーっとしていましたが、そんな疲れも飛んでしまうほど嬉しい第一歩でした。
次の日は5月1日。例月のお寺の行事では、最も忙しいのが1日です。月始総講があり、協議会という役中(ご奉公くださる方々)の会議があり、教務会もあります。しかも、5月1日には最近購入を果たした隣接地の地鎮の法要があり、この日も目一杯に充実した日でした。次の日の2日には、これも新しい試みで、妙深寺の近くにある「エンクエントロ」というレストランで、「ともしび法話」という会が催されたのです。これは、それこそ本当の有志の方々、高島さんという素晴らしいパーソナリティーと感性を備えた方がリードして開催にこぎつけたサロンのような試み。普段は固くなり過ぎて、実は住職とは話が出来ていないということで、こうした場所で「ティーパーティー」のような形で、住職を囲んでみよう、と。小さくて、本当に落ち着くレストラン、「エンクエントロ」は「出逢い」という意味だそうで、実は横浜経力寺のご信者さんが経営されているお店。そして、その名前の通りに、当日はご信者さんだけではなく、芸術家から詩人、歌人など、多くの方々が参集されていたのでした。ここでは、妙深寺所属で、ローマ芸術家協会名誉会員の詩人、安彦志津枝姉の詩の朗読会も開催。本当に素敵な会でした。和やかに、暖かく、盛り上がりました。そして、京都のご奉公に上がり、長松寺で御講有猊下の随身をさせていただき、横浜に帰山してから連日教区御講、布教区総会、御総講、神奈川布教区住職会、等々、、、、と。あっという間の、2週間で、今日、今さっき、夕方になって、ようやく落ち着いてPCに向かい、「ブッディスト・トランス・アメリカ」のことを考えられるようになりました。ようやく写真も整理して、見直して。
上のこの写真はグランド・ゼロ。あの時のこと、ご回向のこと、私の気持ち、御題目口唱の御声。それらを思い起こしていました。次の写真は、ロレインモーテル前のストリートにそれとなく置かれたテーブルに、キング牧師の写真が飾られていたもの。非常に印象に残っている風景です。
アメリカでは、何とか御祈願してくださっている方々のためにも、このブログで報告したい、と思って頑張って書いていましたが、読み返してみると誤字脱字ばかり。しかも、内容も単なる旅行記になってしまっていて、ラジオ収録で話をしたご信心的な中身が薄い。これは大変に申し訳ないな、と。運転して、深夜にホテルに着いて、そしてブログに書き込んでいたので、こうなってしまいましたきちんと、続けて書いていこうと思います。TJSラジオでは、5月13日(金)から放送という連絡がきました。ケンジ君が編集作業を続けてくれています。

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