ネパールへ向けてコレイア清行師が妙深寺を出発いたしました。
10年前、2014年10月13日、清行は妙深寺に入寺しました。翌年の3月21日に得度、わずか1ヶ月後にネパール大地震が起こりました。
彼にとって山あり谷ありの10年。ネパール大地震の支援活動、小原旭くんの死、平和題目塔の建立、ネパール別院の設立。いいことばかりではなく、本当にイバラの道、振り返ればむしろ身命を削ることの方が多かったように思います。
僕は、フロンティアのご奉公は環境の整った国や地域のご奉公と決定的に異なると思っています。バランスよく両方の資質を持てたらいいですが、それほど人間は器用に出来ていません。難しいです、人間は。
弘通開拓のご奉公に頑張ってきたコレイア清行師。10年間の中の2年間は本山宥清寺でお給仕し、佛立教育専門学校を卒業しました。
今回の帰国では様々なことがあり、御法さまからの直々のサイン、厳しいお折伏もいただきました。師弟ともに深々とお懺悔をして、ネオ清行、新しい清行師にバージョンアップ、生まれ変わることが出来たと思います。
ここから、新しい清行による、新しいネパールのご奉公です。
どれほどみんなが清行を信じ、愛し、期待し、支えているか。プレッシャーは自分が引き受け、慈悲は周りの人々へ振り分け、とにかく本物の佛立教務としてのご奉公を積み重ねてもらいたい。
昨夕はまゆみさんのお宅へお助行に伺いました。毎日オンラインでお助行が行われ、何十人もご参加くださっています。自分の人生の新しい幕開けをまゆみさんのお助行でスタートでき、本当にありがたかったです。ありがとうございました。
帰り際、京都のKBSラジオさまが取材してくださるという連絡がありました。生放送。ギリギリどうしたらいいか考えましたが、今だからこそ与えられた有難い機会を無駄にしてはならないと京都へ向かいました。
10月26日に行われる伏見のイベントについてお話させていただきました。京都佛立ミュージアムの館長として出演します。生放送では麩屋町の長松寺、開導聖人のことをご紹介いたしました。ありがたかったです。
ありがとうございます。
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