2026年9月2日水曜日

シンバの生まれた町、消滅

 













ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流・洪水災害から1週間が経ちました。


8月26日、発生直後、ネパールからスリランカにいる私に連絡が入りました。車の中でした。あの時、すでにカドゥカ清地師は「街が消えています。1000人以上の犠牲者が出ているはずです」と言っていました。


残念ながら、清地師が言っていたとおり、日を追うごとに死者・行方不明者は増え続け、1万人に達するという報道もあります。


ネパール大地震では約9000人の方々が亡くなりました。これに匹敵する、あるいは上回るほどの大惨事です。


突然、唐突に、愛する人を失う苦しさ。想像を絶します。胸が潰れます。


国境の街、実はシンバはそこで生まれました。その町の「ティムレ(Timmure)」というお店でシンバを譲り受けました。今は町全体が流されてしまい、何も残っていません。生きていてほしい。


土曜日、HBS Nepalはこの災害で亡くなられた方々のための追善供養(ご回向)を執り行う予定です。大雨の被害も出ていて、昨日もバラランの家の上の斜面が崩れたと連絡があり、急きょ奥さんとラナちゃんを別院に引き取りました。


これほど世界が混沌としているのに、人間の欲望は際限なく増幅し、どこを見ても、イジワルさ、いやらしさ、ズルさが溢れています。


なんとか、心ある人たちで協力し合い、日本中、世界中の災害に苦しむ方々を支えたいです。


ネパールにお寺やお教務さんやご信者さんのいる妙深寺としては、このネパールの大災害の支援活動に力を尽くします。


まずは正確な情報を収集し、それに基づいて、最も迅速で効果的なHBS Nepalとしての支援活動を行います。


今朝も支援金のお申し出をいただき、お問い合わせをいただきました。伏して御礼を申し上げます。畏れ多いことですが、下記が「2026年ネパール大規模土石流・洪水災害 緊急支援」の振込先です。


振込先:三菱UFJ銀行

新横浜支店(店番215)普通預金

口座番号:0272810

口座名:妙深寺


長松清潤が責任を持ち、HBS Nepal教講一同、一円も、1ルピーも無駄にすることなく、被災された方々のためにご奉公させていただきます。


よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます。

長松清潤拝

2026年8月31日月曜日

サムンドゥラデヴィ学校への支援活動


 



今回のネパール出張にあたり、心ある方々からINS(インド・ネパール・スリランカ)国際弘通基金へのご有志、清行師へのお餞別、サムンドゥラデヴィ学校へのご寄付をお預かりいたしました。本当に、ありがとうございます。


これまでと同様一円一銭無駄にすることなく大切に使わせていただけるようご奉公に努めております。


特に今回サムンドゥラデヴィ学校へのご寄付について、お預かりしたからこそゆっくりと校長先生や教職員と話し合い、とても親密な関係を築くことが出来ました。あれから校長先生とWhatsAppのグループを作り、常にコミュニケーションしています。


私たちは「Obara Akira Foundation」と題し、小原旭くんの名のもとでHBS Nepalの学校や生徒に対する支援活動を続けてきました。


今回、アッコさんからご寄付をお預かりし、絶対に子どもたちに届く、子どもたちの教育環境が実際によくなるような使い方をしよう、と話し合いました。そこで、学校の電源システムが老朽化し、授業が途中で止まってしまったり、スピーカーも使えなかったりするので、これに充当させていただこうということになりました。


しっかりと見積もりを取って、請求書も公開して、先生とHBSネパールのメンバーが一緒に買い物をしたりして、学校にインストール(導入)するという、丁寧なやり方を選びました。


ネパールは現在極めて深刻な、大変な状況ですが、そんな中、今日校長先生からビデオが届き、無事にパッテリーシステムがインストールできたという報告がありました。全校集会で物品の紹介や寄付について生徒への丁寧な説明もありました。ありがたいです。


こうした丁寧さ、誠実さが、次の支援にもつながってゆく、と話をしておりました。とにかく、子どもたちの教育環境が少しでもよくなることがありがたいです。


善意を必ず、丁寧に、最大化して、お届けする。旭の学校ですから、末永く、ゆっくり、じっくり、させていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。


ありがとうございます。


ネパールから今朝のレポート

 







ありがとうございます。

ネパールからの第2回目のレポート、現在の状況と考察中の支援活動についてアップデートいたします。


引き続きご祈願、ご支援、よろしくお願い申し上げます。

南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

長松清潤拝、


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2026年8月31日

第2回 ヌワコット・ラスワ洪水災害について

本門佛立宗 妙深寺 ネパール別院


 ありがとうございます。

 現在、2026年8月31日午前8時(ネパール時間)、妙深寺ネパール別院担当・カドゥカ清地師が収集した情報と今後の対策についてご報告いたします。


< 被災状況概要 >

 ありがとうございます。

 現在の状況は今こうなっております。


現在の状況概要

死傷者・行方不明者: 被災地域全体で、これまでに780人を超える遺体が収容されています。さらに、地元住民、水力発電所の作業員、外国人トレッカーなどを含む2,500人以上が現在も行方不明となっています。


救助: 航空・地上からの合同救助活動により、9,400人以上が避難・救出されています。これまでに数百回に及ぶヘリコプターの飛行が行われています。

インフラ被害: 主要な車両用橋梁、道路、河川水位観測所などが洪水によって流失しました。また、峡谷沿いの主要な水力発電施設も甚大な被害を受けており、アッパー・トリスリ3A水力発電プロジェクトでは、トンネル坑道内への浸水が確認されています。


バレン・シャハ首相の公式発表による主な最新情報

政府は、災害への対応として以下の措置を実施していることを明らかにしました。


大規模な治安・救助部隊の展開: ネパール軍、ネパール警察、武装警察隊(APF)からなる20,600人を超える合同部隊が、高い危険性がある地域・幹線ルートに24時間体制で配置されています。


水力発電所トンネル内での捜索活動: インド、中国、韓国からの国際的な技術専門家の支援を受けた専門チームが、制御された発破作業と重機を使用して、浸水したトンネル施設の閉塞部分を開き、取り残されている発電所職員の捜索を行っています。


避難所・物資供給体制: ラスワ郡とヌワコット郡に設置された26か所の臨時救援キャンプで、3,450人を超える被災・避難住民に住居と食料が提供されています。また、特に被害の大きかった5郡の地方自治体に対して、直接的な災害救援資金が配分されています。


医療体制: ビール病院、国立外傷センター、パタン病院では、緊急用病床を確保し、すべての被災者に対して無料の治療を提供しています。また、移動式の軍事医療部隊がドゥンチェおよびバッタルで現地医療活動を継続しています。


交通・通信網の復旧: 緊急復旧チームが、カトマンズ~トカ~ドゥンチェ道路や、プリトビ・ハイウェイのガルチ~マレク区間など、重要な交通ルートを再開させています。また、被災した160基以上の携帯電話基地局の復旧も進められています。


救援基金・国際支援: 首相災害救援基金には、52億4,000万ネパール・ルピー(NPR)以上および210万米ドルが動員されています。また、国際的な支援機関・各国から、緊急医療物資、組立式ベイリー橋、その他の災害救援物資が届けられています。


犠牲者の身元確認: 公式の災害対応指示に基づき、身元不明の遺体については、最終的な葬送・火葬を行う前に、法医学チームがDNAサンプルの採取および写真による記録保存を徹底して行っています。


< HBS NEPALとしての支援活動について >

 ありがとうございます。

 現在、国内外のさまざまな団体から、緊急支援物資が大量に届けられています。

 これらの支援物資はすべてヌワコット郡庁(District Administration Office)に引き渡され、そこから治安部隊の方々によって各地の仮設避難所へ運ばれ、被災者に配布されています。

 現在のところ、各団体が独自に被災者へ支援物資を直接配布することは認められていません。


 現在、私たちHBS Nepalとして支援活動に参加する方法をいくつか検討しております。


 貴重な、限られた浄財、支援金ですので、決して無駄にすることなく、被災した方々のためになるように、しかもHBSらしく、ご奉公できるよう検討しております。

 ですから、現時点ではもう少しだけ状況を見ながら情報がさらに明らかになるまで待ちたいと思っております。


 現在は、何よりも捜索・救助活動が最優先であり、まだ現地では混乱が続いています。また、信頼できる正確な情報も十分に集まっていない状況です。


 まずは今週末頃に、私たち自身で被災地域を訪問し、当面の活動として御回向を行いたいと考えております。


 その上で、現地の状況や被災された方々の実情を確認し、今後HBS Nepalとしてどのような支援が最も適切なのか、改めて検討したいと思います。


 よろしくお願いいたします。

 ありがとうございます。

 カドゥカ清地拝、

2026年8月30日日曜日

帰国して早3日

 











帰国して早3日。8月最後の日曜日です。


金曜日は15時から国際教務会、16時から教務会。土曜日は午前11時からFMヨコハマで収録、そのままランドマークタワーから小平市の霊園へ向かい納骨のご奉公をさせていただきました。


俳優の松重さんが向かいのCスタで収録中でした。松重さんはFMヨコハマで『深夜の音楽食堂』という有名な番組を持っています。ステキな方です。


ネパールの大災害、二次災害が懸念されています。カドゥカ清地師とタマン清伴師は昨夜から奥地にある清伴師の実家まで入ってくれました。


カトマンズ親会場でのご回向、丁寧に営んでいるようで安心しました。一つ一つご奉公を大切に積み重ねてゆくこと。


題目塔のある別院では子どもたちを集めて薫化会御講が奉修されました。とにかく、みんな安全に過ごしてもらいたいです。


ありがとうございます。

2026年8月29日土曜日

ネパールから最新の報告

 
















被災地トリスリに住んでいて連絡が取れなくなっていたタパ清護師の妹さんですが、無事が確認されました。大変にありがたいです。


先ほどカドゥカ清地師から最新の報告が入りました。よろしくお願いいたします。

南無妙法蓮華経

ありがとうございます。


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御住職


ありがとうございます。


昨日、タマン清伴師と一緒に、トリスリの被災地を訪問することができました。帰宅が大変遅くなり、すぐにご報告することができませんでした。誠に申し訳ございません。


まず、トリスリの町への入口は治安部隊によって封鎖されており、洪水の被災地域は危険なため、一般の人々は立ち入ることができない状況です。


次に、直接的な被害を受けていないビドゥール市ですが、現在はまるでゴーストタウンのようになっています。再び洪水が発生する可能性があるとの警告を受け、地元の住民の多くは町を離れ、主にカトマンズやその他の地域へ避難しています。


軍の駐屯地では、ヘリコプターが絶え間なく飛び交い、救助活動が続けられていました。駐屯地の外には、カトマンズから来た大勢の人々が集まっていました。彼らはカトマンズに住んでいるものの、被災地域に家族がいる方々です。愛する家族が救助されることを願い、また行方不明となっている家族について少しでも情報を得るために、そこに集まっていました。


また、救援物資を運ぶ大型トラックの車列が、次々と現地へ向かっていました。


しかし、物資がビドゥールに到着すると、そこで荷下ろしされ、政府の倉庫に集められていました。現時点では、被災地域へ通じる道路が寸断されているため、被災された方々に物資を届けることができない状況です。上流の被災地域へ入るためには、現在のところヘリコプターしか手段がありません。しかし、ヘリコプターは今、主に生存者の救助活動にあたっています。


今回の訪問を通して、救援物資の配布などの支援活動は、個人や社会団体だけで行うことは難しく、地区行政事務所(District Administration Office)と連携し、政府と協力しながら進めなければならないことが分かりました。


追伸

清護師の妹さんが無事に見つかり、元気であることが確認されました。


ありがたいです。


シンバの生まれた町、消滅

  ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流・洪水災害から1週間が経ちました。 8月26日、発生直後、ネパールからスリランカにいる私に連絡が入りました。車の中でした。あの時、すでにカドゥカ清地師は「街が消えています。1000人以上の犠牲者が出ているはずです」と言っていまし...