朝参詣、ご回向、ご面会、飛ぶようにお寺を出発してスタジオに入り、休みなく番組4本分の収録、妙深寺に戻り東京で何より有難いご奉安のご奉公。
お戒壇は伏見妙福寺オリジナルの壁壇を選ばれました。金具が合わずカインズに買いに行ったりバタバタしましたが無事に見事なご宝前となりました。
本当に、これまでの軌跡が奇跡で、大切なご縁の深まりや広がりを感じて、ありがたく感動のご奉公となりました。
今朝5時過ぎに出発して、清顕師と寺西さんが秋田まで藤岡御導師の取材に行ってくれています。無事に応護寺秋田別院の収録や悦子さんへのインタビューを終えたそうです。ありがとうございます。みなさま、どうか10月18日、19日、妙深寺の御会式にお参りください。
帰り道、西の空が美しく、灰色、水色、オレンジ、中有にいる彼が少しだけ喜んでくれているのではないかと、想像しながら見つめていました。
疑心暗鬼の心、悪世はますます深刻です。分断は進み、対立は深まり、憎悪が広がっています。自己愛と利己主張のパンデミック。
「○○劇場」という言葉は私たちの愚かさを象徴しています。何もかも劇場化した世界。その中で、踊らされ、流され、操られて生きるのは虚しく、寂しいものです。それは仏教と真逆の道。観劇を止めるか、その劇場から出た方がいいはずです。
様々な劇場で様々な演劇。見たいものしか見なくなり、真実よりも信じたいことを真実だと思い込み、妄想と幻想の中から抜け出せなくなる。赤玉を飲んで目覚めるか、そのまま幻の世界で生きてゆくか。
今生人界のご奉公は厳しく、苦しく、険しいものですが、だからこそやり甲斐があり、寄り添う価値があり、本物の感動があります。
今日も、ありがとうございました。

























