プロレスラーの西村修さんが亡くなられた日、かねてお約束をしていた三澤威トレーナーが妙深寺に来てくださいました。
横浜市の藤川さんのご紹介でした。本当に、不思議な御縁とタイミングが重なり、三澤さんがお越しになる直前に、プロレスラー時代から最も仲の良かった西村さんの訃報が入りました。
いろいろなお話をしながら、このタイミングでお寺に来ているのだから西村修さんを想って、一座ご回向をさせていただきましょう、と全員で本堂に上がりました。きっと西村さんがお亡くなりになって最も早く親友の三澤さんがご回向くださいました。ありがたかったです。
絶縁状態だった藤波辰爾さんが病気で欠場した試合に西村さんの代わりに出てあげたお話もお聞きしました。胸がいっぱいになりました。三澤さんが葬儀委員長、そして藤波辰爾さんが弔辞もしてくださるとのこと。久しぶりに「男っていいな」と思いました。しみじみ感動しました。
三澤威トレーナーと西村修さんは若い頃一緒にインドを旅したこともあったそうです。当時の記事を読ませていただきました。
本当に、無常ですが、だからこそ人間と人間の絆、友情、愛情が大切であることを痛感します。不思議なご縁、妙不可思議なタイミングに、心から感謝いたします。引き続き西村修さまのご冥福を願い、ご回向させていただきます。
それが2月28日のことでした。翌日はおついたちの月始総講、気がつけばあっという間に3月3日。飛ぶように、濃密な日々が過ぎてゆきます。
今日は及川日出夫さんのお通夜を勤めさせていただきました。2月23日の日曜日、最後のご挨拶にお助行に伺いました。浅くなる呼吸の中、じっくりお看経させていただきました。日が変わり、2月24日の未明にご帰寂されました。
命のご奉公です。南無妙法蓮華経。
明日の告別式も精一杯ご奉公させていただきます。
ありがとうございます。
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