2025年8月31日日曜日

賢治さんの誕生日の横浜ラグーン

 



宮沢賢治さんのお誕生日、8月27日の横浜ラグーン、無事に放送させていただくことができました。お力添えのおかげです。ありがとうございます。


スリランカでご奉公させていただくようになって21年。21年前、心の柱にしていたテーマソングは平原綾香さんの「JUPITER」でした。当時を振り返りながら、この曲をかけさせていただきました。


今週は夫婦、親子、家族について思うところをお話させていただきました。大切にしたいし、本当に大切なのに、なかなか上手に気持ちを伝えられない。いつしか周波数がずれてしまって、心がすれ違ってしまうこともあります。


みんなが背負っている課題だと思います。少しでも、皆さんが幸せな人生を送るヒントになればありがたいです。ただ一つの命、たった一度の人生だから。ボーズワードは「楊枝」でした。


よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。


ONAIR DATE 2025/08/27 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20250827055706


『こころ仏(ほどけ)る 空飛ぶお坊さんの仏教の言葉47』 

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引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。素朴な疑問、質問、何でも結構です。


番組メールアドレス

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是非、お便りください。お待ちしております。

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2025年8月30日土曜日

へーマンティさんを想って

 




スリランカから帰国した日の深夜、いや明け方、スリランカ香風寺別院のシャンタ・ペレラさんから奥さまのヘーマンティさんが亡くなったと連絡が入りました。


ベットから飛び起きました。今回のスリランカ出張では予定が合わず御講を奉修できませんでした。2月にお会いしたのが最後となりました。


ヘーマンティさんはスリランカ教区の大大功労者です。開教直後、その草創期から福岡日雙上人にお給仕の誠を尽くし、ご主人であるシャンタさんを支えて、ご奉公くださっていました。


様々な歴史がありました。スリランカに本化の仏教を根付かせる、とてつもない歴史です。明るく、楽しいばかりではない、如説修行抄にお示しのとおり、並大抵の道ではありませんでした。その渦の中でもなお、ヘーマンティさんは明るく、笑顔を絶やさず、ご奉公くださってきました。本当に、笑顔が素敵な奥さまでした。


彼女がいなければスリランカでのご弘通ご奉公はできなかったと思います。それほどスリランカでの福岡日雙上人のご奉公を支え、お給仕しておられました。ヘーマンティさんが積み重ねてきた功徳は、火に焼かれることも、水に流されることもなく、その魂と共に永遠に生き続けると確信しています。


彼女の美しい笑顔は決して忘れられません。彼女の偉大な功績も忘れられることはないでしょう。最愛の奥さまを亡くされたシャンタさんの心中を察することはできませんが、今こそご宝前にお縋りしてご回向させていただくほかないと思っています。


夜が明けて、妙深寺の本堂でご回向の言上をさせていただきました。シャンタさん、マーダワ君、ご家族のことも、祈り続けます。


そして、つい先ほど、約30分ゆっくりシャンタさんとお話することが出来ました。これぞお手本というほどの最期の日々、最後の数時間、お姿だったとのことです。本当にありがたかったです。お聞きできて本当によかった。


それでも、家族の悲しみは、計り知れません。察することができないほど深い悲しみです。とにかく、ご回向させていただきます。


南無妙法蓮華経

南無妙法蓮華経

南無妙法蓮華経


ありがとうございます。

長松清潤拝、


Arigatou gozaimasu 

I talked with Fukuoka Odoshi many times. We are so sorry and worry about you.


Hemanthi made a great contribution to the spread of the Lotus Sutra in Sri Lanka.


Without her, our missionary work would not have progressed. She has supported and devoted herself to the work of Nisso R. Fukuoka Shonin Thero in Sri Lanka. It is because of her that the faith of Namu Myo Ho Ren Ge Kyo took root in Sri Lanka. The merit she has accumulated will not be burned by fire or washed away by water, but will remain with her soul.


I am sure of this. Her beautiful smile will never be forgotten, and her great achievements will never be forgotten. You must be overwhelmed with sadness right now. A sudden separation from your beloved wife must be very painful for those who love her. It is at times like these that we need to chant Namu Myo Ho Ren Ge Kyo.


Please focus on giving her a proper funeral from now on. If you have any questions, please feel free to ask us. We are ready to do anything for you.


This morning, I called out her name, prayed, and offered a memorial service for her in the main hall of Myoshin-ji Temple.


Namu Myo Ho Ren Ge Kyo
Namu Myo Ho Ren Ge Kyo
Namu Myo Ho Ren Ge Kyo


Arigatou gozaimasu 

Seijun Nagamatsu,

2025年8月28日木曜日

反シオニズム、反ユダヤ主義について

 




現在のイスラエル、ネタニヤフ政権こそ反シオニズムではないか。


ハマスへの報復の名の下に、ガザにおける子どもや女性やジャーナリストを含めた無差別攻撃、いや意図的な容赦ない攻撃、封鎖によって飢餓が拡大し、教育・医療・報道の基盤が破壊され、未来が根こそぎ奪われ続けている。


こうした行為は、イスラエル国家の正統性やユダヤ人の安全をむしろ損ない、世界に反シオニズムや反ユダヤ感情を拡散させているのではないか。


金融、不動産、エンターテインメントやメディア業界で強固な地位を占めるユダヤ系の方々、どうかイスラエルの現政権が行なっている戦略的な誤りや過ちに声をあげていただきたい。長期的で俯瞰的な視点、人道的な目で見てほしい。


このままでは、最も忌まわしい民族の記憶、ホロコーストの悲劇すら相対化しかねない世論を誘発し、憎悪の連鎖を再生産する危険がある。


圧倒的な兵力を用いて、毎日ガザで殺される人びと、肋骨の浮き出た赤ちゃん、水を取りに来ただけで射殺される子ども、投下された食糧を奪い合って殴り合う大人、配給所で圧迫されて泣いている女性や子ども、ダブルタップ(二度打ち)で殺された救急隊員やジャーナリストたちを見て、世界は静かに覚悟を固めつつある。


なぜ、現政権はユダヤ人への憎悪を誘発する道を選ぶのか。ネタニヤフ政権は結果的にユダヤ人がどれだけ危険な存在か世界中に示していることになってしまう。これは、反シオニズム、反ユダヤ主義を拡散させていることにならないか。


優秀で、パワフルで、過去にホロコーストという恐ろしい経験を持つユダヤ人だからこそ、世界中の誰もが敬う道徳性と慈悲を示し、人類のリーダーとしての振る舞いを選ぶべきではないのか。


それができない、それをしないのはなぜか。旧約聖書にあるアブラハム家の氏神としての特性は他民族に対してあまりに苛烈だ。他民族への慈悲は説かれていないのか。ヘブライ聖書には「異民族・異郷の者を愛せ」(レビ19:34、申10:18–19)、「弱者(孤児・寡婦・寄留者)を守れ」(出22:21–24、申24:17–22)という教えもあるではないか。


私はネタニヤフ政権のガザでの作戦に強く反対する。


ハマスの10月7日の虐殺と人質拉致も明確に非難し、全員の即時解放を求めます。同時に、いかなる側であれ民間人を飢餓に追いやり、医療・教育・報道を攻撃することは国際法に反します。


「このままではイスラエル政府の行為が世界の憎悪を生み、ユダヤ人をも危険に晒す」と強く危惧します。


だからこそ、イスラエルの与党連立と軍の指揮系統は直ちに国際法を順守し、飢餓の即時停止と無条件の人道アクセスを保障し、ICC等の独立捜査に全面協力すべきです。


私の批判はユダヤ人一般やユダヤ教に向けたものではありません。私は、国内外のユダヤ人の反戦の声とも連帯し、この転換を求めます。私は、イスラエル政府がすべての人のいのちを守る政治へ転換することを求めます。

2025年8月27日水曜日

スリランカから帰国しました

 





スリランカでのご奉公を終え、無事に帰国いたしました。


世界一の押し花作家・杉野宣雄先生も大変喜んでくださり、ご帰宅なさいました。空港からご自宅までお送りさせていただきました。妙深寺から車で数分、本当に不思議なご縁ですー。


帰山後、倒れるように眠ってしまいました。心にはたくさんの感動と温かな思い出。信くんも京都・妙福寺まで無事に戻りました。松本御導師の奥さま、もち姉ちゃんが妙深寺まで迎えに来てくださっていました。本当にありがたいことです。


去年の8月、今年の2月、そして今回。大切なバランス、世代間の調整。目標に向かって厳しくお折伏させていただいています。


できれば来年の夏に良潤を住職にしたいと考え、みんなにも改良と覚悟を促しています。認識のズレ、誤解、不信や不満があったらキチンと解決してゆく。異体同心、菩薩行を軸に改良してゆくことが大切です。


あらゆる面で、宇宙法界全体が道を示し、不思議と人や物事が結びつく。普通なら数分数秒の違いですれ違うところを、数分数秒の違いでピタッと巡り合う。完璧なタイミングをいただけるのが生きた仏教、宇宙法界を司る「南無妙法蓮華経」を信仰する醍醐味、ご信心の真骨頂です。


スリランカの人びとの祈りや屈託のない笑顔、美しい自然とダイナミックな社会、生きることに真剣であらねばならないこと。学ぶべきことが山のようにあります。


11月はネパールの団参を予定しています。11月12日から19日の日程です。特命巡教は中止にされてしまいましたが妙深寺として開教10周年の団参を実施いたします。是非ご参加、ご奉公いただきたいです。よろしくお願いいたします。


南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

2025年8月25日月曜日

アン・ハサウェイ似のリョウちゃん

 






リョウちゃんと信くんが仲良くなって、よかったですー。


リョウちゃんは土曜日にお遊戯の会がありました。お化粧すると女優のアン・ハサウェイさんみたい。きれいー。


お顔がテーブルに置いてある花瓶くらいしかない。並んで写真を撮ると僕の顔は二倍くらい大きいです(笑)。でも、歯が抜けたばかりで、おもしろい。リョウちゃんのいいところは子どもの頃から天真爛漫で、むちゃくちゃ明るくて楽しいところ。誰とでもお友だちになれます。


土曜の夜の帰り道、リョウちゃんが僕の肩にもたれて寝てしまったのですが、心から愛しく思いました。


世界中の子どもたち。スリランカにリョウちゃん、ネパールにレンくんやクオンくん。名前を付けさせていただいた子どもたちがどんどん成長して嬉しいです。いつか、みんなが一つになって、きっと世界を変えてゆきますね。もっとよく、もっと平和に、もっと優しく。


もちろん、ウクライナやガザ、世界の至るところで、恵まれないというか、地獄のような状況にある子どもたちがいる。このことは決して忘れられない。そのためにも、未来のためにも、今を生きる子どもたちに、大人として真に普遍的な道を示し、残したいです。


昨夜は信くんとカルパが英語で語り合っていました。未来は今にあります。仏教は徹底的に現在主義。今に過去があり、今に未来がある。


スリランカ、最終日のご奉公です。


ありがとうございます。

吏絵ちゃんとスリランカ伝統24時間口唱会

 


























スリランカ 大白蓮寺の特別御講を奉修させていただきました。


スリランカ教講にとってこの2ヶ月間は超過密でした。7月は福岡日雙上人をお迎えし、7月末から8月中旬まで来日ツアー、8月19日から私の出張とこの特別御講。それでも大勢のお参詣、本当にありがたかったです。


帰国後はじめての御講、良潤師から丁寧なご挨拶とご披露がありました。良潤師の紹介で信くんが英語でご挨拶をしました。立派でした。松本御導師、喜んでおられると思います。


私はスリランカ来日中のご奉公で感動したこと、わずかこの2ヶ月間で目の当たりにした現証の御利益と、だからこそ「忘れてはいけない」ということをテーマに御法門させていただきました。


スリランカの皆さんの歓迎会。まず、妙深寺の歓迎会では一生懸命にご奉公してくださったまゆみちゃん。大変な現証の御利益をいただき、元気であればこそ感謝とともにご奉公くださいました。


そして、伏見妙福寺のみーちゃん。スリランカ歓迎会では厨房に入ってご奉公くださっていたと聞き、本当に驚きました。4月に病室に行った時には想像も出来なかった。ご主人のキッシーが全力でおもてなしをしてくれていました。みーちゃんがいただいた現証の御利益があればこそと、心から感激しました。


さらに、ハシャーン清嵐師と吏絵ちゃんの写真。これは決定的です。実は、スリランカで行われている伝統の24時間口唱会は吏絵ちゃんのお助行が最初だったのです。


2005年、12才の吏絵ちゃんが白血病で苦しんでいると聞き、妙深寺はもちろん、全世界の縁ある方々にご祈願、お助行をお願いしました。スリランカのみんなはこれに真正面から応えて「吏絵ちゃんのために24時間の祈願助行をします!」と言い、実際にお助行をしてくれたのです。


2007年の第一回 青少年の一座で吏絵ちゃんのご両親がお話をしてくださったこと、絶対に忘れられません。同じ年の8月末、吏絵ちゃんが横浜に来てくれた時のことも、ランドマークタワーに上ったこと、シズラーでランチしたこと、夢のようでした。


今では毎月スリランカで行われている24時間口唱会も、最初は吏絵ちゃんのためのお助行だったということです。あれから20年。ディリーパ良潤師が誕生し、ハシャーン清嵐師が誕生し、大白蓮寺も誕生しました。吏絵ちゃんの病気は全快し、結婚もし、2人の最高にかわいいお子さんに恵まれました。


その吏絵ちゃんが本山にお参詣、そしてスリランカのハシャーン清嵐師と会って、記念写真を撮ってくれる。僕たちの現証の御利益というものは、目先の目くらましのような、短期間だけ通用するまじないのようなものではありません。ロングターム、人生そのもの、何十年を経て、俯瞰して見てみても、真実、本当にすごいものであることを証明したい。吏絵ちゃんとハシャーン清嵐師、スリランカのご奉公は証明してくれていると思いました。


そんな喜びをかみしめながら、スリランカ大白蓮寺で特別御講を奉修させていただきました。いつもながら、バタバタしていますが、無事に終わりました。胸がいっぱいです。


引き続き、大白蓮寺の本堂では14時から杉野宣雄先生による押し花教室、スリランカ時間の15時半からは日本と全世界を結んだインターナショナル御講で、御導師役はハシャーン清嵐師でした。


ありがとうございます。

Swallowtail Butterflyと横浜ラグーン

  インフルエンザが猛威を振るっています。コロナ禍の時と同様に、うがい、手洗い、移らないように、移さないように、お気をつけいただければと思います。特に、ご高齢の方々をお守りしたいです。 11月26日の「横浜ラグーン」をお届けいたします。今週は皆さまからのお便りにお答えました。ラジ...