家族全員が向かうことのできる御宝前。一家の主を含めた家族全員が頭を下げ、祈り、謝り(お懺悔し)、相談できる場所があること。これが何より有難い。御法さま、本当にありがたい。
弘宣くん(清翔師)は大変な御利益をいただいて手術、退院をしてきた。手術を開始してみて、一番簡単な方法での手術となり、激痛の原因も分かり、処置が施された。2週間以上の入院といわれていたのだが、すぐに退院してきた。見ると松葉杖もなく歩いているのだから、あぁ御法さま、ありがたい、とつくづく感得させていただいた。
ご信心をはじめられたばかりの方がお教化をされ、お教化をされた方が驚きと随喜の体験を語ってくださった。ALSという恐ろしい病を抱えておられ、その義父のために祈りたいと、お参詣を続けておられる方に連れられてお教化となった。ALSで痛みを訴えるお義父さまに、「おかがみさん」を貼らせていただいてはと教えていただき、それを素直に実践してみたところ、痛い部分だけがカラカラに乾いて、その痛みが和らいでいる、と。本当に、本当に、有難い。御法さま、御法さま、と思う。その喜びを、語ってくださる方。まだお参詣をはじめられてから1週間ちょっとだと思う。有難い。御法さま、御法さま、本当に、ありがとうございます。
今週は、金曜日、土曜日と特別御講が奉修される。日曜日は神奈川布教区の壮年会の錬成会で講演させていただくことになっている。準備をしっかりしないと。
2 件のコメント:
御住職、有難うございます。
久しぶりに書き込みさせて頂きます。
皆さん、御計らい頂いて本当に素敵ですね!
ところで「おかがみさん」とはいったい何のことですか?
教えてくださいませ。
Yaccoさん、ありがとうございます。
ご信心をさせていただく中で、とても有難く思いますのは、実践的に、具体的に自分の生活や身体の中に取り入れられる「教え」があることです。
「お供水」は別名「本法開眼功徳水」と称し、ご宝前にお供えしたお水に御題目をたくさんお唱えさせていただいて、御題目の功徳に満ちた尊い水のお下がりをいただいて自分の身体に直接摂り入れられるもの。このお供水をいただくことで身心にお計らいをいただかせていただく。先住のお怪我の際にもたくさんの御利益を目の当たりにさせていただきました。
同じように「おかがみさん」といいますのは、ご宝前にお供えした「お鏡餅」をコトコトと煮て食させていただいたり、紙に伸ばして患部に貼らせていただくことでお計らいをいただくというものです。
京都では古くからお鏡餅のことを「おかがみさん」と言っていたようです。歴史を紐解くとあの源氏物語にも紫の上が「餅鏡(もちいかがみ」を元旦に飾って侍女と祈っている姿が描かれており、光源氏はそれを略して「かがみ」と歌っていたとあります。京都の人は、こうして「おかがみさん」と千年以上も呼んでいた。そして、私たちはご宝前にお供えしたお下がりを「おかがみさん」とお呼びしています。やはり、この「おかがみさん」も先住のお怪我の際には紫色になった患部に貼らせていただきました。
その他、ご宝前に上げさせていただいた「御蝋燭」や「御灰」、お祖師さまの御尊像にお掛けしていた「御綿」や「おかとう」のお下がりをいただいて、お計らいを頂戴する一助とさせていただくことがあります。
間違ってはならないことは、御利益の源泉が御題目口唱の中にあるということなのですが。
とりいそぎ、
ありがとうございます。
清潤拝、
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