2023年12月30日土曜日

お正月は大チャンス

























完全なる年の瀬、一年のエッジに乗っておりますー。


ギリギリで寺報の原稿も書き上げ、先ほど出来上がってきました。早いけど高そう(涙)。ギリギリになって申し訳ないです。


昨日は妙深寺のお餅つきでした。たっくさんのご参加、ご奉公、ありがとうございました。コロナ禍が本当に明けてくれたことを感じました。


昨年に引き続きリスナーの方々もたくさんお越しくださり、ありがとうございます。昨日お教化になられた方、八王子から小学校5年生のお子さんを連れてお越しくださった方、ご夫婦でのご参加、親子での参加、それぞれとの出会いに感謝です。


もう、本当に、お餅つき最幸です。功徳いっぱい。ダジャレじゃないけれど、来年「ツキ」に恵まれ、さらに「ねばり」強く、真っ白な心で過ごせます。そんな祈りを込めたお餅つきです。


来年は総祈願も一新します。土日の朝参詣は初心向け御法門とします。「佛立倶楽部」もスタート。生きたお寺の大人の勉強会。人を学ぶ、生きるを学ぶ。


何事にも「広」「略」「要」がありますが、どんどん突き詰めて、そぎ落として、シンプルに、プロモーディアルに、新しい時代の生きたお寺のご奉公を追求、実現できればと思います。


いよいよ、今年も今日と明日。やることやりましょー。リセットできる大チャンスです。


一年を振り返り、いい流れだった人はその流れが弱まったり、消えたりしないようにする。悪い流れだった人はその流れを断つ、切り替えるチャンスにする。


自分も、家族も、社会も、世界も、「節目」を認識し、共有できる「お正月」は大チャンス、活かさない手はないです。最大化していただきたいです。


お正月もそのままお仕事という方も大勢おられると思います。心身ともに大変ですが妙深寺のご宝前で精一杯ご祈願させていただきます。時間を見つけてお参りください。


令和6年1月の巻頭言は「やるか、やらないか」にしました。今生人界、虚しく生きるにはもったいなさすぎますー。やるしかないです。やるしかない一年が始まります。


「みずから自分を励ませ。

みずから自分を反省せよ。

修行僧よ

自己を護り

正しい念いをたもてば

汝は安楽に住するであろう。


実に自己は自分の主であり

自己は自分のよるべである。

ゆえに自己をととのえよ。

商人が良い馬を調教するように。」ダンマパダ


よいお年をお迎えください。

みんなで、いい年にしましょうー🙏

ありがとうございます。

2023年12月29日金曜日

今年最後の「横浜ラグーン」


今年最後の「横浜ラグーン」、12月27日無事に放送させていただくことができました。今年も一年間、本当にありがとうございました。


リスナーの皆さま、志儀ディレクター、番組関係者の方々、そして誰より番組を提供してくださっている株式会社 ティー・エフ・ピーさま、杉野政人会長、役員・社員の皆さま、今年も一年、ありがとうございました。本当に、おかげさまです。心の奥底から感謝しております。


また、長松清潤が生きて存在しているのは、生きたお寺・妙深寺の僧侶、ご信者の皆さまが支えてくれているからです。こんな住職ですから、身近なみんなにとってはヒヤヒヤと心配ばかりかけています。みんながいてくれるから、生きています。今年も生き残ることが出来ました。ありがとうございます。


最後の放送はリスナーの方々からのお便りにお答えしました。実に横浜ラグーンらしい内容に溢れていました。いつもどおり真正面から受け止めて、素直に、ありのままお答えしたつもりです。


ウクライナやパレスチナで繰り広げられている戦争、その双方の攻撃停止を願います。愚かな選択をする政治家を民衆の力で追い出せますように。


そんな想いを抱く年末。今年を締めくくる2曲はボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの「3羽の小鳥(THREE LITTLE BIRDS)」と「ONE LOVE」にしました。僕たちが心から願えば、戦争は終わる、平和になる。WAR IS OVER, if you want it. Namu Myo Ho Ren Ge Kyo,,,,,.


ボーズワードは「阿吽」でした。先日、コロナ禍にご活躍されていた白鷗大学の岡田晴恵教授から番組にお便りをいただいておりました。8月に届いていたようですがプロデューサーからいただいたのは12月でした。申し訳ありません。岡田教授がボーズワードを聞いてくださっていたことを知り、驚き、感動しました。ありがとうございます。


来年も引き続きよろしくお願いいたします。令和5年最後の放送も聴いていただければありがたいです。どこかで、誰かが、一人でも、番組を支えにしてくれていたならば、ご奉公している甲斐があります。


ONAIR DATE 2023/12/27 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20231227053000


引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。

素朴な疑問、質問、何でも結構です。


アドレスは下記のとおりです。

lagoon@fmyokohama.jp


FMヨコハマの番組ホームページもチェックしてみてください。「番組へのメッセージ」というボタンもありますので、そちらからメッセージを送っていただくこともできます。


https://www.fmyokohama.co.jp/program/yokohamalagoon


ありがとうございます🙏


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2023年12月27日水曜日

小百合さんの桜の里


























許可をいただいたので、書かせていただきたいと思います。


一昨日、秩父までお助行にお伺いしたのは、米国教区 正法教会のファーマン・小百合さんのご実家でした。安土桃山時代というと500年も前、完全にサムライの時代から続く旧家であり、一族では本家にあたり家が建つくらいの大きな墓所があります。


長くなりますー。でも、とっても大切なので、一年の締めくくりに書かせていただきます。


ラジオでもお話ししましたが、今年最幸のご奉公の一つは間違いなく9月初頭のアメリカ出張でした。


ロサンゼルスからサンフランシスコの往復、フライトが遅れてホームレス状態になりながらも奇跡の連続、現証の御利益を肌身に感じながらのご奉公でした。


5月の出張では残念ながら正法教会の方々とお会い出来ませんでしたが、9月のメインは正法教会の皆さまとの出会い、ご奉公。お総講、お助行、毎日が本当にありがたく、最幸の時間となりました。


中でも、ファーマン小百合さんとの出会いは今生人界のご奉公でも際立って大切な意味を持ち、ご弘通の可能性を何段もアップさせるものと感じていました。


久美さんの家のお助行の時、みんなで御題目をお唱えしながら部屋ごと空中に浮かぶような体験もありました(笑)。ストーニー・ポイントの頂上で米国弘通の未来を祈ることもできました。英美さんのお助行も出来たし、マリブの海岸でミーティングもしました。それが9月の米国出張。


小百合さんパワー、すごいんです。言葉に力がある。ストーリーテラーというか、心から湧き出てくる無垢な言葉に人並外れた説得力がある。そう感じました。


ご主人のラシャーンのこと、ジョジョ君のこと、すでにブログでもご紹介しました。正法教会の薫化会をまとめてくださったり、最近は法城護持で雑巾がけしている写真も見ました。本当に、ありがたいです。


子どもたちもかっこよくて、チカラ、リッチ、ジョジョ、小百合さんは母としても頑張って彼らを育て上げています。みんなの可能性は無限、涙が出るほど明るい未来しか見えない。そう思えるほど、正法教会の子どもたち、みんなすごいんです。一天四海 皆帰妙法、南無妙法蓮華経、ありがたい。


そんな小百合さんが今回、ご病気のお父さまのためもあって一時帰国されました。お父さまのご病気をお聞きしてから、毎日ご祈願してきましたが、とても心配な病状が続いています。


だからこそ、このタイミングでどうしてもさせていただきたいご奉公がありました。それが、宝くんのご回向と、由緒ある秩父の家、その墓前で御題目をお唱えすること、先祖累代の諸精霊のご回向させていただくこと、でした。


7月の本山で初めてお会いして、伏見の妙福寺にもお参りくださり、メッセンジャーでやりとりするようになりました。いろいろな意味で課題があり、悩んでおられる姿も見てきました。


先に亡くされたお子さま、宝くん。実は明日、12月28日が祥月命日なのです。22日、小百合さんをはじめ、スヒャンさんやミッシーさんが妙深寺にお参りくださって、宝くんのご遺骨の前で、みんなで手を合わせ、御題目を唱え、ご回向させていただくことが出来ました。


そして、25日。世の中はクリスマス。絶対、絶対に、行きたかった小百合さんのご実家に、動くお寺で行かせていただくことが出来たのです。


それはそれは巨大な墓地でした。そもそもその土地は山、広い広い竹林、畑などがあり、墓地も家が建てられそうな大きな敷地に古い古い墓石も並べ直してありました。亡くなられた叔父さまが整備されたそうです。


しかし、現在は家族や親族で順番にメンテナンスしながらも、なかなか手が回らず、ラシャーンが来日した時に木々を伐採してくれたり、リッチも手伝って整備してくれたり、これからどうしようか思案しておられるとのこと。


今年、小百合さんの大事なターニングポイントで伴走をさせていただきながら、年末にこの要所に伺えて、本当によかったです。壮大な風景を見ながらお墓参りをさせていただきました。駆けつけてくれたミッシーさんも一緒に御題目をお唱えくださり、本当にありがたかった。すぐ上の牧場にも行けたし、お蕎麦もご馳走になりました。本当に、ありがたかった。


長くなりましたが、言葉では表せない未来を感じています。


前回の投稿では、小百合さんのことを書いてはいけないかな?と思いながら書いていました。プライベートなこともあるし、控えながら文章を綴りました。


でも、隠すことなんて何一つないし、何を言われても気にすることはないし、真実は真実、事実は事実、現在の素敵な種まきと未来の可能性にだけ照準を合わせて、小百合パワーを全開にしてもらいたいと思いました。


ラシャーンはこの土地が好きと言ってくれているそうです。アーティストのようなフィーリングがマッチするのかもしれません。野元ファミリー、福島ファミリー、ファーマンファミリーのポジティブなエネルギーが集結した未来を見てみたいです。


見えない世界へのご挨拶、ご回向は、入り口ですね。ご先祖さまが小躍りして喜んでくださっているのを感じました。


僕の夢は世界を少しでもより良くすること。笑われるけれど、出来ると確信しています。


それは、やはり心の世界。そのためには、人間の心のバージョンアップが必要で、そこに欠かせないのが本物の、生きた仏教だと思っています。如実知見。人間が人間を知るところからしか人類と地球との共存は叶わない。


アメリカに素敵な子どもたちがたくさんいる。次の時代を生きる、素敵なブッディストがいる。ブラジルにも、オーストラリアにも、スリランカにも、ネパールにも、イタリアにも、韓国にも、台湾にも、フィリピンにも、インドにも、世界中に、素晴らしい若者たちがいます。佛立青年ブッディスト。彼らがつながり、その輪を世界中に広げてもらいたい。


小百合さんの子どもたち、チカラ、リッチ、ジョジョはその中心にいて欲しいし、小百合さんのお友だち・ミッシーさんの息子さん・ケイン君はアフリカに200人の親戚がいると聞きました。すごい未来が垣間見えています。


その全てを、ポジティブなエネルギーに包んで、一つにしてくれたなら、ありがたいと思っています。ネガティブなこともたくさんあるけれど、ポジティブに生きることはネガティブなことから目を逸らし、それを避けて生きることではなく、ネガティブなことを受け入れて、消化して、発酵させて、蒸留し、美味しくして、いただくこと、乗り越えてることだから、永遠にありがたい。


年末のご奉公、小百合さんのご実家に伺い、御題目をお唱えし、ご回向できたことが、未来の幸福へとつながる、大切な種まき、大きなターニングポイントになると信じています。


Namu Myo Ho Ren Ge Kyo,,,,,,,,,,

ありがとうございます。

2023年12月26日火曜日

節目節目を大切に。年末年始の作法。














うすうす気づいていると思いますが、見える世界より見えない世界の方が、広大で強力です。人生の決定的な場面や出来事は、見える世界よりも見えない世界からの力や流れによって左右されています。


ほんの1秒、ほんの数センチ、ギリギリの、わずかな違いで命運が分かれる、乗るかそるか、あっちか、こっちか、決まる。それは、自分だけの力じゃない。なにか、なんらかの、偉大な力による。


うすうす、気づいてる、勘づいていること。見えない世界と自分の人生のことです。


ですから、節目節目に、大切なことを大切にしているかどうかが問われます。年末にあたり、やっておくことをやっておく。見えない世界への作法を、しっかりとやる人であること。


凡夫の考えやフィーリングで、やったりやめたりしている人は、いざという時に見えない世界からのサポートがなく、逆に悪い流れに負けてしまいます。


お墓やお寺へしっかりとお参りする。本当の仏教徒は、「お墓<自宅での毎日のお参り」「自宅でのお参り<お寺へのお参り」という方程式です。年末はいつも以上にしっかりとこの作法を順序よく行うことが大切です。


昨日は秩父までお助行に行かせていただきました。それこそ年末にあたり、大切なことを大切に、どうしてもこのタイミングでさせていただきたいご奉公でした。


東秩父の山間部にある旧宅、母方のご実家ということでしたが、本家ということもあり安土桃山の頃からの地所に大きな墓地があり、お参りさせていただきました。


ポジティブ、ネガティブ、人それぞれが持つエネルギーには大小があります。光が強ければ影も強くなります。力が大きければいいということではなく、大変で、つらい面もあります。


だからこそ、見えない世界をしっかりと見据えて、そこに照準を当てて御題目をお届けする、ご回向すると、堰を切ったように現証が次々と顕れる。こうしたことを何度も見てきました。


年末にあたり、お助行、ご回向させていただくことが出来て、本当によかったです。リリーのキーホルダーをいただきました。ありがとうございます。


秩父は遠く時間もかかりましたが、皆さんとご奉公できて、未来への夢が広がりました。これからも広がってゆくと信じます。


そう、写真を撮らなくて残念だったのですが、先日オーストラリアからショーンとジョージが妙深寺にお参りしてくれました。あんなに小ちゃかったショーンが大きくなって、ジョージもハンサムで最幸でした。


ネクスト・ジェネレーション。僕たちの次の時代、ショーンとジョージ、アレックスとデニス、そしてロサンゼルスの清ちゃんや薫化会のみんな、アフリカに縁のあるケインたちがつながって、世界をより良く、一つにしてくれたらいいなーと夢を描いています。


一人で見る夢はただの夢、みんなで見れたら現実になる。


年末の作法、皆さんで実践してください。ギリギリセーフか、ギリギリアウトか、人生は誰のせいにも出来ないから、功徳を積み重ねることです。

2023年12月24日日曜日

今年最後のお総講から


厳しい一年が暮れてゆく。今日は最後のお総講。特別な年のクライマックスでした。


午後からは妙深寺の教講納会。泣いて笑って、みんなで感動の時間を過ごすことができました。


世間はクリスマスイブの日曜日、横浜駅は大混雑でした。しあわせに過ごしてください。


2003年、イエスが生まれたというベツレヘムにも行きました。パレスチナ自治区です。今年はツリーはなく、代わりに瓦礫の山が作られています。


南無妙法蓮華経🙏


「戦争の地獄に想いを馳せながら 聖夜を過ごす人の虚しさ」清潤拝、

幸の湯、常さん、北九州

帰国後、成田空港から常さんの枕経へ直接向かいました。 穏やかな、安らかなお顔でした。こんなにハンサムだったかなと思いました。御題目を唱え、手を握り、ご挨拶できて、よかったです。とにかく、よかったです。 帰国して、そのまま伺うことがいいのか悩みました。海外のウイルスを万が一ご自宅へ...