2007年9月9日日曜日

真心込めて 敬老松風大会

 今日は朝から暑い。それよりも、妙深寺が熱い!

 朝参詣の折には、今日開催される『敬老松風大会』の盛大開催と、ご高齢の方々が一路平穏に、そして災難もなくご参詣されるようにと御祈願をさせていただいた。

 昨夜は大勢の準備ご奉公の方々に出ていただき、なんと50分で準備が終わったとのこと。今朝もたくさんのご奉公者でご高齢の方々をお迎えしてくださっている。150人以上のご高齢の方々を150人以上のご奉公者がお迎えするのだ。300人を超す敬老松風大会。子どもから大人まで、お年寄りに敬意を表し、真心込めてご奉公してくださっているのが有難い。すごい盛り上がりで、私もビックリ。妙深寺にはエレベーターがないので、お足の悪い方には階段を上がらせてしまって申し訳ない。それでも、本当にたくさんの方々がお参詣下さっている。有難いことだ。それ以上に有難いのは、若い人たち。若い方々がお年寄りをお祝いしようと、大勢お参詣下さっている。これだ、これ。お寺は有難い。

 今年の敬老会から、より工夫を凝らしたご奉公になっている。というのは、「お寺は人生を預かる場」ということをテーマに、いろいろと考えているのである。「LIFE BANK」と呼んでも良いと思うのだが、それこそ生まれたばかりの赤ちゃんから、100才を越えるお年寄りまでが集い、何よりその人生の貴重な場面に全て立ち会うことが出来る。その思い出、その思いを全てお預かりしているのが本門佛立宗の「お寺」だと思うのである。

 だから、今年の敬老松風大会は考えた。お祝いをさせていただく喜寿の方々や、米寿、卒寿の方々からコメントをいただくことにしたのだ。ビデオを用意し、インタビューをして、様々なメッセージをいただく。私は、こうしたお寺でお預かりした「思い」を家族にも届けたいと考えている。こうしたものをお寺がずっと大切に保管していけば、たとえばお亡くなりになった際にご家族に思いを届けたり、メッセージを届けたりすることができる。それこそ、本門佛立宗のお寺ではないか、と。

 それにしても、今日カメラを回してくれたのは、何とスーパープロデューサーのひろし君と現役ディレクターのカメちゃん。幸せだー。こんなにご奉公をしてくださって、感謝感謝です。

 さて、これから様々な出し物です。何よりも楽しみなのは教務部によるスーパー・パフォーマンス。もう、この盛り上がりは異様なほど。なんと、清顕師も清仁師も、衣装まで買いに行ったらしい。清従師などは毎年すごいパフォーマンスをしていて、大人気。今年も気合いが入っている。すっご。「盛り上がり過ぎー!」。

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