2019年2月28日木曜日

富士山は不二山。二つと無い山。












2月も最後の日?信じられない速さです(涙)。


昨日は京都から東京に戻り、東京駅で清信師にピックアップしてもらい、車の中で着物に着替えて待ち合わせの場所に向かいました。


法衣を身に付けて会合に参加させていただくことは本当に大切なことだと思います。


先週は平林さまにお声をおかけいただき、平林さまの誕生会と「富士山登山鉄道」の報告会に参加させていただきました。


2月23日は「ふじさん」の日であり、来年からは新天皇陛下のお誕生日にもなるのですね。


世界遺産となった富士山ですが五合目の混雑、排泄物やゴミ、落石事故の増加など問題が山積しています。


富士山に魅せられて来てみたらガッカリして帰るという状況。この状況を何とかしなければならないという想い、願い。


私たちお祖師さま(日蓮聖人)の門下にとっても富士山は特別な山。お祖師さまは富士山の頂に法華経を「埋経」されたと伝わりますし、河口湖をはじめ周辺には御遺跡が点在しています。


富士山について学びながら、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。


加藤登紀子さまが『富士山だ』という歌を披露してくださいました。阿久悠さんが作詞をされ、加藤さんが曲を付けられたそうです。元気になる曲でした。


その場にいる自分を場違いと思いつつ、お招きいただいている以上は懲りずに参加させていただき、少しでもお役に立てばと思っています。


昨夜の会合もミラクルで、本門佛立宗の歴史、妙不可思議な御縁を痛感しました。


誰もがご存知の世界的な方の奥さまが、父方も母方も、そのお祖父さま、お祖母さまも、本門佛立宗の筋金入りのご信者さまであったのでした。そのことを全く知らず、ここまで過ごしてこられて、御縁が繋がり昨夜の会合となりました。


本当に、驚きでした。懐中御本尊さま、お数珠をご持参くださり、時間の経つのも忘れて本門佛立宗の歴史やご信心についてお話をしておりました。すでに97才で帰寂されたとのことでしたが、大変なご信者さまだったというお母さま。さぞ驚かれていることと存じますー(汗)。


今日は100万人のクラッシックライブの評議委員会&理事会。それこそ恐れ多い方々を前に恐縮しながら座らせていただいております。


会議は素晴らしい内容で、今後さらに大きく広がってゆくこと間違い無し。もっと力を尽くしたいと私のような者でも決意を新たにしました。


コミュニティの再生を支援してくださる100万人のクラシックライブは、地域コミュニティから遊離し、寺院消滅の危機に瀕した「お寺」にとって垂涎の活動だったはずでした。しかし、なかなか参加寺院は増えない(汗)。


個人的にこの数年で「お寺」が置かれている国内の環境は分水嶺を超えてしまったように感じています。「手遅れ」という言葉が重なる厳しい状況です。可能性はあるのに手が回らないのは本当にもったいないことだと思います。


アンドロイドにお坊さんが手を合わせ、頭を下げているニュースに愕然としました。僧侶の使命を放棄したのと同じではないでしょうか。


仏教の可能性、寺院の再生。コンビニエンスストアよりも多いお寺がコミュニティの中で大切な役割を果たし、多くの僧侶が地域の方々との距離を縮めることが出来たら…。


子どもたちのSOSをキャッチできるようなお寺や僧侶であれば、痛ましい事件も無くなるのではないかと希望を抱きます。


妙深寺に戻り、今夜は法灯相続促進委員会です。

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