2013年10月15日火曜日

「横山大観展」@横浜美術館

10年に1度といわれる巨大な台風が関東に直撃するかもしれません。最大級の警戒が呼びかけられています。

今日は神奈川布教区の参与会で、夕方から鎌倉顕証寺へ伺います。大きな波が入ってるかなー。

少し時間が空いたので、みなとみらいのスーパーオートバックスまで来ました。設定をお願いしたら「2時間お待ちくださいー」と言われ、どうしようかと悩みましたが、一人歩いて近くにある横浜美術館に行きました。

ちょうど、「横山大観展」が開催されていて、大変勉強になりました。たっぷり2時間かけて拝観させていただきました。

作品もそうですが、展示方法や照明の当て方などにも目が行きますー。

きちんと音声ガイドも借りました。佛立ミュージアムにも欲しいなー。ご案内の声は竹中直人さんと大好きな元NHKの女性。素晴らしい。

それにしても、大観すごいなー。富田渓仙の「祇園夜桜」、大観の「夜桜」と「東山」、素晴らしかった。

「ほんもんさんアート市」

大好評をいただいている「宮沢賢治と法華経展 雨ニモマケズとデクノボー」、本当に感激です。

アンケートボックスを見ると、「スーパーでチラシを見て来ました」という来館理由が多い!驚きました。これはボランティアスタッフの方が自転車でチラシを置いて回ってくださっているおかげですー。本当に、何でも地道な、草の根のご奉公。なんともありがたい。

京都市内でこうして下種結縁できていること、大変なことだと思います。

さて、あらためてご披露させていただきたいと思います。

こうして、次々と新しい風を吹き込みながら、何とかご弘通の一助になりたいと思っているミュージアム。また次の企画がスタートします。

なんと、今週末。その名も「ほんもんさんアート市」です。

実は、京都という町は、アーティストの宝庫であり、クリエイティブな方々が集まる一大文化都市です。昔から、「職人さんは京都」というくらい、街角ごとに「よ〜いドン!となりの人間国宝さん」に出られる方がおられます。

そういう京都で最近盛り上がっているのが、「手作り市」とか「アート市」というイベントで、プロ・アマ問わず、自分が製作した物品をガレージセールというか、青空市のような形で陳列し、それをたくさんの方が見に来たり、買っていったりするのです。

京都佛立ミュージアムが誕生し、幕末・維新の京都で活躍した稀代のアーティスト・開導聖人の展示会をする中で、この開導聖人のクリエイティビティを受け継ぐこのミュージアムこそ、アート市をやった方がいいのではないかというお声をかけていただきました。

ミュージアムが開催するイベントではありませんが、手作り市やアート市を展開されている方々と共に「ほんもんさんアート市実行委員会」が組織され、今週末の19日に第1回「ほんもんさんアート市」を開催させていただくこととなりました。

ほんもんさんアート市は、京都で新たなアート文化と地域社会に根ざしたコミュニティを創造しようと、「京都佛立ミュージアム」の屋外スペースで開催される手作り市です。

プロ・アマ問わず、クリエイティブでアーティスティックなオリジナル作品を、展示・販売したい方は出展していただきたいですし、出展されない方もご来場してみていただきたいと思います。

今後、毎月第3土曜日に開催してゆく予定です。開催時間は午前10時から午後4時。雨天決行(警報発令により中止になる場合あり)です。会場は、京都佛立ミュージアム屋外スペース(京都市上京区御前通一条上ル東堅町110 佛立会館)で、出品物は自作品に限定させていただきます。

※家庭のリサイクル品・仕入品・現場調理品・火器の使用は禁止。※仏像・仏画・お守り等の宗教性のある商品の販売・展示をお断りしております。

京都が、どんどん盛り上がり、本山を中心にご弘通がどんどん前に進めば有難いですねー。

よろしくお願いいたしますー。

2013年10月14日月曜日

師子の子

素晴らしい得度式が終わりました。厳かな得度式、和気藹々の第二部。

本寺唱題寺、大本寺乗泉寺から青年会の方々も駆けつけてくださり、妙蓮寺のみんなと交流しながら、得度式のお祝いをしてくださっていました。

佛立の明るい未来を感じます。妙蓮寺、素晴らしいです。

ご挨拶をさせていただいたので、お二人の得度の記念に、ご挨拶した内容の、原稿の原稿を載せさせていただきます。

ありがとうございますー。

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本日は、塚田洋行(二十六)こと聞信師、竹村裕馬(十六)こと随教師の得度式に当たり、一言御礼のご挨拶をさせていただきます。

この度、図らずも竹村ご住職よりご用命いただき、お二人の得度親としてご奉公をさせていただくこととなり、今後のお二人が、本化門下の佛立教務道を、真っ直ぐにお進みになられるよう、精一杯お手伝いをさせていただきたく、本寺唱題寺 佐藤日凰上人御唱導の下、本日私もご宝前にお誓いさせていただきました。

お二人、ご家族、妙蓮寺教講のみなさま、ご参列のみなさま、心よりお祝い申し上げます。本当に、お目出度う御座います。

昨日は、高祖日蓮大菩薩の731年目の祥月ご命日で御座いました。日曜日に祥月ご命日があたることは大変稀なことで、昨日は大本山宥清寺に於いて、厳かに、盛大に、御会式が奉修されておりました。

その翌日の、快晴の木更津妙蓮寺に於いて、目出度くも得度式が奉修されましたことは、ご唱導を賜りました本寺唱題寺ご高職・佐藤日凰上人のお徳、竹村御住職、妙蓮寺教講一門のみなさまのご信心、何より、得度されたお二人の発心、ご決定、浄念の賜と感激いたします。

私は、昨年の夏、京都で開催された見習教務養成所でお二人にお会いいたしましたが、今日のような日が早々に迎えられるとは思ってもいませんでした。ましてや、私がお二人の得度親としてご奉公を拝命するとは思ってもいませんでした。

得度という決断は、尊いものですが、極めて重いものです。

ご本人たちはもちろんですが、師匠となる竹村御住職、妙蓮寺の皆々さまも、何重にも乗り越えなければならない壁があったと存じます。

教務となること、教務を生み出すことは、並大抵のご奉公では御座いません。門祖550のご奉公で、全国の寺院が教務員増加の誓願を立てさせていただきましたが、そのほとんどが未成就に終わりましたことを見ても、その難しさ、厳しさが分かります。

そのような中で、今日のような日を迎えられたことは、妙蓮寺のご弘通ご奉公、竹村御住職のご奉公やご覚悟が、本当に本物であることの証明のように思います。

お祖師さまは、観心本尊抄、第十二紙の裏に。
「子、父の法を弘めるに世界の益あり」という妙楽の釈を書かれています。
今生人界、このように得度を決意し、ご奉公くださることほど、有難いことはありません。

末法悪世に生まれ、たまたま正法にお出会いし、本化上行菩薩後身・高祖日蓮大菩薩の、弟子檀那、三祖一轍、本門佛立宗の教務となるからには、心に大志を抱いて、お師匠さまの教えを、素直正直に実践し、ご信者さまに寄り添い、獅子奮迅のご活躍をしていただければと思います。

「獅子奮迅」と申しましたが、「師子」という言葉、簡単に申せば「ライオン」ですが、お祖師さまは実に多く、約十七箇所の御妙判で、この御言葉をお使いになり、お弟子や門下は、ライオンのような強い心でご奉公に当たりなさい、生きてゆきなさい、とお示しで御座います。

「法華経は師子王の如し、一切の獣の頂とす。」千日尼御前御返事

「師子王の如くなる心をもてる者必ず佛になるべし。例せば日蓮が如し。これおごれる(傲)にはあらず、正法を惜む心の強盛なるべし。おごる者は必ず強敵に値ておそるゝ心出来する也。例せば修羅のおごり帝釈にせめ(責)られて無熱池の蓮の中に小身と成て隠しが如し。」佐渡御書

このようにお諭しで御座いまして、法華経はそもそもライオンの中のライオンのようなものである、そしてそれを信じる教講も、師子王のような心をもってご奉公に当たれば、必ず仏になれる、と仰せです。

大難四ヶ度、小難数を知らずのご奉公を乗り越えられたお祖師さまは、
「日蓮程の師子王」富木入道殿御返事
お諭しです。この強いお心を、一分でも汲みたいと願うのが、その弟子、その子のはずです。

お慈悲に溢れるお祖師さまは、
「師子王の子は師子王となる」日妙聖人御書
とも仰せです。ライオンの子は、ライオンになる。その子らしく、振舞い、精進させていただきたいものです。

「各各師子王の心を取出ていかに人をどす(威)ともをづる(怯)事なかれ。師子王は百獣にをぢず、師子の子又かくのごとし。彼等は野干のほうる(吼)なり、日蓮が一門は師子の吼なり。」聖人御難事

いま、お二人は、お祖師さまの御子となり、妙蓮寺ご宝前で師弟の契りを交わされました。日蓮の一門、師子の子になられました。

人生には、苦難困難が充ち満ちています。その上、末法悪世で、三毒強盛の凡夫がご信心をし、さらには教務としてご奉公するとなれば、苦難困難どころか、本来は次から次へと、苦しいこと、分からないこと、見えないこと、迷うことが襲ってきて、どうにもこうにもならない時もあります。それが、本化門下の教務のご奉公なのです。むしろ、それがないと、まともなご奉公が出来ていないとも言えます。

どうか、今日のお誓いを胸に、将来に向かって、佛立教務としてのご奉公がさせていただけますように、師子の子の如く、獅子奮迅のご活躍を願うばかりです。

塚田聞信師は、竹村ご住職のお側にお仕えして、すぐにご弘通の第一線へ精進くださると思います。

随教師はまだ十六才。どうか、妙蓮寺のみなさま、温かく見守っていただければと思います。野球にも熱心に取り組み、頑張っています。スポーツにも、勉強にも、中途半端ではいけませんし、いまそうしたことに真剣に取り組んだことが、後に教務としての深い人間理解、ご奉公の幅の広さ、深さにつながります。どうか、そのようにお見守りいただきたいと思います。

長くなりましたが、このお二人の得度により、聖地・千葉、唱題寺門末、殊には妙蓮寺さまの益々のご弘通隆昌発展、みなさまのご奉公成就を祈念し、お二人の門出を心からお慶び申し上げ、お祝いと御礼の言葉とさせていただきます。

平成二十五年十月十四日 妙深寺 長松清潤、

妙蓮寺の得度式

眩いばかり、キラキラ光る東京湾。海の上を走るアクアラインを渡って、今日は妙蓮寺の得度式。

恐れ多くも、塚田洋行くんと竹村裕馬くんの得度親を拝命し、出座させていただきます。出家得度するお二人の決意も尊いが、さすが竹村ご住職の覚悟も凄まじいです。

でき得る限り、がんばります。

2013年10月13日日曜日

宮沢賢治グッズ

林風舎さまにご協力をいただいて、宮沢賢治のグッズを販売しています。

来館の思い出に、是非お求めください。個人的には、『日輪と山』が欲しいなー。

15時半から横浜で会議がありますので、これから向かいますー。

お祖師さまの祥月ご命日に

お祖師さまの祥月ご命日の10月13日の今日、本山宥清寺の御会式。

小山ご講尊ご奉修の第二座に出座させていただきました。尊く、涙が出た御法門。ありがとうございます。

京都佛立ミュージアム。大盛況です。

ありがとうございます。

2013年10月11日金曜日

今日から「宮沢賢治と法華経展〜雨ニモマケズとデクノボー〜」。

ミュージアムにいます。

無事に、「宮沢賢治と法華経展〜雨ニモマケズとデクノボー〜」が始まりました。

お忙しい中、わざわざ京都新聞さまが来てくださり、長時間じっくり取材してくださいました。ありがたいです(涙)。

宮沢賢治の遺品として、メインの現物は2点。父に宛てた手紙と、賢治の遺言によって刊行された『国訳妙法蓮華経』。その他、岩手県宮沢賢治記念館のご協力をいただいた約20点の精密複製をはじめ、合計して約70点の展示があります。

福岡清耀師、やりましたー。完成。集大成。うれしいものです。

賢治展がスタートした今朝は、何とも感慨深い。何もなかったところから、また生み出せたこと。みんな、すごかったです。表現者。体現者。2日間、徹夜でやりきってくれて。本当に、ありがとうございます。

今回、僕はほとんど大道具さんや美術さんや雑用係のようなもので、清耀師や亀ちゃんの間をウロウロしてただけで。第8景のコンテンツも、仕上げが遅れて迷惑をかけました(涙)。

でも、完成ー!すごい!

展示品やその内容も、文章も、映像も素晴らしいと思うのですが、何よりも、ハート、心、魂がこもっています。だから、伝わると思います。心だから。魂だから。

どんなにいいものでも、それがないと伝わらないものです。だから、それを大切にして、こうしています。

第一景は映像。花巻ロケで撮られた綺麗な映像を背景に、今回の展示のコンセプトを語っています。

第二景は「賢治の生涯」。賢治の一生を年表で紹介しています。

この、展示コーナーを「景」という言い方で分けているのにも理由があります。これは、未完の「土偶坊 ワレワレハ カウイウモノニナリタイ」で賢治自身が使っている章立てから取りました。「第」を略字にしているのもこだわりです。

第三景に展示されているのは、雨ニモマケズの手帳とその内容。今回、たぶん展示会としては日本で初めて、手帳の内容を頁ごとに活字化しています。

第四景は、映像紙芝居。今回のメインコンテンツの一つです。宮沢賢治と言っても、実際にはボヤッとしたイメージで、作品を読んだことはないという人が多いものです。『注文の多い料理店』『よだかの星』『氷河鼠の毛皮』『虔十公園林』『ひかりの素足』の作品を、オリジナルの映像紙芝居でご覧いただけます。

第五景は「賢治の絵」。賢治の無題の作品を飾らせていただいています。『日輪と太陽』、素晴らしいです。

第六景「賢治のことば」は、亀村俊二先生に花巻まで行っていただき、撮ってきていただいた極めつけの写真に賢治の言葉を乗せて紹介しています。そして、そばに解説文。精密複製の賢治の原稿、『銀河鉄道の夜』は必見です。

第七景「賢治の最期」では、賢治の臨終の様子と、彼が残した遺言を紹介しています。そして、遺言どおりに刊行された『国訳妙法蓮華経』の実物を展示しています。昨日、花巻から宮澤和樹さまがミュージアムまで持ってきてくださいました。本当に有難く、感激でした。

第八景は「賢治の目指したもの」で、なぜ賢治は法華経だったのか、賢治は法華経のどのような教えに心打たれたのかを紹介しています。賢治の法華経、法華経の賢治。

そして、今回の企画展の結びとして、エンディングの映像をご覧いただきます。

以上が「宮沢賢治と法華経〜雨ニモマケズとデクノボー〜」のご紹介。じっくり見ていただくと、約2時間くらいかかります。映像紙芝居も、全部見ていただきたい。賢治の言葉、ゆっくり読んでいただきたい。

何度も、繰り返し来館いただきたい、いただける、そんな展示に出来ました。

随所にこだわりがあるので、楽しみに発見していただきたいなー。

また、館内には、岩手日日新聞社から提供いただいた
、賢治の、本物のチェロ(セロ)で弾いた「トロイメライ」を、流しています。この音楽が、ミソです。賢治のセロです。賢治所有のセロの音。

そして、図書コーナーには佛立図書室にご協力いただいて『宮澤賢治全集』や『宮沢賢治童話全集』が並べられています。

もう、1日か2日かけて、来館いただきたいほどです。

いま、トロイメライを聴きながら、ミュージアムの椅子に腰掛けて書いています。何とも言えない気持ちです。

願わくはこの功徳をもって普く一切に及ぼし、我等とと衆生と皆共に仏道を成ぜん。ただ、ひたすら、その気持ちで、あたたかくなります。

大道具のようなインチキ館長ですが、みんなに、みんなに感謝ですー。たくさんのマエストロがいます。橋本ご住職は究極のパネリスト。前中くんもマエストロに昇格。あっこちゃんは親方になりました(笑)。名前をあげたら切りが無いけど。

疲れはないなー。これからグランドを全速力で10周したいくらい。まだまだー。

さ、次いこー!

シンバの生まれた町、消滅

  ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流・洪水災害から1週間が経ちました。 8月26日、発生直後、ネパールからスリランカにいる私に連絡が入りました。車の中でした。あの時、すでにカドゥカ清地師は「街が消えています。1000人以上の犠牲者が出ているはずです」と言っていまし...