素晴らしい得度式が終わりました。厳かな得度式、和気藹々の第二部。
本寺唱題寺、大本寺乗泉寺から青年会の方々も駆けつけてくださり、妙蓮寺のみんなと交流しながら、得度式のお祝いをしてくださっていました。
佛立の明るい未来を感じます。妙蓮寺、素晴らしいです。
ご挨拶をさせていただいたので、お二人の得度の記念に、ご挨拶した内容の、原稿の原稿を載せさせていただきます。
ありがとうございますー。
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本日は、塚田洋行(二十六)こと聞信師、竹村裕馬(十六)こと随教師の得度式に当たり、一言御礼のご挨拶をさせていただきます。
この度、図らずも竹村ご住職よりご用命いただき、お二人の得度親としてご奉公をさせていただくこととなり、今後のお二人が、本化門下の佛立教務道を、真っ直ぐにお進みになられるよう、精一杯お手伝いをさせていただきたく、本寺唱題寺 佐藤日凰上人御唱導の下、本日私もご宝前にお誓いさせていただきました。
お二人、ご家族、妙蓮寺教講のみなさま、ご参列のみなさま、心よりお祝い申し上げます。本当に、お目出度う御座います。
昨日は、高祖日蓮大菩薩の731年目の祥月ご命日で御座いました。日曜日に祥月ご命日があたることは大変稀なことで、昨日は大本山宥清寺に於いて、厳かに、盛大に、御会式が奉修されておりました。
その翌日の、快晴の木更津妙蓮寺に於いて、目出度くも得度式が奉修されましたことは、ご唱導を賜りました本寺唱題寺ご高職・佐藤日凰上人のお徳、竹村御住職、妙蓮寺教講一門のみなさまのご信心、何より、得度されたお二人の発心、ご決定、浄念の賜と感激いたします。
私は、昨年の夏、京都で開催された見習教務養成所でお二人にお会いいたしましたが、今日のような日が早々に迎えられるとは思ってもいませんでした。ましてや、私がお二人の得度親としてご奉公を拝命するとは思ってもいませんでした。
得度という決断は、尊いものですが、極めて重いものです。
ご本人たちはもちろんですが、師匠となる竹村御住職、妙蓮寺の皆々さまも、何重にも乗り越えなければならない壁があったと存じます。
教務となること、教務を生み出すことは、並大抵のご奉公では御座いません。門祖550のご奉公で、全国の寺院が教務員増加の誓願を立てさせていただきましたが、そのほとんどが未成就に終わりましたことを見ても、その難しさ、厳しさが分かります。
そのような中で、今日のような日を迎えられたことは、妙蓮寺のご弘通ご奉公、竹村御住職のご奉公やご覚悟が、本当に本物であることの証明のように思います。
お祖師さまは、観心本尊抄、第十二紙の裏に。
「子、父の法を弘めるに世界の益あり」という妙楽の釈を書かれています。
今生人界、このように得度を決意し、ご奉公くださることほど、有難いことはありません。
末法悪世に生まれ、たまたま正法にお出会いし、本化上行菩薩後身・高祖日蓮大菩薩の、弟子檀那、三祖一轍、本門佛立宗の教務となるからには、心に大志を抱いて、お師匠さまの教えを、素直正直に実践し、ご信者さまに寄り添い、獅子奮迅のご活躍をしていただければと思います。
「獅子奮迅」と申しましたが、「師子」という言葉、簡単に申せば「ライオン」ですが、お祖師さまは実に多く、約十七箇所の御妙判で、この御言葉をお使いになり、お弟子や門下は、ライオンのような強い心でご奉公に当たりなさい、生きてゆきなさい、とお示しで御座います。
「法華経は師子王の如し、一切の獣の頂とす。」千日尼御前御返事
「師子王の如くなる心をもてる者必ず佛になるべし。例せば日蓮が如し。これおごれる(傲)にはあらず、正法を惜む心の強盛なるべし。おごる者は必ず強敵に値ておそるゝ心出来する也。例せば修羅のおごり帝釈にせめ(責)られて無熱池の蓮の中に小身と成て隠しが如し。」佐渡御書
このようにお諭しで御座いまして、法華経はそもそもライオンの中のライオンのようなものである、そしてそれを信じる教講も、師子王のような心をもってご奉公に当たれば、必ず仏になれる、と仰せです。
大難四ヶ度、小難数を知らずのご奉公を乗り越えられたお祖師さまは、
「日蓮程の師子王」富木入道殿御返事
お諭しです。この強いお心を、一分でも汲みたいと願うのが、その弟子、その子のはずです。
お慈悲に溢れるお祖師さまは、
「師子王の子は師子王となる」日妙聖人御書
とも仰せです。ライオンの子は、ライオンになる。その子らしく、振舞い、精進させていただきたいものです。
「各各師子王の心を取出ていかに人をどす(威)ともをづる(怯)事なかれ。師子王は百獣にをぢず、師子の子又かくのごとし。彼等は野干のほうる(吼)なり、日蓮が一門は師子の吼なり。」聖人御難事
いま、お二人は、お祖師さまの御子となり、妙蓮寺ご宝前で師弟の契りを交わされました。日蓮の一門、師子の子になられました。
人生には、苦難困難が充ち満ちています。その上、末法悪世で、三毒強盛の凡夫がご信心をし、さらには教務としてご奉公するとなれば、苦難困難どころか、本来は次から次へと、苦しいこと、分からないこと、見えないこと、迷うことが襲ってきて、どうにもこうにもならない時もあります。それが、本化門下の教務のご奉公なのです。むしろ、それがないと、まともなご奉公が出来ていないとも言えます。
どうか、今日のお誓いを胸に、将来に向かって、佛立教務としてのご奉公がさせていただけますように、師子の子の如く、獅子奮迅のご活躍を願うばかりです。
塚田聞信師は、竹村ご住職のお側にお仕えして、すぐにご弘通の第一線へ精進くださると思います。
随教師はまだ十六才。どうか、妙蓮寺のみなさま、温かく見守っていただければと思います。野球にも熱心に取り組み、頑張っています。スポーツにも、勉強にも、中途半端ではいけませんし、いまそうしたことに真剣に取り組んだことが、後に教務としての深い人間理解、ご奉公の幅の広さ、深さにつながります。どうか、そのようにお見守りいただきたいと思います。
長くなりましたが、このお二人の得度により、聖地・千葉、唱題寺門末、殊には妙蓮寺さまの益々のご弘通隆昌発展、みなさまのご奉公成就を祈念し、お二人の門出を心からお慶び申し上げ、お祝いと御礼の言葉とさせていただきます。
平成二十五年十月十四日 妙深寺 長松清潤、
2013年10月14日月曜日
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