2020年12月27日日曜日

戦時下の年末年始








24時間のお助行から妙不可思議としか言いようのない臨終まで、つくづく有難く思います。


今日、勝子さん、克久さん、路子さんがお参りされ、あらためてご挨拶いただきました。ありがとうございます。


引き続き、妙深寺になくてはならない古森𤄃(ひろし)さんが急性大動脈解離で倒れられ、終日のお助行をさせていただいています。


とにかく、無事に明日の手術までたどり着き、その手術が成功しますように。


このとんでもない年は簡単に終わりそうにない。


御教歌「きはまりてかなしき時にあらざれば まことの信はおこらざりけり」


偶然は何一つない。意味がある。


これから始まる大混乱、大変革に備えて、必要なことだと覚悟している。ここで信を固め、信念を強め、先頭に立つ勇気を奮い起こしておかなければならない。そうでなければ、誰も救えず、導けない。


コロナ戦争ともいえる状況。


新型コロナウイルスは北極から南極大陸に至るまでほぼ地球すべてを席巻し、世界の感染者数は日本時間27日未明、ついに累計8,000万人を超えた。


直近2週間では1000万人増加、1月に感染者は1億人を突破する。


1月、世界で100人だった死者は、2月には1000人、3月に1万人、4月に10万人、9月には100万人を突破。


新年を迎えても楽観論は通用しない。


ボーイスカウトからも集会の中止依頼があった。境内に灯されていた大晦日のかがり火はできなくなった。


とにかく、戦時下のような、例年とは異なる、特別な年末年始になる。妙深寺も分散参詣、オンライン参詣を呼びかけている。


局長の写真を見ながら、たくさんのご奉公の場面を思い出している。

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