夜明け前の山道をビカスの家へ向かっています。
サムンドゥラデヴィの学校へ行く前、ラジャン・シュナルさんの家でお助行させていただきました。彼は本当に素直な素晴らしい男性信徒です。
数年前、彼は海外で仕事をすることを夢に見て、60万円を支払ってマレーシアに出稼ぎに出ました。ネパールの人たちは、お金を払って出稼ぎに出るのです。しかし、それは違法な業者、ほぼマフィアでした。彼は全てを失い帰ってきました。
その人生のトラブルを抱えながら題目塔に来るようになり、自分の運命と向き合い、コツコツと功徳を積み重ねるようになりました。
ご両親は小さな食堂を経営していて、ラジャンも料理ができます。僕たちの食べる料理を作ってくれたり、カトマンズ親会場に導入したベッドも彼が作ってくれました。何台も作りながら溶接で顔の皮が剥けてしまっても、頑張ってご奉公してくれたそうです。どこに出しても恥ずかしくない佛立信者の一人です。
お助行中、家族みんなが私の後ろに座ってお看経してくれました。ありがたいです。
今朝は4時過ぎに起きて5時に出発。ピカスの家には6時半に着くと思います。お父さんとお母さんのご回向を奉修させていただきます。
南無妙法蓮華経
ありがとうございます。
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