2011年4月18日月曜日

心の鬼と心の菩薩

「心の鬼が地獄につれ行き、心の菩薩が寂光へ導くと云ふ事、此の一句を口ぐせの様に云ひなれて、能々(よくよく)味ひて、御法門聴聞に行く道々にも、心にたくはへ、御看経の時にも忘れず、朝起ても一番に思ひ出し、一日暮れて夜臥す折にも、心の鬼が地獄へつれて行き、心の菩薩が寂光へ導くと、一日、二日、三日、乃至一年、十年、一生の間忘れざれば、臨終の時には、心の菩薩が寂光へ導かせ給ふ物也。御臨終の夕べには、日蓮必ず御迎ひに罷(まかり)向(むか)ふべしとはこれなり」

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