2018年12月31日月曜日

今年の大晦日は




















ついに大晦日となり、その大晦日も16時になろうとしています(涙)。あかん(涙)。


今日は藤本御導師の祥月ご命日。今朝は先住のことも思い出し、本堂でお看経させていただきながらさめざめと涙しました。


大晦日の朝焼けの空、とても幻想的で綺麗でした。


三日月と、明けの明星、地球のグラデーション、空と木々とのコントラスト。


庫裡の玄関に、黒崎とし子さんが作ってくださったセンス抜群のお正月飾り。ありがとうございます。


昨日は11月15日に亡くなられた大恩ある先輩のお父さまの尽七日忌法要とご納骨式を勤めさせていただきました。


こんな日が来るとは夢にも思っていませんでした。全員で御題目をお唱えし、喜ばれているお父さまをひしひしと感じました。しっかりご奉公させていただきたいと思っております。


第二本堂には石川日翠上人にご染筆いただいた「回向の心」を飾らせていただいております。


午後は年内にどうしても会いたかった人の家へ。リビングに奉安された御本尊さまにご挨拶し、ご家族全員、息子さん3人も一緒になって「南無妙法蓮華経」と御題目をお唱えすることが出来て、本当に、本当に、よかった。やっぱりこのタイミングだったのだと思い、満たされた気持ちになりました。


大晦日の今日は横浜と名古屋の弾丸往復を決行しました。明日までにどうしてもお届けしなければならない想いがあり、生まれて初めての巻き紙に筆書きという挑戦をしました。


汚い字でどうしようもありませんが、想いだけを込めてお許しいただきました。下りの新幹線は満タン。リュックで乗ってよかった。帰りは座れました。


今年も残すところあと8時間。


新年号の『妙深寺報』の巻頭言は「平成の総括と覚悟」と題して書かせていただきました。


これまで行ってきたことを自ら評価し、反省できなければ次の時代もありません。大きな節目を迎えるにあたり、このままでいいわけがない。キッチリと総括して、覚悟をもって次に臨みたいのです。


来年も、次の時代も、与えられた命が尽きるまで、生き切りたいです。


「極楽百年の修行は穢土一日の功に及ばず」とは日蓮聖人の「報恩抄」の一節です。


この娑婆で修行することが大事。ここでの1日の修行は極楽に行って100年修行するよりも尊く価値があるのです。だから、今が大事なのです。生ある間、価値ある生き方を追求しなければ死ぬに死ねません。


本年中、たくさんの方々にご厚情いただき、お世話にもなり、また視野が広がり、ご縁も広がり、気づかせていただくことも多く、成長することができました。


ご無礼も多々あったことと存じますが、どうかご容赦いただき、来年も変わらずご交誼を賜りたいと存じます。


皆々様の無事越年迎春を心から祈念しておりますー。


ありがとうございます。

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