3月3日、妙深寺は桃の節句に月始総講を奉修させていただきました。
そして、今朝、佛立第25世ご講有山内日開上人がご遷化との報に接しました。
長松寺、妙深寺と、幾たびもご親修をいただきました。
スリランカのディリーパ良潤師とケネカちゃんの結婚式のご唱導、手作りの披露宴へご出席いただいたこと、忘れられません。
スリランカのご弘通のためにと、良潤師は山内猊下から直々にご自身の開百法衣(白い法衣)を拝領しました。
良潤師も大変にショックを受けており、スリランカ別院から弔電をお供えさせていただきたい、前回来日した時にRYOちゃんを連れてご挨拶に伺えてよかったと言っていました。
昨夜は千葉唱題寺へ佐藤日凰上人の仮通夜にお参りさせていただきました。佐藤御導師は学生時代から先住の親友と言える御方で、幼い頃は「海のおじちゃん」と呼ばせていただいていました。
この平成時代、いろいろなことがありました。
先住もご遷化になり、私のような若輩が妙深寺の住職になりました。妙深寺が長野でご奉公することになった時、わざわざ新横浜駅までお越しくださり、佐藤御導師、服部御導師、鈴江御導師、そして私と、いろいろとお話をくださいました。実際に長野まで足を運び、廣瀬日謙上人のご信者方とお会いくださいました。
錚々たる御導師方が、寂光で再会を果たし、ゆっくりと娑婆のご奉公について、お話してくださっていたらいいなぁと思います。
平成という時代の終わり。本当に一つの時代を築かれた方々のご遷化が続き、不安を覚えつつ覚悟を迫られているように感じます。
穏やかに春雨が降り、沈丁花の香りが漂っています。春は美しいものです。
誕生日の3月1日、長野本晨寺に待望のエレベーターと自動ドアが設置されました。
妙深寺と同様「ここしかない!」という本堂内の最高の場所に完成しました。これでもっともっとお参りしやすくなります。ありがとうございます(涙)。
「仏教界の俵屋旅館」である長松寺の改修工事も今日完成。本当にありがたいです(涙)。
それぞれ、すでに何ものにも代え難い宝物ですが、磨きに磨いて価値を高めてゆきたいものです。
長松寺は迎賓館としての役割を果たしてゆきたいと思います。
改修工事にご尽力いただいた皆さま、ご有志をご奉納いただいた皆さまに、心から御礼申し上げます。本当に、ありがとうございます。
サンマリノ共和国ポデスキ文化大臣のご上洛にあたり、準備ご奉公いただいている皆さまにも心から御礼申し上げます。
いま、予定を変更し、新幹線で大阪に向かっています。
明日は朝から弘通局議、夜は長松寺のお総講。今夜参列しなければ山内猊下のお見送りがさせていただけません。御恩の一分を想いながら、お参詣させていただきたいと思います。
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