長野の本晨寺にエレベーターが設置され、門祖会と春のお彼岸にあわせて完成式典を執り行いました。
この大工事を行うにあたり、玄関も自動ドアにさせていただきました。
「ウチのお寺は本晨寺」「わが家のお寺は本晨寺」という言葉を掛け合いながら進めてきたご奉公。
本当に、すべてが本晨寺を想う皆さまのご信心の結晶です。
早速、車イスでお参りになっていた安藤さんのお母さまに乗っていただきました。
これからは、風の強い厳しい冬も玄関のドアで手を挟む心配もなく、足の不自由な方に少しでもお参りしやすい本晨寺となります。ありがたいです。
めぐり合わせていただいた吉岡さまにもご列席いただき、感動の完成式でした。
他寺院からお参りくださった方が「明るいお寺ですね」と言ってくださり、何より嬉しいです。
この夏、本晨寺のご住職を堤深恭師に交代したいということも、正式に皆さまへご披露させていただきました。本寺の御導師にはご内諾いただいておりますが、これより本格的に申請を進めさせていただきたいと思います。
石田さんと、これまでの歩みを振り返りながら二人きりでお話をさせていただきました。
遠く妙深寺までお参りしていた頃のこと、長野に小さな小さな別院を設けたこと、石田さんの運転で南北に大きな長野県を走り回ってご奉公させていただいたこと。千畳敷にも連れて行っていただいたのは忘れられない思い出です。
いま、長い長い旅路の果てに、見事にご奉公を円成して、多くの人を一つにして、明るく、楽しく、未来に希望を抱きながら、ご奉公させていただけるようになったこと。
故郷に錦を飾る、苦難困難を乗り越えた、素晴らしいご奉公でした。『如説修行抄』にお示しのとおりのご奉公に努めてくださいました。
お話をしながら泣けて仕方がなかった。とにかく、次なる節目をしっかりと迎えるために、油断なくご奉公させていただきたいと思います。
長野の本晨寺は伸びしろしか見えません。
これから、どんどん、どんどん、良くなっていくと確信しています。
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