3月11日、陸前高田市の朝です。
夜中は窓をたたきつけるほどの雨。少し小降りになったようにも思いますが、今も雨と風の音が聞こえています。
昨夜、秋山ご住職が「2万人分の涙の雨と思えば当たり前のこと。毎年この日は厳しい天候。何ということもない。ただこれを受け止めて、しっかりとご回向させていただこう」と言っておられました。その通りだと思います。
今朝はブラジルとウェブ会議の予定で、6時過ぎから吉川ご住職と連絡を取り合っていました。
サンパウロ日教寺では大切な会議が行われています。
陸前高田市からブラジルのサンパウロへ。すごい時代です。
ただ、時間が合わず、あちらの準備を待っていましたが、出発時間が近づいてきてしまいました。
地球の回転と共にご奉公をさせていただいていると、延々と終わりなくご奉公が続きます。
どこかが朝を迎えてる。
生きている、生かされている、生かしていただいているのだから、その間はさせていただきたいです。
とにかく、今日は東日本大震災の発生から8年目、地震と津波によって亡くなられた方々の祥月ご命日です。
祈ります。
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