2023年7月20日木曜日

応護寺秋田別院でのお手伝い

























秋田市内から4時間ほど運転し、安達太良SAで清翔師に運転を代わってから必死に書いた文章、消えてしまって残念でしたー。トホホ。本当にボケてました。悲しい。


でも、気を取り直して、記録のために書き直します。負けない!


床上浸水した応護寺秋田別院でお手伝いをして参りました。今日の予定が目一杯で実質8時間の活動しか出来ませんでしたが、目一杯ギリギリまで作業を行いました。


秋田別院では本堂の畳から20センチほど上まで水が来て、境内の地表からすると約50センチほど浸水していたことになります。6時間ほど水は引かず、恐ろしい夜だったとのこと。


床上浸水したお寺におられる藤岡御導師ご夫妻を思い浮かべ、早急に、何とかお手伝いに伺わなければならないと思いました。途方もない作業です。


前日にはご信者方や近隣の方が本堂の畳を出し、床を開いて消毒薬を撒いてくださっていました。ありがたいです。


40年分のご奉公が詰まった庫裡にも容赦なく水が入っていました。畳や絨毯、カーペットはもちろん、奥の奥の押し入れ、クローゼットも下部の10センチは浸水。


先年、大水害に見舞われた広島県三原市の西田登光ご住職が心配し、LINEに細かなアドバイスを書いてくださっていました。人数のいる時にしっかりと対処しておかないと後で大変なことになる。消毒薬の散布はもちろんですが、まずは水に浸かった場所を特定し、膨大な荷物を出さなければなりません。


内陣両脇の下にも水が入り、お道具を整理し、庫裡からも畳、本、濡れてしまった大切な写真や思い出の品々を出してゆきました。写真は何とかはがして、乾かして、復旧できそう。


とてつもない、さすが、これこそ現証の御利益と感激したのは、この浸水の前日、なんとインドのムンバイに住んでいるお嬢さまとお孫さん2人が秋田別院に帰省していたのです!大雨とは全く関係なく!


お嬢さまがいてくださって、どれだけ心強かったことか分かりません!復旧作業もお嬢さまがいてくださって本当に助かりました。


不幸中の幸いというか、なにもかも完璧なタイミングで、やはりこれまでのご奉公の功徳がいざという時に顕れるものと感激しました。こんなことあり得ませんから。なんと言っても「インド」の「ムンバイ」ですから。御法さま、ありがとうございます。


また、熊本や三原市や清水市でも水害支援をしてきたメンバーが口を揃えて言うのは、土砂や汚泥の流入がなかったこと、しかも入ってきた水が綺麗だったようで、同じ内部氾濫や床上浸水でも状況は全く違うとのこと。助かりました。秋田市内でも場所によって状況が異なるのです。


これからさらに丁寧な復旧、撤去や消毒作業を進めなければなりませんが、ひとまず朝から午後4時前まで、出来得るかぎりのご奉公をさせていただきました。


板の間のブルーシートの上に座ったり、寝ておられたりしたとのことで、横浜から持っていった畳20枚、最幸に役に立ちました。本堂に畳を7枚〜8枚、庫裡に2枚敷いて、御導師ご夫妻に座っていただける簡易の休憩スペースを作りました。ゆっくり腰を下ろしながら濡れたものの整理をしていただければと思います。


お断りしていたのに、悦子さんがおにぎりをたくさん作ってくださり、奥さまのらっきょうやいぶりがっこ、スイカまでいただいてしまいました。被災地では「何もいただかず、何も残さず、残すものは感謝のみ」という妙深寺の支援ポリシーに反して、支援に来たのにたくさんいただいて申し訳ございませんでした。


藤岡御導師から秋田の地酒をいっぱいいただいてしまった。インドのワインまで。アレックスも一分のご恩返しが出来たようで、よかったです。


秋田への想い、本当に深くなります。


川上さんの恭代さんから大変な支援金をお預かりしました。杉本貴子さんからもお預かりしました。みんなの気持ちがありがたかったです。お寺では秋田支援の寄付を募っておりますので、是非よろしくお願いいたします。


帰り道、とてつもない、秋田から北上、岩手から宮城、福島に入るまで、バケツをひっくり返したような雨が続いていました。本当、大丈夫か?というくらいの雨。恐ろしかったです。


とにかく、無事に戻って参りました。24日には支庁や布教区の皆さまが復旧活動に入ってくださるようです。お嬢さまは24日までいてくださるそうで、ピッタリです。本当に、ありがたいです。


2時に寝てすぐ夏期参詣。先ほど学研さまとの打ち合わせが終わり、13時から妙深寺の大功労者・原正雄さまのご年回を勤めさせていただきます。


ありがとうございます。

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