2024年1月9日火曜日

なかなか言葉は出ませんが


能登半島で被災された方々のご様子、大地震や津波で破壊された家々、立ち尽くす、泣き崩れるご家族、懸命に捜索を続ける方々、救援活動に奔走する方々。


目にするたび、耳にするたびに、胸が締め付けられます。


被災地の状況からすれば今は後方支援、募金活動が妥当とのこと。とにかく、駆けつけられず忸怩たる思いですが、被災された方々のために、精一杯させていただきましょう。


そして、心の痛む出来事や情報が飛び込んできている今こそ、行動、アクションが大切です。


悲観は感情、楽観は意志。やるか、やらないか。


目を逸らしてもやられる、立ち止まっていたら流される、中途半端では持っていかれる。


「昨日は人の上、今日は身の上」、日蓮聖人のお言葉です。他人事は一つもありません。


その上で、まだまだ出来ることがあります。こんな大変な年だからこそ、家の中に閉じこもらない。やっぱり動く、いつも以上に行動する。


なんのために行動するか。自分の仕事や勉強、家庭のことはもちろんですが、見えない世界のために動く、そうした面を整える、これが大切だと思うのです。


昨日、先祖代々のお墓を妙深寺に改葬、あらためて整えた方がおられました。このような時、大変な年だからこそ、見えない部分に焦点をあてて、しっかりやる、とっても大切なことだと感じました。


新しい年にあたり、中核となる店舗に棟上御本尊さまをお迎えした方もおられました。何が起きてもおかしくない時、この時代だからこそ、何よりも大切なことだと感じます。


いざという時、まさかという時、大きな違いが出ることを、しっかりさせてもらいましょう。


たった一つの命、たった一度の人生。何もかも、かけがえない。失うことはできないし、壊すことは出来ない。


備えよ、常に。

準備しておこう、常に。


大切なことをしましょう。大切なことに行動を起こしましょう。


妙深寺は寒参詣。朝参詣が続いています。被災地への祈りを続けています。目には見えない支援、続けています。


みなさん、新年早々、スイッチを入れ直して、大切なことを大切に、やりましょう。祈りましょう。よろしくお願いいたします。


南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

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