2025年6月16日月曜日

長松寺の開導会




















ご講有の御徳をいただいて本山のご法宅をお出ましになる直前には霧雨もピタっと止み、無事に由緒寺院 長松寺の開導会をご親修いただくことができました。天気予報が見事に覆り、心から感動しました。ありがとうございます。


京都でも多くの方々にご奉公いただいて、長松寺のご奉公ができています。先住が亡くなって25年目の翌日だったので、感慨はひとしおでした。25年前、いったいどうやって始まったのか、全く記憶がありません。無我夢中だっただけで、きっと周りの皆さまの懸命なご奉公、お力添えのおかげだと思います。


ご講有の御法門では、開導聖人のご生涯を振り返り、最晩年に起きた一部教講の慢心と習い損じによる混乱で本山を退き、麩屋町の法宅・長松寺にお入りになられたことをご紹介いただきました。本山から退くことはあり得ない判断でしたが、それをなさった。無私のご奉公こそ大切と説かれました。


麩屋町のご宝前の下には膨大な「お懺悔状」が保管されています。「十七組退転」と呼ばれる晩年の混乱でしたが、3年を待たずほぼ全員が大変な後悔をし、麩屋町の開導聖人にお懺悔状を提出し、佛立講への復帰を懇願することになったのでした。


御教歌「我物の ひとの物のといふものゝ 佛立講は祖師の講也」


日本中、世界中、私なく、心一つに、異体同心でご奉公させていただければ、高祖日蓮大士750回御遠諱の報恩ご奉公も御本意に叶います。異体同心は単なる仲良しではなく、お祖師さまの御意のもとで一つになるということ。奮起して、6年後に向かいます。


重ね重ね、お参詣、ご奉公いただいた皆さまに御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。


ありがとうございます。

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