佛立開導日扇聖人ご生誕200年 本山慶讃法要が、見事な晴天の下で盛大に奉修されました。
本当に、これ以上ないほどの素晴らしいお天気でした。
昨年の秋に始まった全4回の慶讃本山法要も、すべての日程を盛大裡に奉修され、円成できたことになります。
本当に有難いですー(涙)。
今日はフリーWi-Fiを本山境内や法悦殿に設けて「本門佛立宗アプリ(佛立アプリ)」のリリースも行いました。
たくさんの方がダウンロードしてくださっていました。
登録などの難しい操作もあるのですが、何とかインストールしていただければと思います。
何よりも、今日は横浜・妙深寺から200名の大団参が本山宥清寺まで来てくださいました。
私はゆっくりお話することも出来なかったけれど、慶讃本山法要へのお参詣はもちろん、京都佛立ミュージアムへの参観も、誕生寺や長松寺へのお参りもしてくださり、身近に自坊の皆さんがいる、皆さんが来てくださった、見てくださった、と思うだけで、元気が出ました。
開導聖人の御徳を称えるべく、全てを捧げてきた数年間。
開導聖人の御姿を厳かに伝える特殊印刷ポスターを皮切りに、歴史ドキュメンタリー映像「幕末維新の仏教改革者・長松清風伝」、京都佛立ミュージアム「長松清風展」、開導聖人の佛立カレンダー、開導聖人タペストリーによる本山の荘厳、ホームページリニューアル、HBSNEWS、「開導をゆく」から「本門佛立宗アプリ」の製作等、感慨ひとしおです。
開導聖人の偉大さ、生きた仏教が、世界の隅々にまで伝わってゆくことだけを願います。
今日はコレイア清行が本山本堂で御法門させていただきました。
まだまだ、始まったばかりですね。
未来は今日の延長線上にあります。
今日なくして明日はなく、努力なくして未来はありません。
人間は中継ぎであると先住は仰せになりました。
僕たちは大事な確信を誰かに受け継いでもらうために、本音と建前を使い分けず、素直であり、正直であろうと思い、精進を続けているはずです。
「雲散霧消」という言葉がありますが、私はこの言葉こそ謗法や罪障の報いと思っています。
バラバラになり、結局消えてしまうこと。
人生を、このようなものにしないために、たとえ辛くても、苦しくても、人は功徳を積むべきだと教えていただくのです。
「辛抱」とは「辛い」を「抱える」と書きます。
自分の思うように、気持ちのいいことだけをしていたら、何もかもがバラバラになり、結局は何も残らず、消えてしまう。
大切なものを、次の世代に受け継いでゆくこと、受け継いでもらうこと。
地球もそうですし、尊い教えもそうです。
雲散霧消させないために、僕たちはこれからもご奉公を重ねてゆかなければなりません。
開導聖人ご生誕200年、まだ今年は数ヶ月ありますが、有終の美を飾るまで、精進させていただきたいと思います。
とにかく、今日、遠く横浜から、妙深寺の皆さんが200名もお参りくださったこと、本当に有難く、涙が出るほど嬉しかったです。
みんなが、揃いました(涙)。
ミュージアムにも、1525名もの方々が来館し、親しく展示をご覧くださいました。
本当に、本当に、ありがとうございました。
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