2017年10月8日日曜日

佛立開導日扇聖人ご生誕200年 慶讃本山法要













佛立開導日扇聖人ご生誕200年 本山慶讃法要が、見事な晴天の下で盛大に奉修されました。


本当に、これ以上ないほどの素晴らしいお天気でした。


昨年の秋に始まった全4回の慶讃本山法要も、すべての日程を盛大裡に奉修され、円成できたことになります。


本当に有難いですー(涙)。


今日はフリーWi-Fiを本山境内や法悦殿に設けて「本門佛立宗アプリ(佛立アプリ)」のリリースも行いました。


たくさんの方がダウンロードしてくださっていました。


登録などの難しい操作もあるのですが、何とかインストールしていただければと思います。


何よりも、今日は横浜・妙深寺から200名の大団参が本山宥清寺まで来てくださいました。


私はゆっくりお話することも出来なかったけれど、慶讃本山法要へのお参詣はもちろん、京都佛立ミュージアムへの参観も、誕生寺や長松寺へのお参りもしてくださり、身近に自坊の皆さんがいる、皆さんが来てくださった、見てくださった、と思うだけで、元気が出ました。


開導聖人の御徳を称えるべく、全てを捧げてきた数年間。


開導聖人の御姿を厳かに伝える特殊印刷ポスターを皮切りに、歴史ドキュメンタリー映像「幕末維新の仏教改革者・長松清風伝」、京都佛立ミュージアム「長松清風展」、開導聖人の佛立カレンダー、開導聖人タペストリーによる本山の荘厳、ホームページリニューアル、HBSNEWS、「開導をゆく」から「本門佛立宗アプリ」の製作等、感慨ひとしおです。


開導聖人の偉大さ、生きた仏教が、世界の隅々にまで伝わってゆくことだけを願います。


今日はコレイア清行が本山本堂で御法門させていただきました。


まだまだ、始まったばかりですね。


未来は今日の延長線上にあります。


今日なくして明日はなく、努力なくして未来はありません。


人間は中継ぎであると先住は仰せになりました。


僕たちは大事な確信を誰かに受け継いでもらうために、本音と建前を使い分けず、素直であり、正直であろうと思い、精進を続けているはずです。


「雲散霧消」という言葉がありますが、私はこの言葉こそ謗法や罪障の報いと思っています。


バラバラになり、結局消えてしまうこと。


人生を、このようなものにしないために、たとえ辛くても、苦しくても、人は功徳を積むべきだと教えていただくのです。


「辛抱」とは「辛い」を「抱える」と書きます。


自分の思うように、気持ちのいいことだけをしていたら、何もかもがバラバラになり、結局は何も残らず、消えてしまう。


大切なものを、次の世代に受け継いでゆくこと、受け継いでもらうこと。


地球もそうですし、尊い教えもそうです。


雲散霧消させないために、僕たちはこれからもご奉公を重ねてゆかなければなりません。


開導聖人ご生誕200年、まだ今年は数ヶ月ありますが、有終の美を飾るまで、精進させていただきたいと思います。


とにかく、今日、遠く横浜から、妙深寺の皆さんが200名もお参りくださったこと、本当に有難く、涙が出るほど嬉しかったです。


みんなが、揃いました(涙)。


ミュージアムにも、1525名もの方々が来館し、親しく展示をご覧くださいました。


本当に、本当に、ありがとうございました。

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