スリランカ南部の都市・ゴールに、親会場を建立することが出来ました。
スリランカの良潤師をはじめ、妙深寺スリランカ・コロンボ別院の全メンバーのご奉公、特に昨年日本に来たメンバーの尽力によって、立派な法城を取得することが出来ました。
1500万円近くのご奉公で、さらに現在は天井を高くするリフォームなどをさせていただいております。
敷地の総面積は約1000平方メートル。坪数に換算すると300坪以上ある広い境内です。
平屋建てのセンターには部屋が3つあり、それぞれの部屋にトイレとシャワーが付いています。
この他にご宝前のお給仕をさせていただくお水屋、パントリーがあります。
新たに男女トイレも建設しています。
本堂には約150名が座れます。
3月末の出張で、開導聖人ご真筆の御本尊さまをご奉安させていただきます。
先日は初めての御講ミーティングが奉修されました。
本当に素晴らしい場所で、すでにGoogle Mapにも登録されています。
是非、スリランカ、そして世界遺産・ゴール市を訪れた際にはお参詣ください。
国際的なご弘通は本当に大変です。
宗門から福岡御導師がお預かりするスリランカのご弘通費はほぼ出張費のみです。
インド教区は年間5万円、ネパールに予算はありません。
国内も大変な中ですから、貴重な浄財をお預かりすること、本当にありがたいです。
しかし、国際弘通を初代日博上人からの命題といただく妙深寺はさらに精進させていただきたい。
教務、ご信者の皆さまのご理解と尽力は、もはや言葉に表すことも出来ないほど甚大で、こうしてご弘通の基盤がそれぞれ整って参りました。
昨年はスリランカ信徒の日本横断で、心ある御導師、ご信者さまから大変なご支援をいただきました。
「妙深寺スリランカ・ゴール親会場(HBS GALLE BUDDHIST CENTRE)」
このような法城を建立させていただき、ご弘通の灯火を決して絶やすことなく、前進させてゆくことだけが、報恩のご奉公となります。
貴重な浄財をお預かりしながら、衰退する、減少する、名ばかり、形ばかりになることは本当に許されません。
そんな甘い時代ではないから。
バブルを引きずっていてはならないし、旧態依然の感覚、言葉だけではダメなんです。
宗門ではいろいろなところで海外のご信者さんやご弘通に触れられている文章を拝見します。
こうしたお言葉を受け止めて、これからもみんなで頑張らなければなりません。
スリランカ、インド、ネパールは、必ずや互いに結びつき、未来に輝きます。
壮大すぎるけれど、座軸が変わるくらい大切なご奉公でした。
また、日本のみんなが「リトリートセンター」としての、スリランカ、インド、ネパールを楽しみに、訪れていただきたいです。
とにかく、この20年間でたどり着いたゴール市というゴール(笑)。
生きているお寺・妙深寺が受け継ぐ命題、肝に命じて、全山を挙げて真剣にご奉公させていただきます。
また、大変なおはからいをいただきました。
ありがとうございます。
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