長野駅に降り立つと特別やさしい気持ちになります。
パブロフの犬、すてきな思い出がたくさんあるからでしょうか。
改札口で依田さん、高木さんがお待ちくださっていて、ありがたいです。ありがとうございます。
以前はずっと石田さんが待ってくださっていました。同じ場所で。
改札まで来て、切符がどこにいったか分からなくなった時のこと、なぜか思い出します。石田さんも慌ててくださって、無事に通過して笑って。
柴山局長も、どれだけ長野までご奉公くださったか、分かりません。長野でのご弘通、法城の護持、ご奉公の統合を、深く理解し、強く願って、支えてくださいました。
10月におられた局長が、今はいない。無常を感じながら、だからこそ今回も出会いを噛みしめて、ご奉公させていただきました。
長野でのご奉公は、本当にありがたいことばかりです。
昨日は前住職として年に一度の特別御講を奉修させていただきました。
本晨寺の皆さんと再会できる喜び。ありがたいです。
来るたびに、発展している感じです。美しく整備され、生きたお寺として脈々と地域に息づいている。
昨日は特別御講と記念植樹も行いました。桜の木です。
また楽しみが増えました。10年後の創立100周年には大きくなっているでしょう。
この数日、長野県では感染者が0だったとのこと。昨日は数人の方の感染が発表されたようですが、首都圏とは違います。
しかし、残念なことに地方の実情だと思いますが、オープンに検査を受けたり、個々人が感染を公に発表できるような空気では全くないようです。
それぞれの部落や村、地域で感染者が出ると、その人や家族に対して猛烈な誹謗中傷が出たりすると言うのです。とてもPCR検査どころではないと。
自宅に引きこもるしかない隠れた感染者、病状がひどくなりどうしようもなくなった人が、どうしようもなくなってから病院へ行くという、とても悲しい事態が起こっていたようです。
こういう雰囲気というか、事態になることは容易に想像できたはずなのに。
感染者への差別を生まないために、幅広い検査体制を構築し、診察も、診察後の治療方針、自宅療養も、入院治療も、オープンに、公平に、できたはず。
ほんの数人という感染状況では、感染したことを公表するなんて、恐ろしいことだと思います。
いい面で想像力を働かせて、あたたかい目と心で、新型コロナウイルスと戦い、これを克服してゆかなければいけないと思います。
長野で朝を迎えました。
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