2021年2月18日木曜日

毎日が奇跡体験












数日間、京都でご奉公させていただきました。


朝から慌ただしく京都に帰り、海外弘通特別委員会、米国教区弘通促進委員会、HBS国際弘通支援ご奉公準備会議、高祖御降誕800年慶讃 全国統一口唱会、海外弘通スクール、そして長松寺の夜のお総講。


緊急事態宣言下、怒涛の京都でした。


所管する重要な会議や講義、法要、ご奉公、どれも重い責任で、息をする間も惜しいほどでした。


それぞれ滞りなく無事に終わり、安心したのがドッと疲れが出ました。何よりも長年懸案であった事柄に道筋がつけられたこと、その第一歩を踏み出せたことが本当にありがたいです。


正解でなくても答えを出さなければならない時代。正解を探している間に何もかも亡くなってしまう。今の答えが必要。とにかく、これまでのように先延ばしする余裕はないから。


海外弘通特別委員会は、ブラジル、韓国、台湾、米国、オーストラリア、スリランカ、イタリア、フィリピン、インド(ネパール)と、本門佛立宗の海外教区の代表が出席して協議する国際会議です。コロナ禍の国際弘通。各教区の奮闘に心から随喜いたしました。


今回、特に米国教区長、オーストラリア教区長であらせられた長谷川日堯御導師ご遷化後、巨大な存在を失ったそれぞれの教区のご奉公体制について協議しました。大きな試練であり、転換点でもあります。


海外弘通スクール、第一回目の講義は福岡日雙御導師にお願いいたしました。第一期生は特待生3名を含めて総勢12名。海外弘通に必要な信心と教養、教学を養っていただきます。


すぐ目の前にあった危機。ご理解いただくことは難しいですが、海外教区の弘通基盤を護持するためには後継者の養成が不可欠であり急務です。はからずも長谷川御導師のご遷化で危惧は現実となったのです。とにかく、この一歩を踏み出せただけでも有難く思わなければ。


先住が言っておられました。御法さまと、歴史が見ていることを意識してご奉公しなさい。そのとおりだと思います。宇宙誕生以来、真実は負けたことがない。今だけ見てはいけない。泣きながらでもいいことをせよ、悪いことはするな。


夜、長松寺のお総講を勤める頃には全身から力が抜けていました。


クタクタになりながら、ご信心をしていると、毎日が神秘体験の連続だと思い、ひとり癒されていました。


お祖師さま、日蓮聖人の799年目の御降誕の日、2月16日の朝、本山宥清寺の本堂で高祖御降誕800年慶讃 全国統一口唱会が奉修されていました。全国、全世界の佛立教講が本山のご宝前とオンラインで結ばれます。


京都はどんよりと曇った空でしたが、口唱会の終わる直前、ピカーっと本堂に中が明るくなり、驚きました。9時前なので朝日が射し込むという時間ではないのですが、そういう光に似ていました。


不思議なこと、ありがたいことだなー、と思いながら、全国、全世界の方々の心が一つになって、こうした現象(現証)を見せてくださっているのだと思い、さらに有難くなりました。


本当に、毎日が奇跡体験です。きっと、皆さんもそうだと思います。溢れる奇跡に気づけるように今日も生きて参りましょう。


御教歌

「信なくば 汝がまなこには見えざらん  まことのゝりの花のいろ香は」


ありがとうございます。

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