祝日の昨日は住職による巡回助行をさせていただきました。
少しでも皆さんの心に近づけたらと誕生日のビデオメッセージを作ったりしていますが、実際にお会いする有難さは半端ではなかったです。
それぞれ懐かしいご宝前、御戒壇、ありし日の賑やかな御講席を思い出し、近況から懐かしいお話まで話題は尽きません。
お助行は愛情パトロール。大勢の集まりは出来ませんが、家族のような少人数のお助行です。ありがたいです。
オンラインのお参りだけではなく、妙深寺ではコロナ禍をバージョンアップや原点回帰、より良いご奉公に改良してゆく機会と捉えています。
特に今年は「巡回部御講」や「巡回助行」をご奉公の柱に据えて、不特定多数の集会は出来ませんが、個々の関係を深く、太くするご奉公を目標としています。
正しく佛立菩薩行が出来ていないことはとても残念なこと。「来て」ではなく「行ッテ」の精神で動く時。
どのような世界になっても、功徳は積める。どれだけ時代が変わっても、ご奉公は出来る。
「歓んで参詣し、喜んで聴聞し、喜んで身を労し、供養をなし等、其の行者の志の厚薄にありて、其の財の多少によらず。唯御法の為に惜しまず、喜んですれば其の功徳、虚空に及び十方に周し」扇全11巻315頁
『宗風』六「喜捨」
「喜んですれば其の功徳虚空に及び十方に周し」のみ教えに則り、磨けば光を増す喜捨の行に徹し、我執を超え、労をいとわぬ信心前を錬磨する。
コロナがもたらす禍(わざわい)。長い自粛生活で心身ともに疲れ切った、すり減った、なんとも寂しい、なぜか悲しい、つらい、という方がたくさんおられます。
住職の巡回助行も毎月コツコツと積み重ねてゆきます。御講師による巡回助行も、教講みんなで愛情パトロールに努め、お助行を実践していきましょう。お助行を受けるだけではなく、お助行に行ける人を目指しましょう。
雨ニモマケズ、行ッテの精神と実践が功徳を積む道です。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
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