終わってみると10年間で一番暖かく、穏やかな3月11日でした。
東日本大震災 10年 慰霊法要。
陸前高田のキャピタルホテル1000さまにご協力いただき、10年間で最も御縁の深い地域、背後には高寿園、小泉公民館、一本桜、そして防潮堤の向こうの海を見つめながら、ご回向の一座を勤めさせていただくことができました。
新型コロナウイルスのこともあり、県外者として絶対的に接触を避けながらご奉公させていただきました。
ひっそりと、ささやかに、と思っておりましたが、思いがけず気仙沼 清護寺の小原日諭御導師が、橋本勝男さまとご一緒に参列くださいました。
今朝、石巻の美紗子さんからメッセージをいただき、その言葉をかみしめながら準備していました。
準備中、福田さんと柴田社長ご夫妻も来てくださいました。かさ上げされた街、ご自宅、エアストリーム、校庭、サッカー場、閑散とした宅地を眺めながら、福田さんの今の心情、感慨をお聞きすることが出来て、本当にありがたかったです。コロナが落ち着いたらリビングの掘りごたつで朝まで語り合いたいです。
大船渡から新沼さんも来てくださいました。ありがとうございます。
9年前、2基の大塔婆を建立くださった常陸大宮の橋本建設 橋本義昭社長も駆けつけてくださいました。
そして、この数年、毎月この地を訪ねてこられた西木社長。西木社長がずっとご祈願されている昴親くんとお母さまをご紹介くださいました。教区御講でお話くださった方です。お母さまがポロポロと涙を流してご挨拶くださり、心から感激いたしました。
14時46分、1分間の黙祷。空いっぱいにサイレンが鳴り響き、胸がいっぱいになり、こぼれました。
そのような10年目の3月11日を過ごさせていただきました。
小さな小さな一座でしたが、ライブ配信を終わってみるとすでに1000回以上視聴いただいています。皆さまの深い想いを感じました。ありがとうございます。
清翔師と清信師の鉄壁のご奉公で、法要も配信も無事に完了いたしました。長男もご奉公に加わることが出来て、とても嬉しかったです。
大きな夕陽に照らされながら、横浜へ向かって走り出しました。
https://youtu.be/hkVon_PfQsk
0 件のコメント:
コメントを投稿