2021年7月18日日曜日

宗旨替え












もはや、人類全体の宗旨替えが必要。


ドイツで発生した大洪水は熱海の大惨事をはるかに上回る恐ろしさとなっています。死者150人、行方不明者1000人超。懸命な、途方もない救出活動が続けられています。


独ボン近郊のアールワイラー郡では携帯電話も通じず、約1300人と連絡が取れない状態とのことです。


https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-15/QWAMBPT0G1KW01


heute 19:00 Uhr vom 15.07.2021


わずかこの数年の間に、直近では日本の熱海、そしてドイツやベルギーの大洪水、ブラジルでもスリランカでも中国でも台湾でも破壊的な大洪水が発生して、多くの人命が失われています。


地球温暖化と気候変動の激甚化が影響しているに違いありません。


今後も「ゲリラ豪雨」は増え続けます。それぞれ対策をしていますが全て対症療法に過ぎません。


人類の活動は恐竜を滅した巨大隕石の衝突と同じインパクトを地球に与えています。


巨大隕石。もはや古代から続く治水や灌漑の歴史や概念とは別次元。自業自得。追いつくはずもありません。


さらに今後、恐ろしい天災、恨めしい人災が発生してゆくことを覚悟しなければならないのだと思います。


追い討ちをかけるように、621日、NASAが研究レポート『Nature Climate Change(自然気候変動)』で、2030年代までこれまでの34倍の洪水が発生するという予測を発表しました。


主な要因は人間にはどうすることも出来ない「月」の軌道です。


いま、地球規模で氷河が溶け続けており、海水面の上昇はもう元に戻りません。


これに加えて2030年代に入ると月が地球の潮汐に影響を強く与える軌道に入り、満潮時には高潮による洪水が頻発すると言うのです。


2030年代までに記録的な洪水が起きる恐れ。月の軌道の揺れと気候変動の相乗効果が原因

https://news.biglobe.ne.jp/trend/0716/kpa_210716_8462460881.html


10数年後の世界。子どもたちが生きる世界は、大人たちが壊した危険な世界になってしまうのでしょうか。そんなことは許されないはずです。


気温が1度上昇することと、海水温が1度上昇することは、全く違います。


気温の1度の変化には耐えられても、お風呂の温度が1度上がれば入っていられなくなります。水の中で生きる生物にとって水温の1度上昇は死滅を意味します。


いま、自然界ではとんでもないことが起き続けています。


ジェネレーションZ。「ジェネレーションZZ世代)」は1996年から2014年までに生まれた世代を指す言葉です。 あちこちで、彼らの可能性、彼らの価値観、彼らの行動力に期待する声が聞こえます。


老獪とか老醜とか、年を重ねた人を悪くいう言葉があります。人類の危機に対応できない、対応しない今の世界は、老獪で、臆病で、欲深い大人たちが作り上げているもの。そうした大人たちに任せていては地球に住んでいられなくなるというのです。


たしかに。経済をはじめ何もかも、この枠組みを変えなければ間に合いません。老獪な大人が集まって国際的な枠組みを作って発表したりしていますが現実を見れば欺瞞のように見えます。


Z世代はこれからこの地球に60年以上住む人たちです。


世界中のZ世代。この人たちのために、この人たちの声を聞いて、この人たちの価値観から、新しい政治や経済や思想や宗教を考え、行なってゆくべきではないかと思っています。そうすれば多くの問題は一気に解決すると思うのです。


大人たちの嘘、虚構、虚勢、愚かさが目について、辟易したり、冷めたりしています。


Z世代だけではなく、ミレニアム世代も、ジェネレーションXも、Yも、みんなで、つまらないことはやめて、もっと楽しいことを夢見て、想像して、やってゆきたいですね。


地球を最幸のバランスにする。


価値観の大転換、人類丸ごと宗旨替えをするくらいでなければ地球から追い出されてしまうように感じます。

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