2022年2月7日月曜日

「100分de名著」日蓮の手紙、絶対視聴のオススメ!
















100de名著」日蓮の手紙、絶対視聴のオススメ!


ついに今夜の放送となりました。

NHK Eテレ「100de名著」

日蓮の手紙(1)「人間・日蓮の実像」

27日(月) [Eテレ] 午後10:25


妙深寺では460冊を購入して、すべての幹部、お役中、教養会の役員、教務、寺内家族に配布いたしました。


高祖ご降誕800年慶讃のご正当年、ご正当月にあたり、この機会を最大化させていただきたいと思います。


あらためて、そのご生涯、その慈悲深い人物像を学ばせていただけるのです。本当にありがたいです。


下記、番組の内容です。


「日蓮の手紙を読むと、彼が法華経の中に見出した神髄がにじみ出ている。一人ひとりの生命の絶対的平等性と尊厳性を徹底的に擁護し、その可能性を引き出すことを教えた法華経の人間観。それは権力にとっては都合が悪く危険なものだった。日蓮は、経文の通り迫害を受ければ受けるほど自身の正しさが証明されると感じ使命感を深めてた第一回は、日蓮の生涯や人となりを紹介しながら、法華経を根幹にした彼の深い人生観に迫っていく。」


下記、NHK番組HPに掲載されている「プロデューサーAのおもわく」です。


「日本がかつてないほど大きな社会変動に直面した鎌倉時代。宗教界にも大きな革命が進行していました。それまで貴族階級や知識階級の独占物だった仏教を庶民のもとへひきもどし、苦悩に沈む全ての人に救済をもたらそうとした宗教者が続々と登場。その代表格の一人が日蓮(1222-1282)です。


法華経こそ末法の時代を救う最高の経典であることを確信した日蓮は、二度の流罪をはじめとする迫害にも屈せず「法華経の行者」としての生涯を貫きます。法華経に基づき一人ひとりのいのちの絶対的平等性と尊厳性を根幹に据えた日蓮の教えは、その後の日本の文学や思想にも多大な影響を与え続けました。20222月には生誕800年を迎え、新たに読み直しも始まっています。そこで、番組では、日蓮の思想や人間像が最も端的に現れているとされる「手紙」にスポットを当て、日蓮の思想の根幹やその現代的な意味について解き明かしていきます。


日蓮は、不幸にも、明治から昭和初期にかけて「国家主義」と結び付けられ、過激な国粋主義のイデオローグとしてのイメージを植え付けられました。しかし、これは一面的な見方です。弟子たちそれぞれの心に寄り添いながら、あるいは励まし、あるいは叱咤し、あるいは悲しみを共にする日蓮直筆の手紙を読むと、知られざる、等身大の日蓮の姿が鮮烈に浮かびあがってきます。宗教者としての覚悟、権力の横暴への冷徹なまなざし、苦悩にあえぐ人々への限りなき慈愛、職場や家族関係で生じた葛藤への細やかなアドバイス……。日蓮の手紙を深く読み解いていくと、「苦悩をどう乗り越えていけばよいのか」「人間が一番に大切にしなければならないものとは何か」等々、私達現代人の心を揺さぶる問いをつきつけられます。仏教思想研究家の植木雅俊さんは、日蓮の手紙の最大の魅力は、「相手に応じて、文体、文章、表現を自在に変えながら、徹底的にその人自身に寄り添うことを考え抜いている」ところだといいます。


新型コロナ禍における人々の分断、身も心も何かに追われ生き方を見失いがちな競争社会……なすすべもない苦悩や悲嘆に直面せざるを得ない現代にあって、「日蓮の手紙」を現代的な視点から読み直しながら、「人々に寄り添うことの大切さ」「苦難に立ち向かう勇気」といったテーマを掘り下げ、「人間はどう生きていけばよいのか」という根源的なテーマを考えていきます。」


門下の子弟はこの機会を逃してはなりません。


是非、一人でも多くご視聴ください!書店でも販売されていますが、妙深寺の受付にも在庫がございます。声をかけてください。


よろしくお願いいたします。

南無妙法蓮華経

ありがとうございます。

長松清潤拝、

0 件のコメント:

ガマゲさんのお参詣

ご弘通は一日にして成らず。もう一つ。3月末、スリランカのガマゲさんが妙深寺にお参詣してくださいました。 2006年、今から18年前にもなりますが、一緒にお助行に巡ったこと、今でも鮮明に記憶に残っている素晴らしい思い出です。コロンボ市内はもちろん、ゴール、カタラガマ、アヌラーダプラ...