2026年1月31日土曜日

涙の得度式

 











涙の得度式


本日、京都伏見妙福寺ご宝前において、松本信くんの得度式が奉修されました。もう、涙、涙で、泣けて、泣けて、仕方なかったです。


なぜ、泣いたのか。なぜ、泣けるのか。


言葉になりません。万感胸に迫るし、想いが募るし、湧き起こるし、どうしようもないです。


信くんはお師匠さまの松本現薫ご住職から僧名をいただかれて、「現咲(げんしょう)」となりました。


今年は松本御導師の七回忌、ご遷化から6年。岸さんが言ってくれていたとおり、あの時、「じいじ、死なないで、お勉強するから、言うこと聞くから、お看経するから」と泣いていた信くんが、こんなにも立派になって、佛立教務道を志してくれています。


簡単なことじゃない。複雑な気持ちもあると思う。もしかしたら、決意や覚悟以上に、期待に応えたい、応えてあげよう、という想いの方が強いかもしれない。


でも、それも含めて、命あるかぎり、彼のそばに寄り添って、彼の命と時間と人生を大切に、育てていきたい。松本ご住職より得度親を拝命し、そのように思っています。


去年8月、一緒にスリランカに行って、プールサイドで話をしたり、一緒の部屋で寝たりしたことが懐かしいな。松本御導師のことばかり考えていたけれど、本当に、本当に、うれしいです。


得度式ではお看経で涙が溢れてきて、止まらなくなりました。ご挨拶も上手にできなかった。似て非なる者が増え、本物が少なくなり果てた時代、新たな志を立て、人生を捧げる新発意。


岸さんのご挨拶の「おじきー」で号泣したし、母親である裕歌さんのお話にしみじみと感激し、感服し、涙しました。裕歌さんのお話、全部は伝えられないけど、記憶を辿って書いてみます。


「私はご信心と無縁のところから嫁ぎ、嫁ぎ先がお寺だからお掃除をするのかな、お葬式のお手伝いをするのかな、と思って嫁いできたけれど、中に入ってみたらとてつもない責任と皆さまの人生を預かる場所だった。いま生きている人たちだけではなく、亡くなられた方々の想いも詰まった場所を預かっているという責任があります。


もし、信が、実家がお寺だから仕方なく得度すると言うような気持ちだったのなら、私は離婚してでも反対しようと思っていた。そんな気持ちが通用するような場所ではない。でも、彼は子どもの頃、学校の先生になりたいと言っていた。大切なことを伝えたい、教えたいという想いからだった。ネパールに行って、御講師たちと一緒のご奉公をさせていただいて、本門佛立宗の教務さんはみんなと一緒に汗をかきながら大切なことを教える仕事だと分かった。だから、教務としての道を歩みたいと思えたと言った。それを聞いて、私はありがたいと思いました。」


「一からやり直し」と松本御導師がご遷化直前に言われました。本当に、現状はなかなか希望が持てません。世界的にも、社会的にも、宗教界も、希望を見出すことは難しい。


今日、伏見の妙福寺は174名のお参り。しかも、信くんの周りには圧倒的な人数の子どもたち、親戚たち。みんなが信くんを取り囲んで、涙を流しながら感動し、未来への菩薩行を誓ってる。次男もその輪の中にいて、嬉しく思いました。すごいエネルギーの若い集団です。


長松家の長女、薫おばちゃんの存在を感じました。こうして、これほどの若い親戚が一丸となっていること、むちゃくちゃ仲良くて、団結してる。未来は果てしなく明るいです。


変な言い方だけど、この世界は生きている人しかいない。人間は、頑張っても100年前後で死んでゆく。ということは、ずっと受け継いで、ここまで来ている、受け継いで、この世界を構築しているということです。


自分しか見えない人が自分勝手な生き方をしても、天は見ています。その時は人を騙せるかもしれないし、酔っていれば自分も誤魔化せるかもしれないけれど、真実、御法には通用しない。


人生は中継ぎ。先発投手でも、リリーフエースでもなく、結局は中継ぎである。そう先住は言っておられました。最近、つくづく分かります。


いい中継ぎをしたいと思ってきましたが、今日はとても嬉しくなる、最高のご奉公でした。信くんは高校生になります。ここからまだ学業に専念し、井の中の蛙にならないよう、多くの友人と交わり、世間の荒波にも揉まれて、人間力を豊かにしてもらいたい。そう願っています。


妙福寺には信くんのクラスメイトや幼稚園、小学校、中学校の先生、有縁の御導師、ご住職、御講師、ご信者の皆さまがご参集くださり、本当にありがたかったです。


なんと白井貴子さんとホンチさんが駆けつけてくださり、子どもの頃からよく知っている信くんのためにご挨拶くださいました。信くんのために名曲「Chance!」を歌ってくださいました。すごい果報者ですー。


涙、涙の得度式でした。素晴らしい未来を感じさせていただきました。


信くん、いや現咲師、おめでとうございます。


現喬師、おめでとうございます(涙)。宇宙誕生以来、真実は負けたことはない。一からやり直し。がんばります。


ありがとうございます。

2026年1月29日木曜日

まじめに、まともに、いきましょう

 



権力の座につくと、真実でないことを真実のように述べる人が増えていきます。本当に愚かで、虚しく、悲しいことです。


しかも厄介なのは、愚かな人ほど自分を愚かだと思っていないという点です。彼らは嘘を嘘と感じません。むしろ「これは正しい」「世のためだ」「筋を守る」と思い込み、正義の言葉で飾りながら平然と現実をねじ曲げてゆきます。つまり、「愚かさ」はしばしば「正しさの仮面」をかぶって現れるのです。


だからこそ、忘れてならない、常に思い返すべきことがあります。


それは「真実は消えない」ということです。


一時的に事実や真実を覆い隠せても、現実までは消せない。記録は残り、矛盾は積み重なり、被害や痛みは消えず、最後には必ず露わになる。


「歴史は勝者が作ったもの」と言われます。確かにそういう面もあります。しかし、歴史は作られることはあっても、永遠に偽り続けることはないのです。それこそ歴史が証明しています。

照らされたものだけが歴史ではなく、隠されたものもまたいつか照らされるのです。


一人の人間など100年も生きません。大半がその前に世を去ります。永遠に生きるかのように振る舞えば、死後に闇堕ちするだけではなく、後世に汚名を残すことになるのです。


愚かな者は愚かと言われ、真実を貫いた者は真実として受け継がれる。恐れずに真実を積み重ねましょう。先入観、思い込みや偏りや慢心や妄信から離れて、しっかりと御法さまに向き合って、普遍の道を歩みましょう。


天は見てくれています。

針は常に天極を指しています。

2026年1月28日水曜日

HBS Nepal, Samundradevi School for Akira Obara Memorial

支援活動を続けているネパールの学校。アキラくんの追悼碑、バレーボールコート、立派に完成いたしました。

ありがとうございます。

2026年1月27日火曜日

ヒロトさんの歌声@横浜ラグーン


今年も早1ヶ月が過ぎようとしております。1月21日、横浜ラグーンの放送をさせていただきました。


年末にお寺でお会いした視覚障害のリスナーの方とのこと、うつや不安障害を抱えた公務員ランナーさんからの切実なお便り、小田原からのお便り。


「冬は必ず春となる」


季節の移り変わりの中で、いい兆し、いい前兆を見つけてもらいたいと思います。自分軸を見失わないこと、自分の心を磨くこと、大切にしていただきたいです。


兄弟間の相続の問題も本当に悲しく、苦しいと思います。家族を幸せにするために必死に働いて財をなしても、それが原因で家族間が争うなんて、あまりにも皮肉です。そうならないようにしましょうー。


ザ・ブルーハーツの「君のため」とザ・ハイロウズの「千年メダル」、ボーズワードは「辛抱」でした。


ありがとうございます。


ONAIR DATE 2026/01/21 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20260121053000


『こころ仏(ほどけ)る 空飛ぶお坊さんの仏教の言葉47』 

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引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。素朴な疑問、質問、何でも結構です。


番組メールアドレス

lagoon@fmyokohama.jp


下記のサイトから直接FMヨコハマに送ることも出来ます。

是非、お便りください。お待ちしております。

https://www.fmyokohama.co.jp/form/message?p=6504


番組提供

株式会社ティー・エフ・ピー

https://www.tfp.vc


〈 協力 〉

100万人のクラシックライブ

https://1m-cl.com


M&Aベストパートナーズ

https://mabp.co.jp


妙深寺

https://myoshinji.jp/


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2026年1月24日土曜日

原点、帰るべき場所

 



寒参詣から門祖会の会議、布教区の総会、青年会御講、100万人のクラシックライブ、ボーズバー。それぞれに大切なご奉公、無事に終わりました。


なんといっても青年会御講、本当に大切なご奉公で緊張しました。テーマは「原点」にしました。「戻るべきところ」「帰るべき場所」。それがどこなのか、なんなのか。


質疑応答も、本当に内容の濃い質問ばかりで感激でした。あっという間の2時間でした。時代への危機感、共有できてよかったです。すでに似て非なる時代を自覚して生きるべきです。


そのまま第二本堂のカフェ、ボーズバーに移動しましたが、そちらでも大切な出会いがたくさんありました。


明日は日曜日。同じく大切なご奉公が続きます。壮年会、青年会も、泊まりがけでご奉公くださっています。


ありがとうございます。

2026年1月23日金曜日

明日は妙深寺の青年会御講

明日は青年会の初御講。15:00から庫裡の御宝前で奉修いたします。今年から住職の私が青年会の参与となりました。30年ぶりです。よろしくお願いいたします。


青年会のみんなには「なんでも質問してください」とお願いしました。私自身に関する質問のほか、海外でのご奉公の様子や現代社会と宗教について、マインドフルネス、性格診断、AIのことについてなど、すでにたくさんの質問が寄せられていて、ありがたいです。全力で答えていきます。


2026年1月24日(土)15時〜

青年会合同御講

場所 : 妙深寺庫裡


飛び入り参加も大歓迎。庫裡のご宝前です。ぜひ大勢でお参りください。


ありがとうございます。

京都佛立ミュージアム「杉野宣雄 押し花アート展 2026」スタート

 























今日から京都佛立ミュージアム「杉野宣雄 押し花アート展 2026」がスタートいたしました。

今回の展示会では、これまでの杉野氏の押し花人生を象徴する代表作を中心に構成するとともに、特別展示として「祈り ― 仏教とスリランカ」をご紹介しています。

作品集「Nature Graphic  JAPAN」に掲載された大型の作品もたくさん展示されています。

スリランカの草花によって創作された最新作、菩提樹の葉や白蓮、国花ブルー・ウォーター・リリー(青いスイレン)、プリメリアやジャスミン、マリーゴールドの作品は、スリランカの歴史と文化が草花と融合し、独特の輝きや響きを放っています。

今回もスタッフ一同に大変なご奉公をいただいて開催までたどり着きました。先に失礼させていただき、申し訳ありません。心からみんなに感謝しています。ありがとうございます。

是非ご来館ください。

京都佛立ミュージアムは
京都府京都市上京区御前通一条上る東竪町110
https://hbsmuseum.jp/about/

開館時間  [平日] 10時 ~ 16時 [土・日・祝] 10時 ~ 17時
休 館 日  月曜日、展示替え期間
入 館 料  無 料

■JRをご利用の場合
JR京都駅下車、市バス50・101系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分
JR二条駅下車、市バス55系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分
JR円町駅下車、203系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分

■地下鉄をご利用の場合
今出川駅下車、市バス51・102・203系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分
二条駅下車、市バス55系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分

■京阪をご利用の場合
出町柳駅下車、市バス102・203系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分
京阪三条駅下車、市バス10系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分

■阪急をご利用の場合
大宮駅下車、市バス55系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分
西院駅下車、市バス203系統にて 「北野天満宮前」下車 徒歩2分

■京福電車をご利用の場合
白梅町駅下車 徒歩5分

立春の横浜ラグーン

  2月4日、立春の日にFMヨコハマ「横浜ラグーン」を放送させていただきました。おかげさまです。ありがとうございます。 今週は皆さまからのお便りにお答えしました。妙深寺までお参りくださった方、帰り道に心があたたかくなったと感じてくださり、ありがとうございます。体感、体験こそ、生き...