2026年の5月となりました。早いですねー。びっくりします。
4月の最終日も、FM横浜のスタジオで収録でした。ギリギリまでカツカツです(涙)。とにかく、生きているうちは何かができる。
世のため、人のためと言いながら、結局利己実現という哀れな人が多い中で、せめて仏教徒は利他実現を体現したいものです。
妙深寺を支える皆さまに毎月メッセージを送っています。役中テキストに掲載する「班長さん、ありがとうございます。」というものです。
今日の月始総講の御法門に重なる内容ですが、厳しい時代の心の柱、みんなの眼、みんなを乗せられる船として、生きられたなら、ありがたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
『班長さん、ありがとうございます』
ありがとうございます。
開導会、先住松風院日爽上人御二十七回忌法要が迫って参りました。この大きなご奉公を勝縁(より良い人生へ向かう、力強く尊いご縁)にいたしましょう。
数年前に「勝ち組」「負け組」という言葉が流行しましたが、今や社会全体で圧倒的な格差が開き、ほんの一握りの富裕層と若者を中心に生活の安定しない苦しい立場の方々に分かれてしまっているようです。日本だけではなく世界中がそうなっています。
世界も日本も政治や経済、社会のリセットが行われている真っ最中で、今年から数年は大混乱、大波乱が続くと予想されています。
断固として負けるわけにはいきませんし、むざむざ溺れるわけにはいきません。混沌とした悪世末法の中、人びとが、迷い、苦しみ、悩む時こそご信心です。そのために上行菩薩は御題目をお授けくださったのです。
お祖師さま・日蓮聖人は『開目抄』に、
「我日本の柱とならむ。
我日本の眼目とならむ。
我日本の大船とならむ。」
と、ご自身の「三大誓願」をお記しです。
混乱する世界の中で、誰もが心の柱を失い迷っている。誰もが何が正しくて何が間違っているか、正しい指標を見失って盲目になっている。誰もが時代の濁流に飲み込まれて、溺れそうになっている。現代では「日本」を「世界」と読み替えるべきでしょう。
私は世界中の人びとの心の柱になろう。
私は人びとの眼(まなこ)になろう。
私は人びとを救う大きな船になろう。
お祖師さまの大変なご覚悟、ご決心です。本化の菩薩として、何としても一切の衆生を救わなければならないという身命を賭した決意なのです。
法華経の勧持品第十三、
「我、身命を愛せず、但だ無上道を惜しむ。」
というお経文のとおりです。立教開宗記念の一万遍口唱会で、お祖師さまの御意の一端を思い返しておりました。
御教歌
「思へ人 祖師御出世のなかりせば 御題目は誰が手よりきく」
しかし、当然ながら、お祖師さまに比べて私たちはとても弱いです。お祖師さまほどのご覚悟も決心も持てず、私たち自身も心迷い、指標を見失い、溺れそうになっているかもしれません。
だからこそ、この度の先住のご年回は大変重要な世界の曲がり角、大転換点に、ご信心やご奉公を見直す大チャンスをいただいたものと思うのです。油断していたら私たちも末法悪世の中で溺れてしまいます。
御題目によってどれだけ心が救われるか、ご信心している者であれば、分かるはずです。
御教歌
「しるや人 しらぬやあはれ妙法に もたれ唱ふる心やすさを」
御題目を唱えている人を見つける。御題目を唱えている人を、御法さまは見つけます。
御教歌
「一人来て 独(ひとり)帰らむ道なるを 妙法五字にともなはるとは」
ご奉公の「不成就」とは「何もしないこと」。成就したと思ってもしていないことがあり、成就していないと思っても成就したと御法さまが褒めてくださることもあります。大切なことは真心を込めて積功累徳のご奉公に励むことしかありません。
あと一ヶ月で開導会、先住松風院日爽上人御二十七回忌法要です。一人でも多くの方に声をかけ、ご信心の改良と増進ができるようお勧めいただきたいと思います。



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