2009年5月4日月曜日

小さな花たち

 いよいよ、5月がスタート。あっという間にゴールデンウィーク。あまり、私たちには関係ないが、世の中はお休みの方が多いらしい。
 スタートダッシュをしようと思っているところに、1日の朝から「横浜市の高校生が豚インフルエンザに感染の疑い」という報道が出て、少々驚きながら月始総講を迎えた。立正安国論の御正当年、いろいろ、ある。当たり前だが、病院は横浜市民病院。妙深寺から車で5分程度、距離にして2~3キロしか離れていない。「ついに」という気持ちになった。メキシコ発の新型インフルエンザが、これもあっという間にこれ程近くまで来るとは。翌日、感染の疑いなしということで、ホッと一息。過剰報道は気になるが。
 いま、本堂は、スッポリとシールドに包まれている。開導会に間に合うようにと、外装修復工事をはじめて6月中に完成する予定。私たちの法城。みんなの妙深寺。昭和46年に竣工した本堂。大切に大切に、護持させていただきたい。今回は、特に、外壁の亀裂や浸食などをチェックしながら修復してゆくことの方がメイン。その上で丹念に塗装をしていく。現在、すでに下地から第一段階の本塗装がはじまった。
 妙深寺の境内地に咲いている花の写真を撮ってみた。気をつけてみてみると、大きな桜の木や藤棚だけではなく、この時期は小さな花も愛おしく、愛らしく、精一杯咲いている。綺麗だ。見事だ。
 5月1日は、月始総講に引き続き、協議会、教務会。教務会の後で、2月に結婚した清康師と綾子ちゃんから教務部と清和会(御講師方の奥さまたち)にご供養。御礼の気持ちを込めて、ということだった。みんなで一緒にいただいた。お志、ありがたい。ますます元気に頑張って。
 2日の朝、いま藤村さんが連れ参詣されている方とお話ができた。お仕事の関係でお世話になっている方のご子息とのことで、私より少し若い方。ご結婚もされており、お子さんもお二人いるのだが、今は身体と心のバランスがうまく取れずに困っているようで、ご両親から藤村さんにお話があり、「ぜひ、お寺に行ってみよう」ということで、1週間のお参詣をしているとのこと。ご両親から、それだけ信頼していただいている藤村さん、すごいなぁ、と思いつつ、私もその方のお力になりたいと思った。お話を聞きながら、とにかく、この御題目は心の薬、頭を使う必要もない、足を運んで、口を使って、唱え重ねていただきたい、とお伝えした。いろいろと、お話を聞いて嬉しかった。いつものように、出されているお薬の処方箋を見せていただきながら、状態を推し量りつつ。必ず、現証の御利益をいただくはず。これまで、何人の方が、同じ状態から、あっという間に心のエネルギーを取り戻したか。
 2日、そのまま、お見舞いに行かせていただいた。お見舞い。重篤な、もう、最期の日がすぐそこに迫っているような状態にある方と、どうしてもお話をしておきたいこと、お聞きしておきたい言葉がある。お会いできてよかった。やはり、励ますよりも、こちらが励まされた。ありがとうございます。本当に(涙)。
 次から次へ。メールを読ませていただいたり、返信を書かせていただいたり。あっという間に4日?え、はやっ!今日、4日は京都・長松寺の御総講。18時スタート。ぜひ、お参詣を。お会いしましょう。今日という日は、二度と無いから。永遠の中の一瞬。決して、戻らない、今日という日。本当に、あらゆるものが「レア」であり、だから「有難い」。

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