32日間におよぶ妙深寺の夏期参詣が本日をもって終了いたしましたー。
日々にお参詣、ご奉公いただいた皆さま、ありがとうございました。心から御礼、随喜申し上げます。
きっと、たくさんのお計らいをいただかれると確信しています。
8月の妙深寺報の表紙はサンマリノ共和国でのテープカットの写真でした。
7月1日はサンマリノ出張で住職が不在でしたから、8月号はしっかりとサンマリノ共和国での報告記事を掲載させていただきました。
裏表紙は同じく京都佛立ミュージアム「トランクの中の日本 ~戦争、平和、そして仏教~」展のお知らせです。
この夏、NHKでも「“戦争と平和”を考える」と題した番組が放送されています。
すでに終わってしまった番組もありますが、ご覧いただきたい秀逸な番組ばかりです。
「“祖父”が見た戦場 ~ルソン島の戦い 20万人の最期~」「映像の世紀プレミアム 第10章 難民 希望への旅路」「“駅の子”の闘い ~語り始めた戦争孤児~」など、観た方がいいというよりも、観なければならない番組ばかりだと思います。
そして、昨夜22時から放送された「“悪魔の兵器”はこうして誕生した ~原爆開発・科学者3千人の「心の闇」~」は、言葉を失うほど、目を逸らし、耳を塞ぎたくなるほど、人間という恐ろしい生き物の「闇」を見せつけられました。
本当に、人間には魂の手綱が必要です。
「マッド・サイエンティスト」という言葉もありますが、そんな特別な壁もなく、政治家や科学者たちが一線を超えてゆく事実が、丁寧な取材や証言、発掘されたフィルムやテープやファイルを基に、淡々と、詳細に語られました。
そして、広島と長崎に原子力爆弾が投下され、あっという間に20万人もの人びとが亡くなって。
ヴァネヴァー・ブッシュやロバート・オッペンハイマーなど、原子力爆弾の開発と投下を推進した者が、核兵器が恐ろしい兵器であればあるほど、むごい兵器であればあるほど、人間は戦争の愚かさを知り、戦争を避けるようになる、と語っていたことを知り、また身の毛のよだつ思いがしました。
この、そもそも破綻した論理から、はっきりと抜け出さなければならない。
8月15日には「ノモンハン 責任なき戦い」が放送されるそうです。
残念ながら、平和は戦争からしか学べません。
この夏、重たいテーマではありますが、みんなで戦争と平和について考えましょう。
とにかく、妙深寺報の表紙に蓑田さんに登場していただき、ありがたいですー!
夏期参詣中、松風会(65才以上のご信者方の会)による納涼文化祭が行われ、クリエイティビティ溢れる作品が展示されていました。
SLから手製バック、苔玉、書、水彩画、貼り絵、フラワーアレンジメント、すっごいアーチストばっかりだー。
今年の夏期参詣は「平成最期の夏!お寺で朝活!佛立家族とリフレッシュ!」と題してご奉公させていただきました。
世の中を見てみると、毎朝たくさんの方々がお参詣になるお寺はなかなかありません。本当に、ありがたい。
本当に、ありがとうございました。
明日の朝はネパールに帰国するダハール清天師が御法門させていただきます。
夏期参詣が終わっても、引き続きお参詣させていただきましょうー。
夏期参詣終了後のお参りは、さらに功徳倍増ですー。
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