パンデミックの中、ネパールからも続々とご奉公の報告が届いています。
現在、妙深寺の国際教務部は、スリランカにディリーパ良潤師とハシャーン清嵐師、ネパールにダハール清天師、インドにカドゥカ清地師、来年の春まで本山で修行中のコレイア清行師という体制でご奉公いただいています。
課題もありますが、それぞれ素晴らしいご奉公をしてくれていて、嬉しい報告がたくさん届きます。
こちらが忙しすぎてご披露できず、本当にもったいないことをしてしまっています。宝の持ち腐れ、申し訳ありません。
生きたお寺・妙深寺。With / After コロナの時代でも、日本はもちろん、海外でのご奉公を支え、進めてゆきます。
先日、リモート研修で講義を担当し、海外のご奉公をまとめる機会をいただいたので、最近ネパールの清天師から届いた写真やメールをまとめてみました。
7月17日、開導聖人の130年目の祥月ご命日。ネパールでも別院のご宝前を荘厳し、報恩の一座を奉修いたしました。お参詣の方々から開導聖人のご尊前へお焼香いただき、聖人も驚かれながら大変お喜びになられたと思います。みんなの姿がありがたいです。
4週間前、ビカスのお父さま、ティラク・バハドゥル・タパさんが亡くなられました。HBSネパールの大切な後援者でした。ネパールの葬儀、特に奥地の村では最重要の行事です。
難しい状況もありましたが、お見送りに際し清天師が精一杯のご奉公をしてくれました。写真のように別院でも祭壇を設けて7日ごとにご回向の一座を勤めさせていただいています。
先日、近隣のラマ村に御本尊のご奉安が出来ました。ラマ村はスンカニ村にあるチベット教の司祭が住む村で、7世帯が住んでいます。写真は撮れませんでしたが、夜はグルンガオン家で御講を奉修し、13人がお参りくださったそうです。
清天師は題目塔を中心に近隣の村でお教化となった家々をお助行に廻っています。ありがたいご奉公です。
6月18日、サイリ・タマン女史の家に御本尊を奉安させていただきました。彼女はずっと以前から精神的に大変苦しんでいて、5年前に声を失ってしまいました。人と会話が出来なくなったということです。
ご主人は「南無妙法蓮華経と御題目をお唱えするようになり、彼女の精神状態はどんどん良くなりました。」と話してくれたそうです。それまでの彼女は勝手に家を出て行くと数日間帰ってこないことがあったとのこと。家の中も大変な状態でしたが、そのような行動は全くなくなったそうです。
モンスーンや異常気象の影響もあり、スンカニ村でも例年より強い風、雨、雷があります。妙深寺ネパール別院にある施設も様々に整備を続けています。風雨をさけるために屋根を付けたり、軒下を補強したりしました。
先日、朝のお看経終了後、清天が気付くと外の電線が燃える事故がありました。電気屋さんが来て修理してくれましたが、彼は「通常この焼け方だと火事になっています」と言いました。しかし、ワイヤーが燃えただけでそうはならなかったのです。
私たちは生きてまします御本尊さまに力強くお守りいただいていることを感じました。この出来事は私たちのご信心をさらに強くし、ご奉公の意欲を高めてくれました。どちらにしても電気線を交換する必要があるようです。
8月18日はクオン君の誕生日です。本当に、お祝いしたい。嬉しいです。ありがとうございます。
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