2020年8月9日日曜日

ETV特集「“焼き場に立つ少年”をさがして

 
ETV特集を観させていただきました。
 
しばらく、言葉が見つからず。
 
戦災孤児、被曝孤児の方々の体験と言葉が、胸に深く突き刺さりました。
 
「原爆投下後の長崎を訪れた米軍カメラマン、ジョー・オダネルが撮影した「焼き場に立つ少年」。
近年ローマ教皇によって取り上げられたことで世界から注目を集める写真だ。
しかし、撮影から75年経つにも関わらずその撮影日時や場所は謎に包まれたまま。
番組では米軍が戦後九州で撮影した約4千枚の写真を主な手がかりに写真を多角的に分析。
 
原爆孤児らの証言をひもときながら「焼き場に立つ少年」が生きたはずの戦後の日々を見つめる。」
 
番組の締めくくりはジョー・オダネル氏の肉声、インタビューでした。
 
【米国人記者】アメリカ人として原爆投下直後に街を歩いてどう思ったか?
【オダネル氏】間違いだと思った。
【米国人記者】原爆がアメリカ人や日本人の多くの命を救ったと言う人々に言いたい事は?
【オダネル氏】何も救わなかった。罪のない人々を殺しただけ。私の考えに同意しない人がいるのはわかっている。でも、我々はおばあさんやおじいさん、子供を殺した。
【米国人記者】無意味な虐殺だったと?
【オダネル氏】そうだ。
 
正しく見る、正しく思う、正しく語る、正しく行う、正しく暮らし、正しく励み、正しく願い、正しく止まる。
 
正しくものが見れなくなった人を「謗法の人」という。哀れだ。
 
末法社会に充満する負のエネルギーはすさまじい。
 
いつの間にか引きずられ、とんでもない考えの中に陥ってしまう。
 
目の覚めた人を仏陀と呼んだ。仏陀は大国間の政争や戦争の時代に生きた。高祖も然り。どう生きたか。学ぶべき。
 
正しく見る、正しく思う、正しく語る、正しく行う、正しく暮らし、正しく励み、正しく願い、正しく止まること。

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