ちょうど10年前の6月10日は、全身全霊を傾けて開催させていただいた東日本大震災復興祈願・開導会併せて先住松風院日爽上人御13回忌 報恩記念大会でした。
横浜国立大ホール、たくさんの方々とたくさんの想いを込めた今生人界最大級のご奉公でした。
あの日の想いも誓いも、あの日までの想いも願いも、僕は今でも、今までも、これからも、変わらずに持ち続け、抱き続けてる。
これからもブレずに、萎えず、曲がらず、下がらずに、祈り続け、走り続け、動き続ける。
生き切る。生きている間は可能性しかない。宇宙一の宝物は命。どこを探しても命より尊い宝物はない。
ただ、はかない命は使うから価値がある。宝箱の中にしまっていては価値がない。船は港にいたら一番安全だけどそこは船の本当の場所ではなく、海をゆくことが船の目的であるように、命には与えられた意味と目的がある。
人間に生まれた可能性を最大化すること、それに気づくこと、それを実際に行うこと。
あらゆる命は尊い。鳥も、虫も、犬も猫も、草も木も。ただ、人間は人間にしかない特性と可能性がある。
人間だけが、悪魔にもなれば、仏にもなる。人間を知り、人間として生きる。命を使わせていただいて、与えられた可能性に賭ける。
あと何年か分からないけれど、命という宇宙最高の宝物を大切に、しかも精一杯使わせていただきます。
10年前と今、10年間の命の軌道や軌跡を確認して、また生き切りたいと思います。
髪は白くなり、シワも増えましたが、この宇宙法界の摂理と、仏教の説く教理と、人生で体感する奇跡が、パズルのように美しく重なり、感動の10年間を過ごすことが出来ました。
大切な節目を迎えて、再スタートします。あれから10年。今週末は京都長松寺で開導会と先住の御23回忌法要、来週末は横浜妙深寺で同じく開導会併せて先住松風院日爽上人の御23回忌法要です。
ありがとうございます🙏
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