明日は松風院日爽上人の御23回忌祥月ご命日です。
22年前の6月14日未明、病院に駆けつけた時のこと、焼き付いた記憶です。
朝、最愛の父を腕に抱き、最期のひと息まで見つめ続けました。
あの日、自分の人生が完全に、根底から、変わりました。目が覚めました。本当に。
ありがたかったです。これ以上ないほど、悲しかったけど。
その命をなげだして、目を覚まし、人生の軌道を変えてくださった。
たった一度の人生。振り返ればハチャメチャですが、御法のために、誰かのために、生きろ、使えと、教えてくれました。
生まれ変わり、死に変わりしてきた中では、会社の社長も、映画のスターも、スポーツのヒーローも、大統領も王様も、何度も何度もしてきたんだぞ。
でも、真実、御仏の教えに出値い、人間の本性、人間の愚かさと可能性を知り、因果の道理に目覚めて、人のために生きるようになった今回の人生は、「はじめて」なんだぞ。
今回の命、どうせなら、その生き方を貫いてみろ。ジェットのプロではなく、人間のプロになれ。人間のプロとして生きろ。
命がけで、そう教えてくれたことを忘れずに、明日を迎え、明日からも生きていきます。
ありがとうございます。
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